週末ごとに天候が悪かったりして、およそ1カ月ぶりぐらいに竿を出すこととしました。
私の人生で1カ月近くも竿を握らないというのは、これまであまりなかったような気もします。
2月18日の本日は、朝から暖かい小春日和のいい天気。
潮は小潮で16時26分が満潮ですので、いつもの通り夕方から竿を出しますと、下げ潮狙いとなります。
キャステンングで太目のアオイソメを50グラム購入して、東浜の砂山に向かう途中、東浜埠頭の西側で車を止めて、釣りをしている方々をしばらくの間見ていました。
写真では分かりにくいのですが、御笠川沿いに伸びた堤防や旧チップヤード前には5~6人のルアーマンがいました。
釣れる・釣れないは別として、小春日和には潮の臭いをかぎながら、竿を出したくなるものなのです。
すぐ近くには、アジングと思しきルアーマンがロッドを振っており、近くには赤ちゃんをおんぶした若い女性が海辺を歩いていました。
釣りに行けずに悶々としているご主人を見るに見かねて一緒に付いてきたのかも?と思いつつ、私は若い女性に会釈。
釣りバカの旦那を持つと、こういうこともあるの?と思いながら見ていました。
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東浜の砂山で暗くなるのを待った博多の釣りバカ
東浜の砂山に付いた私はが一番最初にしたことは、仕掛けを作ったり、防寒着を着込むことではありませんでした。
セリエで購入した破損したジッパーに取り付けるジッパープルをバッカンと釣りバックに取り付けました。
バッカン・ロッドケース・タックルバックなどのジッパーは10年もすれば、たいてい塩害でダメになることが多いものです。
防寒着やフィッシングベストやライフジャケットなどのファスナーも、必ず塩害でダメになります。
釣り歴が半世紀どころか、もうすぐ60年になろうかとしている私は、ジッパーが塩害でダメになって捨てた多くの釣り具の記憶があります。
塩害は実は恐ろしく、20代で買ったアルファー社のMA-1だとかNB3すらも、ファスナーがダメになって捨てました。
釣り場について、おもむろに仕掛けを作りました。
左側先端角地には珍しく船が停泊しておらず、釣りやすい状況ではあるのですが、これが良いかどうかは竿を出すまでわかりません。
とりあえず、ハリにアオイソメを刺して探りましたが、全くの無反応。
楽天ポイントで購入したニッシンのヘチリールのストッパーが上手く動かないので、マルチツールでネジの部分を調整することとしました。
ネジの締め具合の微調整がなかなか厄介です。
12月1月と比べると、少し日が長くなった来たのか、6時10分でもまだ明るく、竿を出すには時期尚早という感じです。
博多湾奥で冬に根魚を狙う場合は、夕マズメではさっぱりダメで、完全に暗くならないとアタリすらないことを覚悟しておいた方が精神衛生上ラクです。
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一番最初に釣れたのはトルクフルな引き方をする27センチのタケノコメバルでした!
日があるうちはアタリがないポイントでも、真っ暗になると、様子は一変します。
意図的に浅いタナから深いタナまで探るのが、厳冬期の2月の狙い方の鉄則です。
真っ暗になってから、30分ぐらい前に竿を出いたポイントを探ると、竿先を弾く様なアタリがありましたが、ハリに掛かりませんでした。
厳冬期の時期のヘチの狙い方は、数少ないアタリをモノにするのが鉄則ですから、エサを刺し替えてアタリがあったポイントの手前から探りますと、竿先をたたく様なアタリがあり、一呼吸おいてアワセを入れました。
壁伝いに走るななかなトルクフルな引き具合からハリ掛かりした魚がタケノコメバルであることがすぐに分かりました。
リールを巻いて海面近くまで浮かせて、ミチイトを持って海面から抜き上げたのがこちら。
27センチのなかなかボリューミーなタケノコメバルです。
博多湾奥ではよく釣れるサイズです。
暗くなってからの1投目でタケノコメバルが釣れたので、今日は結構釣れるかも?という思いがしたのですが、それは完全なる錯誤でした。
やはり、今の時期はアタリがほとんどないのが実情です。
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2時間近く釣ってたったの6匹しか釣れない博多の釣りバカ
27センチのタケノコメバルが釣れてから、丹念にヘチを探りました。
浅いタナから結構深いタナまで。
で、27センチぐらいと思しきタケノコメバルがさらに2匹釣れました。
その間に、小さな手乗りアラカブやチビメバルもかかりましたし、20センチ弱のアラカブもハリに掛かりました。
相変わらず40~50センチのボラがウジャウジャいます。
20時を過ぎて、仕掛が根掛かりして引っ張ると切れた時点で納竿としました。
スマホで撮影すると、妙な色合いになりました。
27センチぐらいのタケノコメバル3匹。
メバルとアラカブは小さい。
2月と3月のヘチ狙いは、「ボウズを免れるだけでも良し!」ぐらいで竿を出すことをおすすめします。
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