日曜日のルーチンワークであるドラモリと業務スーパーで買い物を済ませた私は、近所の桜を眺めに向かいました。
先週満開だった近所にある桜は、すでに散りかけていました。
道路に桜の花びらがたくさん散っています。
満開から散りゆく桜は、見ていて忍びない気になります。
もうずいぶん昔のことですが、桜の花を見ると、モエビを買って連玉ウキ仕掛けでシーバスを狙ったことが思い出されます。
時はやはり4月です。
沖から入って来たばかりと思われる銀ピカの40~50センチのシーバスをバカスカ釣った記憶が蘇りました。
今現在では、5~6センチのサイズのモエビを販売している店も知りませんし、そのサイズのモエビがないと成立しない釣り方なので、しばらくその釣り方をしておりません。
東浜の漁港の入り口にある逆L字型の波止は、ド干潮から上げの5分ぐらいが勝負で、今現在は立ち入り禁止になっている荒津オイルセンターの赤灯台波止は、満潮からの下げ狙いで、日中にモエビのエサでシーバスが入れ食いでした。
アオイソメですと、まったくアタリすらなかった記憶があり、日中のモエビエサの威力を痛感したことを覚えています。
今現在では、水温が上がるとモエビがドンドン死んで売り物にならず、ちっとも儲からないため、モエビを販売するお店がほとんどありません。
管理の手間が省けてロストするルアーフィッシングに、釣具メーカーも釣具屋さんも尽力しています。
個人釣具が壊滅的に少なくなり、人口のワリに活きエサの調達に不自由するのも福岡市の特徴ではないかと思います。
人口が増えたり、土地の価格が上がっても、住みやすい都市かどうかは分かりません。
関東圏や関西圏から福岡市に引っ越しされてきた釣り好き方は、エサの調達もままならない博多湾の釣りの難易度の高さに呆れているのではないでしょうか?
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昨日買ったアオイソメを持ってポートオブハカタにまっしぐら!
先週と同じ状況ならば、日曜日にポートオブハカタの近海郵船が停泊してなくて、竿出しができるのでは?と思い、自宅を夕方6時前に出発。
ポートオブハカタに到着すると、昨日は停泊していなかった車の積み下ろしの大型船舶が停泊し、小郡市在住のKさんの車が止まっていました。
Kさんは、先週雨の中竿を出していたポイントをすでに探っていました。
挨拶と状況を尋ね、仕掛けを作り始めました。
まだ、時間的に魚たちが登場しない時間帯です。
ですが、それを分かっていても探り続けるのが釣り人の習性です。
そうこうしているうちに、何らかの魚が釣れ始めるからです。
本日は、ポートオブハカタの家屋に向かっての北向きの正面は、なぜかゴミがプカプカ・・・浮いています。
ヘチを探るのに、大いに障害アリの状況で、竿より長い竹だとか木の枝なんかもガンガン・・浮いていて、私は普段近海郵船が停泊している側の真ん中ぐらいにクルマを移動させました。
釣果うんぬんよりも、竿を出してストレスになるようなポイントを回避しました。
夕方7時過ぎて、本日初のアタリがあり、オーバーハングになっている場所で下に潜り込もうとするなかなかの引き具合を見せてくれた魚が釣れました。
丁度20センチぐらいのボリューミーなメバルです。
このメバルを皮切りに、退屈しない程度になかなかのサイズのメバルたちが釣れました。
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43センチのシーバスの引き具合を堪能した博多の釣りバカ
私は年間を通じて、ヘチ竿にヘチリールというタックルよりも、落とし込み釣り用のUガイドが付いたぺランぺランの穂先の竿を使うことがほとんどです。
理由は多々ありますが、基本的に落とし込み釣り用の竿が好きだからです。
竿先の感度も良く、魚が釣れた時の竿の曲がり具合は半端ではないにもかかわらず、5キロを超すようなアカエイやナルトビエイの引きにも耐えうる竿の強さとしなやかさを兼ね備えているからです。
私が愛用している落とし込み釣り用の竿は、3・5メートル~4・0メートルのズーム竿で、大きな魚が掛かってもタメが効いて取り込みやすいのが特徴です。
31歳の時から、落とし込み釣りの専用ロッドを何本も買い足してきました。
柔らかい分、細いハリスも使用できますが、昨年よりハリスはフロロカーボンの2・5号を一貫して使っています。
今日も落とし込み竿ならではのシーバスの引きを堪能しました。
43センチぐらいの、たいしたことのないサイズのシーバスですが、アワセを入れると、海底めがけて圧巻のスピードと引きを楽しませてくれました。
リールからいやおうなしにイトが出ていきます。
冬場のシーバスは釣れてもおとなしいものですが、これから晩秋まで釣れるシーバスは鋭い引きを楽しませてくれます。
海面まで上げてタモで掬おうとすると、エラ洗いをした挙句に海底めがけて猛スピードで逃げようとします。
せっかく巻いたリールの糸が全部放出。
こんなやり取りを何度か繰り返します。
個体差もありますが、ヘチで落とし込み釣り用の竿を使ってのシーバスのやり取りは病みつきになります。
残念なことに、ヘチを探っている方とお会いしても、落とし込み釣り用の竿を使っている方とお会いしたことがありません。
同じ魚がハリに掛かっても、ヘチ竿とは明らかに釣りの趣が違います。
人気がないんですかね?
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昨日釣ったメバルの酒蒸しを食べた博多の釣りバカ
それなりに釣りを楽しんだ私は、8時30分で納竿としました。
アオイソメもまだ20グラムほど余っていますし、釣り続ければ、歩いた距離に比例して魚の数も増えると思いますが、昨日お土産を持って帰ったので、これ以上は無粋というものです。
シーバス4匹と22センチぐらいのメバルを筆頭に、メバルが10匹。
正味1時間半でしたので、可もなく不可もない感じです。
小郡在住のKさんに挨拶をして帰宅して風呂に入りますと、妻に「夕飯の支度をするまでに、これを先に食べとき~!」と渡されたのがこちらのメバルの酒蒸し。
お皿に移すときに、メバルの尻尾がとれたのだとか。
尻尾を食べるわけではないのですが、尻尾がないと魚は絵になりません。(笑)
酒蒸しに七味唐辛子とポン酢がかかっており、ふっくらした味わいで身がほくほくしていて旨さ十分です。
本日の魚は持ち帰りませんでしたが、今年はメバルが少ないと思っていたら、20センチぐらいのメバルがソコソコ釣れるので久しぶりにメバル料理を堪能しています。
自分で釣った魚を食べることができるのは、釣り人の特権ですし、釣り人冥利に尽きます。
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