昨年の夏が暖かかったせいなのかどうか分かりませんが、晩秋から今現在にかけて博多湾の湾奥のヘチにいるはずのメバルやシーバスが少なく感じます。
春告魚と呼ばれるメバルですが、今年は近年では首をかしげるほど数が少なく感じます。
先週の3月10日の日曜日は闇夜の大潮で満潮が22時07分でしたので、長浜にてアオイソメをエサにシーバスを狙いましたが、予想外にさっぱり!
長浜市場の前のどん詰まりで、苦笑いしてしまうような10センチぐらいのタケノコメバルが4匹釣れたのみ。
タケノコメバルは、25センチぐらいが博多湾ではレギュラーサイズで、逆に小さなタケノコメバルの方が珍しく感じます。
私が知る限り、小さなタケノコメバルは箱崎漁港、東浜の船溜まりと長浜の市場前に結構います。
5センチぐらいのタケノコメバルが釣れた時は、飼育したくなりますが、海水魚を飼うのは大変なので、海に戻します。
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最悪の潮周りで予想外のポイントであるポートオブハカタに行った博多の釣りバカ
2024年3月16日土曜日の博多湾の潮は、下りの小潮でド干潮が20時14分という夕方から竿を出す私にとっては、お世辞にも良い潮周りとは言えません。
先週長浜に行って「超激渋なアタリ」を体感した私は、東浜の砂山だとか中央埠頭の御笠川沿いのポイントをパスして、あえてポートオブハカタに先週の残りのアオイソメを持って向かいました。
ほとんどボウズ覚悟でです。
なぜポートオブハカタなのかと申しますと、先週の月曜日から腰痛に悩まされており、トコトコ・・歩くためにあえてこの時期勝率が低いポートオブハカタを選んだのです。
リハビリ&ストレッチ感覚です。
運良く、いつも停泊しているはずの大型船舶が停泊しておらず、トコトコ・・歩くにはいい条件です。
風はほとんどなく、暖かく釣りやすい条件です。
18時45分ぐらいですが、浅いタナを探っても水深5メートルぐらいを探っても、アタリは皆無。
潮位は低く、さらに下げようとしています。
50メートルぐらい探りましたが、まったくアタリがありません。
こんな状況だと、ボウズを覚悟せねば!と、改めて思った次第です。
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真っ暗になり、かろうじてアタリが出始めたポートオブハカタ
真っ暗になり、水深4メートルぐらいで本日初のアタリがありましたが、長く垂らしたアオイソメが半分食いちぎられてハリに掛かりませんでした。
それからしばらくアタリもなく、水深3メートルぐらいでアタリがあり、竿先を送り込んで慎重に釣りあげたのがこちらです。
28センチぐらいのシーバスです。
チヌやデカバンのシーバスを狙う時は、単なる邪魔物的存在ですが、今の時期はこのサイズのシーバスでも釣れるとホッとします。
しかしその後が続きません。
再び50メートルぐらいテクテク歩いてアタリがあり、慎重に抜き上げたのがこちら。
19センチのメバルです。
なんだか、久しぶりにメバルを釣った感じです。
更に20メートルぐらい歩いたところで、浅いタナでアタリがり、アワセを入れて釣れたのがこちら。
17センチのメバルです。
絶望的にアタリは少ないのですが、何とかボウズを免れた感じです。
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野良猫ブッチーが登場してシーバスとメバルを釣り上げた博多の釣りバカ
20時ちょうどぐらいに、聞き覚えのあるネコの鳴き声がして、振り向きますと、野良猫のブッチーでした。
声をかけると一目散に飛んでくるので、声を出さずに知らんぷりして竿を出していました。
すると、これまでにないアタリがあり、アワセを入れると竿先が海面に吸い込まれるように曲がります。
タモで掬ってメジャーを当てました。
37センチのシーバスです。
ここでブッチーを呼びました。
ブッチーは、「こんなのいるか~!」というような表情で見ていました。
それから20メートルぐらい離れたポイントで、シーバスではないアタリがありました。
正体はこちら。
20センチのメバルです。
更に、テクテク歩いていますと、トラックの運転手らしき方が近づいてきて、「何を狙っているんですか~?」と尋ねられましたので、「メバルです!」とお答えすると、無表情で知らん顔でした。
丁度その方がいるときに、テクトロで狙っているとアタリがあり、釣れたのがこちら。
36センチのシーバスです。
丁度その時、短い竿を持った20歳ぐらいの青年が「スズキですか?」と尋ねてきました。
学名はスズキですが、セイゴというべきかシーバスというべきか悩んだ挙句、「スズキですね~!」と、言ってしまいました。
20時30分となり、納竿としました。
メバル、20センチ、19センチ、17センチの3匹。
シーバス、37センチ、36センチ、28センチの3匹。
合計6匹。
たいした釣果ではないのですが、激渋のアタリの中、何とか釣れたことと、久しぶりに野良猫ブッチーに逢えて何よりでした。
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