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居着きのチヌやシーバスの反意語をあなたはご存じでしょうか?

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私も良く使う釣り用語に「居着きのチヌ」だとか「居着きのシーバス」という語彙があります。

「居着きのチヌ」は、全体的に日焼けして黒々としており、見方によってはマジで黒鯛という言葉がピッタリの黒々とした、いや、もっと厳密にいうと、生粋のどす黒い色をした鯛科の魚なのです。

どちらかというと「居着きのチヌ」よりも「居着きではないチヌ」のほうが釣り人に喜ばれるような気がします。

それはなぜなのかを、今回は解説しますので、興味のある方は読まれてください。

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「居着きのチヌ」や「居着きのシーバス」とはどのようなものなのか?

実は「居着き」という言葉も「居付き」でも良いような気もしますが、多くは「居着き」と、なっています。

「着く」という言葉は、元来そこにはいなかった魚がいつのまにか流れ着いた感じがします。

それと比べると、「付く」という言葉は、カラス貝が堤防の壁面に貼り付いて、付加一体物になっているような感じを受けます。

この二つを考えると、やはり「居着く」という言葉の方が魚には似つかわしいような気がします。

どういう状態を「居着きのチヌ」や「居着きのシーバス」と呼ぶのかと云いますと、産卵期を控えて晩秋まで博多湾で荒食いをしたチヌやシーバスが、玄界島周りの水深15~20メートルぐらいの場所で越冬し、春に水がぬるむと地磯などで産卵をして博多湾内に入って来ると言われています。

ここがまずは疑問です。

サクラの花の咲く頃に、博多湾内でもお腹がパンパンの「乗っ込みチヌ」が釣れることが多々あります。

玄界島周りで越冬して地磯で卵を産み付けるのでは?と思うはずです。

博多湾内のどこかに卵を産み付けているはずです。

更には、晩秋になっても博多湾内に残り、博多湾で越冬するチヌやシーバスがいるのです。

こういうチヌやシーバスは産卵しないのか?ということが疑問になるはずですが、夏場に釣れるチヌが抱卵していない以上、博多湾内のどこかで卵を産み付けたはずなんです。

要は、産卵のために博多湾を出て行かなくて、そのまま残ったチヌやシーバスのことを「居着き」と呼ぶのです。

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「居着きの●●」という言葉の反意語とは?

「居着き」という言葉が理解できて、「居着きのチヌ」や「居着きのシーバス」という意味が理解できたとしましょう。

では「居着き」という言葉の反意語は何か?ということです。

要は、お決まり通り晩秋になったら産卵を控えて玄界島周りで越冬して、産卵をすませてから博多湾に入ってくる(戻ってくる)ことを指します。

これらの魚は、「回遊性があるチヌ」、「回遊性があるシーバス」だとか、「渡りのチヌ」「渡りのシーバス」などと言う表現が使われます。

というよりも、フツーのチヌでも差し支えないと思います。

博多湾という固有の地名に焦点を合わせますと、「博多湾から出て行かないチヌ」「博多湾から出ていかないシーバス」と云う言い方もできますし、そちらの方が分かりやすいと思います。

なぜ居着きは喜ばれないないのか?

随分以前にクロダイの専門書を読んだ際に、生粋の鯛科の魚であるクロダイがエサの豊富な近場を住処をするにあたり、進化の過程で紫外線で黒くなったようなことが書かれていました。

更に、人をはじめとする天敵が近くにいる分、警戒心が他のタイ科の仲間よりも強くなったと書かれていました。

これを書いた著者は、マダイ、ヘダイ、チダイ、キビレ・・などの鯛科の魚たちの警戒心を本当に個別に調べたとも思えませんが、なぜかクロダイの警戒心が強くなったなどと言うことを書いています。^^;

それはともかく、クロダイにせよ、シーバスにせよ、日焼けしたのかどうかも不明ですが、背中が真っ黒で、全体的に黒ずんだ個体がいます。

どちらも持って帰って食べる気にもなれないほど・・・黒ずんでいるのです。

この黒ずんだチヌやシーバスは居着きだから黒くなった・・と、誰もがそう思っています。

では居着きではない渡りのチヌやシーバスはすべて銀ピカなのか?という疑問も起こるはずです。

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「居着き」と「渡り」は交互に繰り返されるのか?

私はいまだかってどの本やサイトでも、一度居着きチヌや居着きシーバスになったチヌやシーバスは、生涯渡りにならないままなのか?という疑問と逆のパターンの疑問を書いているのを見たことがありません。

一度まっ黒になった居着きのチヌやセイゴは、数年後に気まぐれで渡りのチヌやシーバスになっても、銀ピカにはなれないのか?という疑問です。

通説や俗説ですが、

チヌは25センチになるのに5年かかり、40センチになるのに9年、50センチになるのに13年ぐらいかかり、20年以上生きる魚だと言われています。

また、シーバスは生まれた年の当歳魚でも20~25センチ、40センチになるには3年ぐらい、60センチになるには5~6年はかかり、ランカー級と言われる80センチ以上になるには10年以上かかると言われています。

この知識はともかく、一度居着きになったチヌやシーバスは渡りには戻らないのか?だとか、渡りのチヌやシーバスがある年から2年ぐらい居着きになるなどと言うことはあるのか?という疑問が湧くのです。

人間だって、「盆暮れ正月は故郷に帰るのが普通やけど、今年は帰らん!」だとか、「ここんところ4~5年帰っとらんけん、今年は帰るバイ!」とか、フツーにありますよね?

チヌやシーバスもその年年で、勝手気ままに恣意的な行動パターンを取っているような気も致します。

チヌもシーバスも古来よりいろいろと釣り方を研究されてきた魚ですが、調べようもないこともあり、産卵行動に至るパターンなどはいまだに全貌が解明されていません。

経済とはほとんど関係ですから、真っ黒なチヌやシーバスがいようといまいと、そこに研究費をかけてその産卵の全貌を逐一研究することは今までも行われてきませんでしたし、これからも行われそうもないので疑問のままです。

それが分からないから良いということもあります。

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