昔話は嫌われますが、その昔10月10日が体育の日だった30年ぐらい前まで、10月中旬と云えば、夏の魚と冬の魚が入り乱れる時期でした。
博多湾の須崎埠頭や箱崎埠頭などで投げ釣りなどをすると、メイタやセイゴ、ハゼやキスに混じって、カレイやアイナメが釣れて、中型クーラーが満タンになるぐらい釣れていたのです。
過日、定年まで勤務していた職場の後輩S君がルアーでヒラメではなく、カレイを引っ掛けたとのこと。
私はもう数年すると、釣り歴が60年ということとなりますが、ルアーでカレイを釣ったことがありません。
間違って引っかかったにせよ、こんなこともあるんですね~!
昨年でしたか、小郡市在住のKさんがカラス貝をエサにしたヘチ釣りでボラを釣ったと知らされた時は、驚いて苦笑いいたしましたが、釣りでは想定外のこともあるのです。
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すっかり定着したエギング
エギ自体に歴史があるのは、若い頃から知っていましたが、職漁師しか使っていなくて、一般の釣り人が昨今のように使い始めたのは25年前ぐらいからではないかと思います。
冬の寒い夜に、糸島の西浦や野北などからササイカを電気ウキ仕掛けで狙うのは、私が若い頃から普及していました。
春先から初夏にかけて、エサ巻きスッテでコウイカを狙う釣り方も私が20代の頃より普及していました。
いや、もっと昔から普及していたかもしれません。
年配と云うより、老人の方たちが竿をたくさん出しながらワイワイ・・釣りのがコウイカとのイメージがありました。
筑豊からワザワザ竿受けを作って、コウイカを釣りに来られていたご夫婦もおられました。
15年ぐらい前の博多湾でのコウイカの釣果と現在では、まさに雲泥の差があります。
今年もスッテにキビナゴを巻いてコウイカを釣る方は少なく、釣果もイマイチどころではなかったような気がします。
釣れる釣れないは別として、GWぐらいから夏にかけては、エギを投げてコウイカを狙っている釣り人は相変わらずいます。
去年も今年も、そういう方々がいるところでは私は竿を出さないので、詳しく釣れているのかどうかはわかりません。
タモ網で掬っている方は多く見ますが、エギングで釣っている方は、少なかったような気がいたします。
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博多湾のタチウオ情報
前の職場の後輩H君が箱崎埠頭で、タチウオテンヤで1投目から指3・5本のタチウオを釣ったそうです。
ですが、そのあとまったくアタリがなく・・・THE ENDだったとのこと。
そんなH君は西浦で、秋イカをゲット。
秋イカは春イカと違い小さいけれども数が釣れるのが特徴。
同行したY君は、エギで何とアコウをゲット。
こんなこともあるのが釣りです。(笑)
H君はサビキでこの時期にコノシロをゲットしているみたいです。
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博多湾とはまるで釣れ方が違う北九州の若松
弟が久しぶりに北九州の若松でヘチ釣りをしたみたいです。
これらのほかに、メバルやアラカブや海タナゴも釣れていました。
さらに、ヘチのワームで釣れたのがこちら。
30センチぐらいのアコウですね。
博多湾では、メイタ~チヌ、キビレ、シーバスが定番ですが、不思議なことに若松ではどれも釣れていません。
沖防などに渡っているクロダイ師が若松で竿を出すと、いろいろな魚が釣れると思います。
同じ福岡県内でも、場所で釣れる魚が随分と違います。
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