7月6日は、15時間も雨が降り続き、福岡市はもちろん福岡県下でも大変な被害が出る観測史上まれにみる大雨になりました。
博多湾にそそぐ河川はかなり多く、多々良川、御笠川、那珂川、室見川以外にも結構あり、赤茶色の泥水や草木、ゴミなどが大量に博多湾に流れて行ったと推察できます。
しばらくは釣りにならんやろう!?との私の予想を覆すように、後輩のG君が長浜のポイントに仕事後に出掛けて34センチのチヌを釣り上げました。
長浜界隈はゴミだらけで、釣りにならんバイ!と思いつつも、アジングロッドの竿先で、ゴミをかき分けながら隙間を作って、そこにエサの付いたハリを落とし込んでいったのだそうです。
最初に浅いタナを狙うと、とんでもない連中が次々とハリに掛かったようです。
とんでもない連中とは、こちらです。^^;
アジゴやサバゴと見間違う極小のシーバス。
20センチから25センチぐらいのシーバスを私はチーバスと呼んでいますが、こういうさらに小さなシーバスを何と呼ぶか?いろいろ考えてみました。
・マメシーバス?とか
・ミニミニシーバス?とか
・マイクロチーバス?とか
・ミクロシーバス?とか
・・・と考えた挙句、マイクロチーバスが呼ぶには妥当かと??? ^^;
私もこれまでに何度もこれらのマイクロチーバスを釣りましたが、マジでアジゴかと思ってよくよく見ると、ランカー級のシーバスをそのまま20分の1ぐらいに縮小したスケールのシーバスなのです。^^;
こんなに小さいくせにいっちょ前に、メバルバリ9号とか、チヌバリ3号ぐらいにしっかり掛かってくるんです。
どうかすると、体と同じ長さぐらいのアオムシに飛びついたりしているのです。(驚)
スズキクラスのシーバスを釣っても味わえない「愉快さ」を感じることがあるんです。
同じ仕掛けとタックルとエサで、スズキクラスのシーバスが釣れるときもあれば、こんなマイクロチーバスが釣れることもあるのが、釣りの楽しさとも思えるのです。
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自分以外の人が釣ったらサイズに拘わらずチヌと呼ぼう!!
博多では、黒鯛を大きさに応じてメイタあるいはチヌと呼びます。
しかしながら、メイタとチヌの線引きは確たる基準がありません。
ある人は30センチを超えればチヌと呼び、
またある人は40センチはないとチヌとは呼べないなどと云います。
どれが正しいのか?
かなり年配の方は、私が50センチオーバーのクロダイを釣っても、
「ふとか、メイタやね~!!」とも言います。^^;
以来私は、メイタとチヌの線引きを私なりに考えました。
自分が釣ったのはメイタ、人が釣ったらチヌと呼ぼうと!!
但し無理があるのが10センチぐらいの当歳魚の黒鯛をチヌと呼べと言われてもどうなんだ?とも思うのです。
サイズに拘わらず黒鯛を釣った本人が喜んでいれば、チヌと云うのが礼儀・礼節ではないかとも思ったりもするときがあります。
私は夏休みにサビキ釣りで20センチ程度のウミタナゴを釣って「チヌが釣れた!」と喜んでいる親子を見て、「あんたら、それ、ウミタナゴという魚で、クロダイじゃ~なかとバイ!」という勇気がありません。 ^^;
せっかく喜んでいるのに、喜びを瞬殺するような言動をとることはできません。
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釣れた魚の大きさに拘わらず釣れたTPOで釣り人の「喜び度」は変化する
50センチオーバーのチヌが釣れた時でもちっとも嬉しくないときもあれば、たとえ30センチ以下のメイタ?が釣れた時でも、とても嬉しい経験をしたことがないですか?
釣り人には記録には全然残らなくても、自分自身の「記憶に残る魚」がというものがあるのではないでしょうか?
少なくとも私には、そういう「記憶に残る魚」の想い出がたくさんあります。
しかも、自分が釣った魚だけではなく、一緒に行った釣り仲間が釣った魚の想い出もかなりあります。
今思い出すと、「あの時アイツがあんな魚を釣ったよな~!!」と思い出すことがたまにあります。
「アイツ、あん時、すげぇ~喜んでいたよな~!!」と思い出すことがあります。
そして、思い出すのです。
「アイツ、今どうしてるかな~??」と。
私はこの年になって思うことは、メイタとチヌの確たる線引きなど、どうでも良いということ。
たとえ20センチぐらいの黒鯛であったとしても、釣って喜んでいる方を目のあたりにすると、大きさによる呼び方など・・・・・どうでもよくなります。
釣りは「魚の大きさだけを競うもの」では、もとよりありません。
凄いメタボの34センチのメイタが釣れた!!と喜んだり、驚いている後輩を見ているだけでこちらも嬉しくなります。
釣ることが楽しい!
釣れた魚を眺めることも楽しい!
釣った魚を食べることも楽しい!
釣りって、本当に面白いです。
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