土曜日の夕方は、ポートオブハカタであまりの寒さですぐに竿を撤収して、長浜に行くとK君やH君やFさんと顔馴染みのルアーマンの方と釣り談義ばかりで、初竿出しのダイワ BJ スナイパー ヘチX XH-270の門出がボウズと云うまことに不運な出だしとなりました。
日曜日の今日も風が強く、いろいろと私なりに勘案して箱崎バナナに夕方5時過ぎから出かけることにしました。
金曜日の夕方に仕事帰りに買ったアオムシ50グラムは、まだまだ残っており、夕マズメのワンチャンス用に岩ガニを3匹だけ持って行くことにしました。
とりあえず、箱崎バナナでは潮井浜橋付近から日曜日の柵があるところまで、釣り人が何を狙っているかをクルマの中から見て回りました。
エギングでコウイカを狙っている方がいました。
チョイ投げで2本のコンパクトロッドを置き竿にして、もう1本は手持ちで探っている釣り人がいました。
メタルバイブでシーバスを狙っている方がいました。
サビキ釣りをしている方で、何も釣れずにどんどん移動している方がいました。
残念ながら、釣れている気配がありません。
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潮井浜橋の横から箱崎漁港までをカニエサで探ってみました!
潮井浜橋の横のラインの堤防を昨日購入したダイワ BJ スナイパー ヘチX XH-270で探るか、それとも使い慣れた落とし込み釣り用のUガイドの竿で探るのか悩みました。
メバルメインなら断然落とし込み釣り用の竿ですが、ワンチャンスのチヌ狙いならヘチ竿です。
せっかく買ったばかりでボウズを食らった竿が不憫でしたので、ダイワ BJ スナイパー ヘチX XH-270を使ってカニエサでヘチ釣りをすることにしました。
潮井浜橋の下も探り、箱崎漁港がすぐ見える地点まで探りましたが、アタリはゼロです。(涙)
箱崎漁港も今の時期からメバルやタケノコメバルがよく釣れていたのですが、水銀灯の横の突出した波止が追加され、かねふくの工場の前の切れ波止が出来てから、以前みたいに釣れなくなったので、ほとんど行かなくなりました。
とりあえず、潮井浜橋の付近を岩ガニを餌に探りましたが、全くダメでした。
まだまだ、メイタ~チヌは博多湾の湾奥全域に寄っている感じはしませんでした。
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岩ガニを諦めてアオムシを餌にしたら48センチのチヌが食ってきた!
箱崎バナナの立ち入り禁止の柵がある付近に来ました。
ハリに刺したカニはまだ生きていましたが、場所も変わったことなので気分も替えて、一番デカい元気な岩ガニを餌にすることにしました。
ですが、30メートルぐらいを探りましたが、まるでアタリがないために、太めのアオムシにチェンジ!
ヘチの海底でアイナメでも掛かれば良いのに!と思いながら、少しずつエサの付いたハリをズラシていると、竿先にゴン!と云うアタリがあり、竿先が曲がっているのですかさずアワセを入れた途端に、竿が海面に吸い込まれるほどの強烈な引きがあり、右手伸ばして竿に付いている肘アテを肘の部分に合わせて応戦開始!!!
約9メートルぐらい底からの強烈な引き具合で、9:1調子のダイワ BJ スナイパー ヘチX XH-270の先端部分が7分目ぐらいから曲がっています。
さすがにブロンクスはカーボンテープでネジレを強化していることもあり、かなり強烈な引き方でもビクともしません。
・・・・にしても、めっちゃ引きます!!!
9メートル底から大物の引きを楽しみながら浮かせるのは、実に楽しいものです。♪♪♪
夏場や秋口に1ヒロ~2ヒロぐらいのタナでガツン!とデカチヌやシーバスを掛けるのとは趣がかなり異なります。
海面に浮かせてタモで掬い上げると、凄く重いのです。
2キロぐらいありそうなお腹がパンパンのチヌです。
暴れるチヌをスケールで計ると48センチでした。
深さの違いでしょうが、2週間前に長浜で釣り上げた51・5センチの年なしのチヌよりもパワーがありました。
ストリンガーにぶら提げて、姪浜在住の前職の後輩のG君にいるかどうか尋ねると「いります!」というので、キープしておきました。
G君は姪浜に住んでいて、30分足らずで大型スクーターで登場しました。
ストリンガーを抜き上げて、フックを外してG君が厚手のビニールに入れて消え去りました。
私にとってはこれからが本番のメバル狙いです。
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真っ暗になり小メバルが退屈しない程度に釣れました!
G君が帰ってから冷たい風が強くなり、釣り人は見る限り誰もいなくなりました。
本来的には、今日は箱崎バナナにチヌを狙いに来たのではなく、あくまでメインターゲットはメバルなのです。
浅いタナから海底までをアオムシを餌にして探りますと、どのタナでもメバルらしいアタリがあります。
最初はダイワ BJ スナイパー ヘチX XH-270の太めの穂先をはじいて小メバルのアタリにアワセを入れるタイミングに戸惑いました。
30年近くUガイドの付いた落とし込み釣り用の竿に慣れ過ぎているため、アワセのタイミングが微妙に違うヘチ竿では小メバルがハリに掛からなかったのですが、「送り込み」を駆使してどうにかタイミングを掴みました。
東浜の砂山同様に釣れるメバルは10センチから13センチぐらいの小メバルばかりで、写真を撮るのを辞めました。(笑)
深いタナにも型の良いメバルはいません。
大潮周りですからシーバスが出てもおかしくないのですが、全くかかりませんでした。
ここ箱崎バナナは、シーバスの魚影はかなり濃いポイントなんですけどね~!
それはともかく昨日購入したダイワ BJ スナイパー ヘチX XH-270で48センチのチヌが9メートルある海底でハリ掛かりしてくれたので、凡そのこの竿のスペックと扱い方が分かりました。
基本的には40センチオーバーのチヌや50センチオーバーのシーバスがハリ掛かりして威力を発揮する竿で、小物釣りにはあまり向いてはいなく明らかにオーバースペック。
しかしながら、ダイワのロゴ入りの肘あてもなかなかカッコ良いですし、SiCガイドなので、昨日のような強風の時も3Bのガン玉でスルスル…と海底までエサの付いたハリが落ちて行くので、初心者の方でもデカいチヌに出会うことが出来る竿だと云えます。
ヘチ釣りと落とし込み釣りは、似ていて非なる釣り方です。
初心者が大型のチヌに出会える確率が高いのは間違いなくヘチ釣りの方です。
難易度もヘチ釣りの方が簡単です。
落とし込み釣りは経験則からタナをイメージする推察力が要求されますが、ヘチ釣りはスルスル…と落すだけ!
過日書きましたこちらの記事をご覧くだされば、確実にチヌは釣れると思います。
⇒海釣り初心者が最速・最短で「年なしのクロダイ」に遭える釣り方とは?(保存版)
メイタ~チヌを釣るのは決して難しくないので、チヌと呼べるサイズを釣ったことがないと云う方は是非ともヘチ釣りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
冗談抜きで、今月にタックル等を買い揃えて、しかるべき釣り場で竿を出せば、早ければ5月から7月の間に50センチオーバーの年なしのチヌに出会えるのではないかと思います。
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