冬の時期の博多湾の湾奥での釣りは、ボウズ覚悟で臨まないといけないことが多々あります。
寒くて風が強いときに、エサ代を使って竿を出しても、アタリの「ア」の字すらないということは、多くの方が経験しているはずです。
ルアーフィッシングに至っても同様で、ロッドやリールやルアーを新調すれば、釣り場に行きたくなるのが釣り人の性ですが、ベイトフィッシュもいないような冬の博多湾の湾奥で、ルアーで魚を仕留めるのは非常に難易度が高いものとなります。
30年ぐらい前は、クルマ横付けでカレイやアイナメを投げ釣りで狙うのが私の冬の釣りの主流でしたが、ソーラス条約のおかけでメインの釣り場はことごとく立ち入り禁止となりましたし、海水温の上昇でカレイやアイナメが激減どころか幻と化してしまいました。
そんな冬の博多湾でも遊べるのが、夕方からアオイソメをエサにしたヘチ・落とし込み釣りです。
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大潮の満ち込みなので長浜に向かった博多の釣りバカ
博多湾の湾奥のどん詰まりの一つが長浜界隈。
丹念に探っても、潮周りや時間帯やエサによっては、辛酸を舐めることがしばしばある釣り場の一つでもあります。
冬場でも、博多湾の湾奥は大潮周りだと、シーバスの活性が上向く傾向にあることは自身の釣り歴から当たらずと雖も遠からずではないでしょうか。
昨日も、普段はあまり40センチ前後のシーバスが当たらない東浜の砂山で釣れたために、今日は長浜での竿出しを試みました。
昨日は東浜で2匹のシーバス、須崎埠頭で1匹のタケノコメバルしか釣れなかったため、先週買った50グラムのアオイソメがまだまだ余っていました。
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暗くなってからアタリが出始めるのが冬の時期の特徴
薄暗くなってから竿を出しました。
しかし、この薄暗さではなかなか魚の活性が上がらないのが冬の時期の特徴でもあります。
夏場のチヌなんかだと、夕マズメはチャンスですし、11月ぐらいの晩秋のメバルなども、薄暗い期間帯から活性が上がりますが、冬場の魚たちは、真っ暗にならないと登場しません。
浅いタナから海底までを探りながら釣り歩いていますと、浅いタナでアタリがありました。
釣れた魚の正体はこちら。
20センチぐらいの小ぶりなタケノコメバル。
メバルが少ない年の冬場にも釣れる、ありがたい存在です。
タケノコメバルが釣れるタナを探っていますと、妙なアタリがありアワセを入れると沖に走りました。
釣れた魚の正体はこちら。
32センチぐらいのシーバスですが、この寒さの中でも元気な引きを楽しませてくれます。
更に2メートルぐらい離れたところで、先ほどのシーバスよりも海底への突っこみが激しいシーバスが掛かりました。
36センチぐらいのシーバスです。
その後も同じくらいのシーバスが掛かりましたが、エラ洗いしたときにハリが外れました。
・・・・・・・・・・・・!?
その後は25センチぐらいのシーバスが次々に釣れましたし、最初に釣れたのと同じぐらいのサイズのタケノコメバルが釣れて「つ抜け」達成。
50センチ前後のシーバスが混じってくれると、タモを担いで、がぜんやる気が出るのですが、冬場の博多湾の湾奥にそれを望むのは贅沢というもの。
同じ長浜界隈の中で、移動してみることにしました。
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ドラモリの裏の魚市場の前でタケノコメバルと小さなシーバスを釣った博多の釣りバカ
昨年の12月にオープンしたドラモリ長浜店の裏で竿を出すことにしました。
すぐに釣れたのがこちら。
小さなタケノコメバルです。
更に20センチもないシーバスが良く当たり、良くハリに掛かります。
多少嫌気がさしていたところに、私より少し年上の釣り人が来られて、ここでヒイカを狙ってみるとのこと。
しばし釣り談義。
普段はもっぱらタチウオを狙っているという釣り人は、ヒイカも数が少ないが今の時期でもたまに釣れるとのこと。
どれぐらい釣れるのかを伺いますと、釣れても1~2杯とのこと。
寒い中、10センチ程度のヒイカを求めてアチコチ探る熱い釣り人もいることに、少し驚かされました。
8時を過ぎて納竿し、そのままドラモリ長浜店で手を洗って買い物をして帰りました。
自宅の近辺のドラモリ東那珂店とほとんどレイアウトが似ており、何がどこにあるのかがすぐに分かりました。
荒津オイルセンターや長浜界隈で釣りに行く前に飲料水やおやつなども買えるし、釣り場のすぐ近くにドラモリができて便利になりました。
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