いつまでたっても梅雨にならない北部九州ですが、1951年以来の観測史上、最も遅れているとのことです。
原因は亜熱帯ジェットと呼ばれる強い西風が西日本の上空にあり、梅雨前線が停滞しないとのこと。
例年であれば、北部九州は6月5日ぐらいに梅雨入りして、7月17日ぐらいに梅雨明けするのが習わしなのですが、今年は異例中の異例なのです。
雨が降らないことで、農業や生活をする上にも影響が出ますし、雨が降って川の水が博多湾に流れ込むことでプランクトンが発生し、ベイトフィッシュが集まり、それを捕食するフィッシュイーターが発生する食物連鎖にも影響が出そうな気配です。
さて、今回は土日を中心に精力的にアチコチで竿を出す西戸崎在住のK君の長浜での竿出しについて触れてみました。
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アイランドシティから須崎埠頭・長浜界隈までアチコチで釣果を上げるK君
K君の最近の金曜日の夜から日曜日にかけてのパフォーマンスには目を見張るべきものがあります。
あるポイントで年なしのチヌを釣った矢先に他のポイントでしっかりとチヌを掛けています。
そんなK君が長浜界隈でも、チヌをはじめシーバスをカニでたくさん仕留めているみたいです。
そんなK君がついに長浜モンスターらしき魚のアタリがあったと私のスマホにメッセージがありました。
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長浜モンスターらしきアタリに興奮するK君
長浜界隈で頻繁に竿を出している方であれば、一度や二度は経験するであろう得体の知れぬ大物のアタリ。
私は昨年の5月末から6月にかけて何度か体験しましたが、全く手に負えない得体の知れぬ魚なのです。
昨年私が、落とし込み竿で九州製氷の前で釣った68センチのシーバスなどは足元にも及ばない得体の知れぬ魚です。
私は昨年PEの4号を巻いてあるABUのアンバサダー5500Cに6号のフロロハリスで臨みましたが、それもいとも簡単に切られてしまう有様。^^;
とにかく落とし込み釣りのタックルが竿を立てられずにのされた挙句に、いきなりトップスピードでダッシュして逃げる魚に適切なレスポンスが出来ないまま、糸が切れてしまうのです。(涙)
以来私はこの魚のことを「長浜モンスター」と呼んでいますが、今のところまだ誰も釣り上げていません。
K君の驚愕した長浜モンスターの引き具合
K君の愛用のタックルは、がまの銀治郎の硬調にPEラインの1・5号を巻いた黒鯛工房のリール。
チヌ狙いの時はハリスを2・5号にして、年なしが来ても十二分に対応できるようにしているとのことですが、もしも私が昨年経験した類の魚であれば、残念ながら全く歯が立たないタックルと仕掛けというしかありません。
昨年は北九州在住の弟も体験しており、弟はこの魚のためにシーバスロッドとツインパワーをわざわざ北九州まで取りに帰った経緯があります。
シーバスロッドでの際狙いで、リールをごっついPEラインを巻いたツインパワーで対峙したのですが、そんな時には出会わないものなのです。
宮崎で生まれ育ってアカメやヒラスズキの引きを体感しているK君も私の弟と同様に、「アカメか大型のヒラスズキ、もしくはハタ科の大型魚??」と云うようなことを言っています。
神出鬼没な長浜モンスターは、それなりのタックルと仕掛けで狙うと遭えずに、キビレやフッコ狙いぐらいの気持ちで軽めのタックルと仕掛けを使っている時に限ってアタリがあることが多いのです。
初めから長浜モンスター狙いオンリーでタックルや仕掛けを考えますと、アタリすらないという悲惨な経験もします。
今年は異常気象のせいか、九州製氷付近ではアタリが少なく、カモメ広場を中心としたポイントでアタリがあるようです。
一つの指標としては、昨年の秋にルアーで94センチのシーバスがカモメ広場から釣れていますので、それぐらいの魚が捕れるタックルと仕掛けでヘチを探らないと、到底捕れないような気が致します。
長浜モンスターらしき得体の知れぬ魚と対峙したK君は、今度の金曜日から日曜日にかけて再び長浜に行くはずです。(苦笑)
私も、どの日にか竿を出します。
それが釣り人の性というものではないでしょうか?
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