北部九州は、今年は6月11日から梅雨入りいたしました。
ですが、朝の出勤時に雨が降っていると、車通勤以外のお方はうっとうしくなるはずです。
いや車通勤の方も、渋滞が嫌になるはずです。
つまり、農作物の生育には絶対的に必要な梅雨入りを喜ぶ方は、それほどいないと思えます。
釣りも雨が降ると、竿を出すのが嫌になります。
霧雨などならまだしも、大粒の雨が降っているのに、合羽を着て釣りを敢行する方はそんなにいません。
雨が降ることで、海中の酸素量が増して魚の活性化が上がりますし、臆病な魚の警戒心が緩むのが雨降りの特徴です。
気圧が低くなると、魚の食いが良くなることは、すでに周知のところです。
「分かってはいても、雨の日にまで竿を出したくない!」というのが、多くの釣り人の思うところなはずです。
ですが、多くの方が人がしないことすることで大釣りを味わえることもあるのです。
それをご存知な方は、雨の日に好んで竿を出すこともあるのです。
うっとうしい梅雨時に、博多湾でお薦めの釣りを私なりに考えてみましたので、参考にしてくだされば!と思います。
スポンサードリンク
すぐに車に逃げ込める場所での竿出しがお薦め
私がここ10年以上博多沖防に渡らなくなった一つの原因が、大型クレーンがすぐそばにあった梅雨時の切れ波止でカミナリ交じりの豪雨にたたられたことがあるからです。
切れ波止には私一人で、マジで生きた心地がしませんでした。
電話をしてもすぐには迎えには来てくれませんでした。
もう釣りどころではなく、いつ落雷で絶命することばかりを考えていました。(笑)
以来、絶対に沖防には渡らない!と決めました。
たかがチヌを釣るのに、カミナリなんて怖くもなんともないというほどの度胸は、はなから持ち合わせていません。
カミナリが鳴り響く場所で竿を出さねばならないとしたら、釣りそのものをきっぱり辞めても悔いはありません。
私がカミナリが極度に苦手なのは、沖防だけではなく、それ以外にも何度かカミナリで辛酸を舐めた経験があるからです。
天気が急変して雷が鳴り始めたら、タックルを置きっぱなしにしてでも車に逃げ込めるような場所で竿を出すことが、梅雨時の天気が悪いときには何よりも重要なことだと思います。
スポンサードリンク
梅雨時の曇天や雨の日の時は日中でもクロダイ、シーバス、メバルの活性が上がる!
ズバリ端的に申し上げますと、梅雨時の曇天や雨の日の時は日中でもクロダイ、シーバス、メバルの活性が上がって、日中でも夜以上に釣れることが珍しくありません。
私もこのことは、過去何度となく経験したことがあります。
須崎埠頭で今にも雨が降り出しそうな日中に、アオイソメのウキ釣りで、シーバスが入れ食い状態になったことがあります。
随分昔に、梅雨時の日中に岩デコでメバルを爆釣したこともあます。
梅雨時の真昼間にモエビをエサにして、メイタ~チヌを入れ食いを体験したこともあります。
梅雨時にタケノコメバルが爆釣したことも記憶にあります。
この画像の釣果も、梅雨時の半夜釣りで小雨交じりの中でおよそ1時間ぐらいで釣った記憶があります。
魚の活性が高いときは、タックルや腕などを無視してガンガン釣れることもあるのです。
メイタ~チヌは一晩で30~40枚以上なんてことも、ソーラス条約で立ち入り禁止区域ができるまでは、驚くほどのことでもなかったのです。
というか、その前にウンザリして嫌になって納竿していましたけど・・・。
スポンサードリンク
うっとうしい梅雨時の博多湾でのお薦めの釣りとは?
前置きが長くなりましたが、梅雨時の曇天や小雨交じりの時は、日中でもクロダイ・シーバス・メバルを狙う好機です。
メイタ~チヌは、日中ではカラス貝やカニエサで狙うことができます。
シーバスのこの時期は、岩ガニでガンガン・・アタリます。
夜釣りですが27・5センチのメバルが釣れたのも梅雨時でした。
要は、波止の御三家と云われる、クロダイ・シーバス・メバルはこの時期狙う価値があります。
さらにゲーム性の高いタチウオのルアー釣りやタチウオテンヤでの釣りもおすすめです。
日中でも博多湾の湾奥で、タチウオを次々に仕留めています。
今が狙い時なんです。
日中の博多湾の湾奥でも、これぐらいはメタルジグやメタルバイブで釣れているようです。
指2~3本サイズが多いのですが、数が釣れれば楽しくないはずがありません。
梅雨時ぐらいからタチウオは、博多湾の湾奥に来ていることを再確認してくださればよいと思います。
梅雨時は、記録物の魚を狙にも、魚種によっては数釣りをするチャンスでもあるのです。
スポンサードリンク