9月になっても、ずっと暑い日が続いています。
126年前からの統計では、今年の夏の平均気温が最高なんだそうです。
でも・・・もう3カ月もすれば、今度は「寒い!寒い!」と震えている自分が想像できます。
この猛暑の中、1カ月ぐらい元気だった岩ガニが少なくなったので、いつもの場所に採りに行きました。
毎年のことですが、この時期降りる場所には草が生い茂っており、マダニでもいないかが気になるところです。
致死率が高い重症熱性血小板減少症候群(SFTS)にでもなったら、ジジイの私でもいい気は致しません。
いつものように長靴を履いて、草むらを歩いていると、縦のストライプ模様のシマヘビがいました。
シマヘビぐらいは平気ですが、マムシでも登場したら、これはこれでマダニと同じぐらい嫌な存在です。
石をはぐると、多くの方が採りに来るので、小さな岩ガニしかいません。
お気に入りのサイズの岩ガニを揃えるには、かなりの岩をはぐらねばならず、ジジイにとってはかなりの重労働です。
赤ちゃんをカートに乗せて、ルアーを投げているご夫婦がいました。
ご主人が、岩をはぐっている私を見て、不思議そうにしていました。
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箱崎埠頭の東洋水産前を覗いてみた博多の釣りバカ
あまりたくさんではないのですが、30匹ほど岩ガニと採った私は、箱崎埠頭に向かいました。
まだ竿を出すには少し時間がありますので、バナナに行くと、釣り人もいなく、野良猫たちもいません。
東洋水産前に向かいました。
ド干潮間際なのに、釣り人はいつもながら少なくはありません。
かなりのベテランと思しき釣り人が、二人で竿を出しているのをしばらく眺めていましたが、全く釣れていません。
型の良いアジをウキで狙うような仕掛けでしたが、そもそも・・箱崎埠頭の東洋水産前で狙う方が・・どうなんでしょう?
もしかしたら、私が知らないだけで、大型のアジが釣れているのかもしれません。
岩ガニを採って、これからチヌ狙おうと思っている私にとっては、無関係な釣り方をしているので、長居は無用とばかりポートオブハカタに向かいました。
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岩ガニのエサで25センチぐらいのメイタと44センチのチヌを釣った博多の釣りバカ
ポートオブハカタに着きますと、岸壁からわりと近い距離で船がホバーリングしていました。
徐に、仕掛けを作りながら眺めていますと、特に意味はなさそうです。
仕掛けを作り終えて、ハリに岩ガニを刺して探ります。
昨日のアタリがウソのように、アタリがほとんどありません。
もしかしたら、午前中に誰かが竿を出したのかもしれません。
そのような硬直状態の中、アタリがあり竿先がお辞儀をしているのでアワセを入れますと、あまりの小ささにハリい掛かった魚を竿の弾力でブリ上げたのがこちら。
25センチぐらいのメイタです。
ハリに刺した岩ガニで釣れたメイタの小ささに驚かされました。
その後30分ぐらいは、ド干潮の潮どまりなのか、まったくアタリがなく、昨日とはかなり違う状態に驚かさせました。
アチコチ探りましたが、昨日とはまるで違います。
クルマを止めたところから100メートルぐらい離れた場所で、やっとチヌらしいアタリがあり、アワセを入れますと、昨日とは違ったイトを出さないといけない引き具合です。
しばし、やり取りを楽しみました。
メジャーで計ると、44センチのチヌでした。
フラッシュが付いたデジカメは、過日落として海水が入り、完全にダメになりましたので、こんな画像しか今は撮影できないのです。
とりあえず、チヌに会えて良かった!という感じになりました。
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野良猫ブッチーが登場して釣りを断念した博多の釣りバカ
44センチのチヌをリリースして、これからという時に、猫の鳴き声がするのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・!!??
昨日、箱崎バナナでブッチーを見たばかりなんです
ところがやはり、ブッチーでした。
「腹減った~!アピール」が凄いんです。
私が竿を出して探っていますと、2~3歩先で服従のポーズをとりつつも、ゴロゴロして釣りにならないのです。
釣りを断念して、仕掛を切って納竿としました。
その後どうしたかは、ご想像にお任せします。
昨日バナナにいたはずのブッチーが、ポートオブハカタまで来なければならない理由が、凡そ察しがつくので可哀そうになります。
野良猫は、生きていくのが大変です。
ブッチーのために釣りが余儀なくされても、まあ仕方ありません。
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