妻が相変わらず「アイナメの刺身とお煮つけが食べたい!」というので、いろいろな釣り場と潮回りを勘案して、前回竿を出したポートオブハカタの近海郵船付近はパスしました。
で、先週K君が30センチオーバーのアイナメを釣った荒津のオイルセンターのストラクチャー回りも考えてみましたが、何となく気が向きません。
それで、初夏にポートオブハカタで知り合った方が春先に、九州はもちろん西日本では記録的な47センチの超特大のアイナメをを釣った多々良川の河口=旧貯木場の釣り場が思い浮かびました。
もちろんこのような10年に一度どころか生涯お目にかかれるかどうか疑わしいサイズのアイナメを狙うわけではなく、25~30センチぐらいのアイナメで十分なのです。
旧貯木場に向かいますと、土曜日ということもあり、既に何人かの釣り人が竿を出していました。
ここは通年ルアーシーバスをする方がいますしね~。
スポンサードリンク
最低の潮回りの中アイナメを狙ってみました!
今日は大潮の満月の日で、ド干潮が16時36分でした。
丁度その頃に多々良川の河口の旧貯木場に到着しました。^^;
暗くなるまでの1時間足らずですが、ド干潮からの切り返しの上げ潮を狙ってみることとしました。
さすがに今の時期はチヌの落とし込み狙いの方はいませんので、ギザギザ状になっている河口側を丹念に探りました。
カスタムメイドの竿がグイグイ曲がり、アワセを入れるとなかなか浮いてこないのですが、ミチイトを持って引っ張り上げた魚がこちら。
カモフラカラーが勇ましい20センチちょいのタケノコメバルです。
ペランぺランの柔らかいカスタムメイドの竿をグイグイ曲げて弾いてくれる魚は、またしてもタケノコメバル!
途中25センチぐらいの大きさがある飴色のマハゼも釣れましたが、釣れる魚のほとんどがタケノコメバルという有様。
タケノコメバルが好きな方もおられるでしょうが、我が家では妻が好まないので基本的にはリリースする魚です。
なので、タケノコメバルばかりを釣ってもあまり意味がないために、少し場所を移動することとしました。
まっすぐ進む途中の細くなっている部分の外側が基本的にチヌやメバルのポイントですから、そこで竿を出すように移動しました。
スポンサードリンク
五目釣りどころか七目釣りになってしまいました!
細い部分の河口側にエサの釣りたハリを落とすと、海底付近でアタリがあって釣れたのがこちら。
2歳魚の20センチぐらいのキビレではない本物のメイタです。
更に、メバルが!
驚くほど小さなアラカブ(カサゴ)も釣れましたⅠ
海底を這わせてのテクトロでは、テナガダコが釣れます。
オマケに20センチオーバーのウミタナゴも登場!
もちろん、これらとは別にタケノコメバルも途中途中で混じるのです。
テナガダコがやたらと多くなり納竿!
メバルの18センチぐらいのサイズがやっと釣れました。
その後は、テナガダコしか釣れなくなってしまいました。
テナガダコしかというよりテナガダコがすぐにかかりますし、他の魚のアタリがないので今日は早めに納竿しました。
タケノコメバルが丁度二桁の10匹。
タケノコメバル以外の魚は、メバル、メイタ、ウミタナゴ、ハゼ、アラカブ・・でした。
メバルも少ないし、型の良いのがいません。
スポンサードリンク
2019年12月中旬の多々良川河口での釣りの総評
不思議なことに、河口なのにヘチ釣りとはいえシーバスが1匹もハリに掛かりませんでした。
ポートオブハカタでは、掛からなくても良いのにシーバスが次々にハリに掛かります。
メバルも、超散発的にしかいる気配がなく、連日の釣り人の多さのためにここでは数も型も望むのは厳しそうです。
アイナメ狙いのはずが、タケノコメバルとテナガダコがやたらと釣れました。
テナガダコが多いことで有名な場所ですが、根掛かりも多く、ハリスにキズが付いて魚のアタリに反応してアワセを入れた瞬間にハリスが飛ぶことが2回もありました。
今年は、この旧貯木場界隈で夏場にチヌも狙いませんでしたが、牡蠣殻が多く、ハリとガン玉は多めに持参しないといけない釣り場です。
スポンサードリンク