三寒四温ではありませんが、暖かい日があるかと思えば凄い爆風で寒い日などが混じる昨今です。
基本的には、ヘチ釣りなどでも最も厳しい時期であるのですが、3月5日の金曜日の夜に根魚探査のヘチ釣りに行った小郡市在住のKさんは、この時期にしては珍しい好釣果でした。
尺前後のアラカブを良く釣るKさんにとっては、お馴染みのアラカブとメバルです。
寒い時期に早々と釣れたのがこちらのメイタ。
更に、今の時期博多湾の湾奥ではあまり釣れない足の裏のクロも釣れたようです。
これらは釣果の一部ですが、釣りものが少ない時期だけに、この4種類はなかなか珍しい釣果だと思います。
これに40センチぐらいのセイゴが混じってもおかしくはないですし、25センチぐらいのタケノコメバルが混じってもおかしくはありません。
海水温が一番低い時期の博多湾の湾奥で、まだまだいろいろな釣り方をしても魚の姿を見ることができない中、この釣果は上出来ではないでしょうか?
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3月6日の土曜日に須崎埠頭須崎で竿を出したY君の釣果
私が「道の駅むなかた」や「あんずの里」に行って、知り合いがいるサンリブ古賀に寄り道をしていると、西戸崎在住のK君から電話があり、須崎埠頭にいるとのこと。
当日は北風混じりの爆風で、金曜日にKさんがいろいろ釣ったポイントを断念していたので、須崎埠頭の長浜市場の対岸にいると聞いてニンマリしました。
釣れる釣れないは別として、こういう北風交じりの爆風の時は倉庫が風よけになり、穏やかに魚が釣れるポイントはごく限られるのですが、須崎埠頭の長浜市場の対岸や長浜のネコちゃんポイントは北風が強いときのポイントです。
丁度これからという時間の6時半ぐらいに到着しますと、K君は竿を出さずに見ているだけで、実際に竿を出しているのはY君でした。
Y君は仕事が忙しくてなかなか休みが取れずに最近竿を出していませんが、昨年は年なしのチヌを始め、絶不調の博多湾の湾奥の中でも、コンスタントにチヌやキビレやシーバスをカニをエサに結構釣っていた腕利きの釣り師です。
カニエサが大好きで、車の中で飼育?しているのには驚きました。(笑)
今回は久々に竿が出せるので、アオムシをエサに対馬行きのフェリーが停泊する付近を探り続けました。
私もK君同様に竿を出さずに、Y君がヘチを刻みながら釣り進んでいる横で釣り談義。
結局、セイゴのアタリすらない激渋の状況でしたが、途中コンクリートをはぐって、堤防の足元がどうなっているのか分かる場所に遭遇し、私も驚きました。
思ったよりも足元の空洞が奥に長く、10メートルぐらい奥があるのです。
こういう構造ですと、足元に落としてもなかなかその奥にいる魚とはおいそれとは出会えないような気がしました。
結局、アタリ一つない状況でY君は納竿。
この時期に潮位がどんどん下がる中では、いかに夜釣りといえども魚の姿を見ることができませんでした。
しばらく釣りに行けないから…と云うことで、Y君から50gの生きの良いアオムシをそのまま頂きました。
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3月7日の日曜日に根魚探査に出向いた博多の釣りバカ
さすがに昨日の須崎埠頭でのY君のアタリのなさを見た私は、根魚探査に向かうことにしました。
K君と待ち合わせたのですが、K君は帽子をかぶって、ヘッドライトのゴムで頭を締め付けられると、偏頭痛がひどいとのことで、昨夜同様に私が竿を出す横でじっと眺めるギャラリー役。
いつもの場所で6時半ぐらいから竿を出したのですが、恐ろしいぐらいにアタリがないのです。
ドンドン潮位が下がっているのが分かるのですが、このポイントでこんなに恐ろしいぐらいにアタリがないことは初めてです。
真っ暗になっても、浅いタナから海底に至るまでアタリがサッパリ・・・!
次はアタリがあるやろう?と思いながらもサッパリ・・・!
そばでずっと見ていたK君も「今日はまったくだめですね~!」と、半ば呆れ気味。
竿を出してから1時間半ぐらいしてやっと海底付近でアタリがあり、小さな魚が何とかハリに掛かっているのが分かりました。
正体は、こちらの15センチ程度のメバル。
普段だったら、1時間半も竿を出していれば、メバルとアラカブで15匹ぐらいは釣れるはず・・なのですが、次を狙う気力もなくなり、ここでTHE END。
K君と帰りも釣り談義をしながら車までテクテク・・・。
このポイントでこんなイ釣れなかったのはマジで初めてでしたので、身も心も冷え込んでしまいました。
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帰宅して潮見表を見て驚いた博多の釣りバカ
日曜日の夜、10時ぐらいに家について風呂に入り食事を済ませて、おもむろに釣れなかったので潮見表を見て驚きました。
どうりで、途中箱崎バナナも日曜日なのに釣り人が誰もいませんでした。
小潮で15時53分が満潮で、ド干潮がーの潮で、ド干潮近辺の潮位が下がる低い時を釣っていたのです。
潮見表を見て行くときと、全く見て行かない時がありますが、今回は見て行きませんでした。
なぜならば、土日が休みで潮位が低くて釣れそうになくても、竿を出したいので、あまり関係ないのです。
よほどの悪天候でもない限りは、行けるときは、なるべく行くようにしています。
釣れるに越したことはないのですが、基本的には釣れようが釣れまいが、それもあまり関係ありません。
釣れないときは、潮が悪かっただとか、波が高かっただとか、風が強くて釣りにならんやっただとか、とにかく外的要因のせいにして自分のウデの悪さを大いに棚に上げましょう!(笑)
官僚や政治家の国会でのウソは見ていても見苦しいですし、腹立たしい限りですが、釣り人が釣れないことを自分のウデ以外のファクターのせいにしたところで、誰かが傷つくことはほとんどあり得ません。
ボウズだったとか、さっぱり釣れなくても、来週は自信を持って釣り場で竿を出していると思います。
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