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アラ鍋、アラの刺身、アラの内臓を還暦祝いで美味しく食べた博多の釣りバカ

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弟が還暦祝いで釣って捌いてくれたアラを、妻がアラ鍋、アラの刺身、アラの内臓の湯引きなどの料理をしてくれました。

アラ(クエ)は捨てるところがない!と言われるほど、全部食べれる魚として有名です。

ヒレはもちろん、エラまで食べれるのだそうですが、妻はエラは勘弁して!と最初からパス!!^^;

弟が云うには、「内臓特にキモが抜群に美味しいし、胃袋や腸の湯引きもバリウマやけん!」とのことで、大いに期待していました。

また、「アラ鍋をするときは、絶対に皮が付いていたほうが美味しいから!」と教えてくれました。

弟は、3枚おろしにした身を丁寧に1枚ずつ浸透圧で魚の旨味を引き出すピチットシートで巻いてくれたおかげで、アラの身の水分が程よく吸収されて、身が熟成し、旨味が増すのだそうです。

刺身がバリウマになる!!
釣り師御用達!!

釣るばかりで、リリースすることが多い私は、ピチットシートの存在を知りませんでした。
^^;

旨くなるんだったら、冷蔵庫で少し寝かせて食べたほうが良いですよね?

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アラの内臓の湯引きはバリウマでした!

妻は気持ち悪がって食べなかったのですが、アラのキモや胃袋や腸などの内臓を湯通しして、ポン酢に柚子ごしょうを加えて口にしますと、これがパーツごとに食感と味わいが違って、どれもバリウマなんです。

真ん中の上部にあるのが、アラのキモの湯引きしたもの。
右側にあるのが胃袋を湯引きしたもの。
左側にあるのが腸の湯引きしたもの。
真ん中の下にあるパーツは不明です。^^;

胃袋は食感がコリコリしており、焼肉で食べるミノよりも硬い感じの食感があります。

腸は弟が、焼肉で言えば、丸腸と変わらない!と云っていた通り、プリプリしていて、脂とコラーゲンがたっぷり!と云った感じです。

真ん中下の不明なパーツも、ややコリコリと云うかサクサクしており、旨味がたっぷりでした。

キモはウニを食べているような旨味があり、あん肝などより数倍美味しいし、カワハギのキモよりも旨いのです。

これには驚かされました。

随分昔、能古島の象瀬周りを船釣りでスズキを釣った時も、船長がスズキを締めてから、「内臓が一番美味しいから、湯引きして食べんしゃい!!」と云われるままに食べたら、実に美味しかった記憶があります。

鮮度の良い大型の魚は内臓が旨い!と云うのは、マダイであれヒラメであれ共通しています。

超がつく高級魚のアラの内臓が食べれる幸せを感じました。

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アラの刺身やアラ鍋が不味いわけありません!!

ピチットシートで旨味を熟成させたアラの半身の刺身がこちらです。

硬くもなく、さりとて柔らかくもなく、程よい食感で脂が乗っていて、さすがにマダイやヒラメよりは比較にならないほど旨い!!

アラの刺身に比肩する白身の刺身と云えば、私が知る限り、今の時期の脂が乗った50センチ以下のイシダイの刺身ぐらいしかないのではないか?と思えるほど旨いのです。

さすがにアラです。

鍋奉行の妻は、あまりごちゃごちゃ入れずにアラの味が分かるような具を入れてくれていました。

中骨の周りに付いた身が、これまた脂たっぷりで実に旨い!

カマの部分も、身がたっぷりで食べ応えがありました。

頭の部分も身がたっぷりで、骨以外は全部美味しい。

食い散らかした骨の写真ですみませんが、まさに骨までしゃぶるほど…旨いのがアラです。

恐らく明日も、残っている半身とアラ鍋の汁で美味しい雑炊が出てくるのでは?と、思ったら明日は私は宴会に出籍せねばなりませんので、アラは食べれそうにもありません。(涙)

弟と妻のおかげで、天然物のアラの料理を美味しく食べることが出来ました。

私にとっては、還暦祝いの良い思い出となりました。

改めて、弟と妻に感謝・感謝です!!

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