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博多湾でコウイカが釣れる時期と美味しい食べ方

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須崎埠頭でいよいよコウイカがエギングで釣れ始めました。

 
仕事帰りにスーツ姿で登場し、ジャケットを脱いで釣り用のパーカーを羽織ってエギングをする釣り人も多くなる時期ですね。^^;
 
さて、博多湾ではコウイカはいつぐらいから釣れ始め、いつまで釣れるんだろう?と思う方もおられると思います。
 
また、シリヤケと呼ばれるコウイカは旨くないのか?と思う方もおられると思います。
 
コウイカの釣り方や仕掛け等々は今回パスしまして、博多湾でコウイカが釣れる時期と美味しい食べ方について重点的に説明しますので参考にされてください。
 
 
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博多湾でコウイカが釣れる時期

 
博多湾でコウイカが釣れる時期は、基本的にズバリ「」です!
 
具体的に言いますと、例年4月の初旬から釣れ始め、遅くても7月ぐらいになると徐々に釣れなくなり、8月になると1日粘って1パイ釣れれば良い程度の釣れ方となります。
 
どうして夏になったら釣れなくなるの?と、思う方もおられるはずですが、それはコウイカが1年魚だからです。
 

1年魚とは?

 
1年魚とは1年で死んでしまう魚のことを言います。
(コウイカは魚ではありませんけど・・)
 
エギングで狙うアオリイカ(ミズイカ)も1年魚です。
 
だいたい春に産卵し、30日後ぐらいに卵が孵化しどんどん成長して、産卵後のイカは死んでしまうとされています。
 

春になったら釣れ始めるのはなぜ?

 
春になると深場にいたコウイカが産卵のために博多湾内に入ってきます。
 
コウイカは13℃を下回ると生きられなくなると言われており、水温が著しく下がる博多湾の1月下旬から3月中旬ぐらいまでは全くと言って良いほどいません。
 
サクラの花が咲くころが水がぬるむ時期で、このころになると博多湾の湾奥でもコウイカを狙う釣り人が多くなり始めます。

 
毎年のことですが、ゴールデンウィークぐらいが一番よく釣れる時期だと言われています。
 
というか、ゴールデンウィークの時はコウイカを狙う釣りファンが大勢博多湾の湾奥各地に来て釣りますから、釣り人も多く、釣れているコウイカも釣り人の数に比例しているようにも思えます。^^;
 

初夏の6月~7月を重点的に狙う釣り人もいます

 
私は6月ぐらいから本格的にメイタ~チヌの落とし込み釣りを始めます。
しかも夜釣りがメインで。
 
ところが、須崎のメイタ~チヌのポイントに毎年決まったメンバーが夜に電気ウキをつけてコウイカを狙っているのです。
 
当然ながら私はここでは竿を出せませんので、彼らがいると他の場所でメイタ~チヌを狙うようにしています。
 
コウイカ釣りの終盤時期ですが、夜の2時間ぐらいで10パイ以上のコウイカを釣っている方もおられます。
 
産卵が終わったら死んでしまうコウイカをギリギリまで釣る連中もいるんです。
 
 

博多湾で釣れるコウイカの美味しい食べ方

 
一般的に博多湾で釣れるコウイカはシリヤケと呼ばれるコウイカが多いものです。

 
シリヤケは美味しくない!という方もたくさんおられますが、締め方と料理法次第で美味しく食べれるのもコウイカなんです。
 

コウイカの締め方

 
コウイカが釣れたらタモで掬って、すぐに上げるのではなく、海面でなるべく墨を吐かせます。
 
墨を吐かせたら、コウイカの墨吐きに気を付けながら目と目の間をこのような道具で刺して占めることが大切です。
 

 
瞬時に変色しますから、締まったかどうかが分かります。
 
更に重要なのが自宅に帰るまでの保存法なんです。
 
エギングをする方は、釣れたコウイカをそのまんまレジ袋などに入れて釣りを楽しんでいますが、釣れてから2時間も3時間もクルマの中に常温放置していたようなコウイカを持って帰って、刺身にしたら美味しくなかった!などと言っていることが多いのです。
 
こんな事したら、美味しいはずがありません!(キッパリ!)
 

コウイカが釣れてからの保存法

 
コウイカ釣りに出かけるときはクーラーBOXと氷(蓄冷材)と新聞紙を用意して行きましょう!
 
氷や蓄冷材の上に海水で濡らした何枚かの新聞紙を置いてから締めたコウイカを並べ、再び海水で濡らした何枚かの新聞紙をかけておくとバッチリです。
 
料理は素材の良し悪しで決まると言っても過言ではありません。
 
こうやって大切に持ち帰ったコウイカは、刺身はもちろん、煮もの、天ぷら、バター炒めなどどんな料理に使っても不味いはずがありません。
 
 
まとめ
 
博多湾でコウイカが釣れる時期は、春から初夏にかけてだということ。
 
それはコウイカが魚ではありませんが、1年魚だからだということ。
 
コウイカが不味いと言っている方の多くは、締め方・持って帰るまでの保存法が悪いためだということ。
 
手際よく締めて、しっかり鮮度を保てば、ヤリイカやアオリイカ(ミズイカ)とはまた違ったもちもち感があり、甘味が強いコウイカの刺身が食べれます。
 
 
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