今週は夜にド干潮となる釣りにとってはお世辞にも良い潮とは言えない潮回りの中、久しぶりにベイサイドプレイスで竿を出すことに致しました。

更に運が悪いことに、いつもは停泊していない水産庁の大きな船が外側に停泊しており、釣りをするポイントは自ずと限られてきました。
ここというピンポイントに生きの良いアオムシを付けて落としてみましたが、まるで反応なし!!(涙)

潮が下がり過ぎて、風もなく、まったりとした漆黒の海という感じで、飛び跳ねている魚も全くいません。^^;
ここで竿を出すのは時間の無駄だと思いつつも、移動して他の釣り場で竿を出しても、小潮でド干潮が夜の9時半ぐらいという状況の中では好釣果は望めないことが分かっていました。
さて、次はどこに行こうか??などと考えながら車を止めている方向に向かっていると、一人の釣り人から声を掛けられました。
「何も釣れんやろ~!?」と。(苦笑)
広場の内側の際には、私よりも10歳ぐらい年上の穏やかな風貌をした方が、竿をしゃくりながらニヤニヤしていました。
何を釣られているんですか?と尋ねますと、「釣れんやろうばってん、コウイカ!」と苦笑いしながら相変わらず竿をしゃくっていました。
傍らには自転車が止めてあり、「お近くにお住まいですか?」と私が尋ねますと、「すぐそこたい!」とニコニコしながら半ば照れくさそうな表情をするその男性の竿さばきから、かなりキャリアのある常連さんであることがすぐに分かりました。

私は手に持っていたハンドメイドの竿を湾の周囲を張り巡らしているチェーンに立てかけて、腰を下ろしてしばらくその方と釣り談義を致しました。(笑)
このベイサイドプレイスの広場の横の釣り場では、あまり良い思いをしたことがなかった私に、かなり手掛かりとなる貴重な情報を頂くことが出来ました。
それだけで今回の釣行の甲斐があったとも思える、私にはとても貴重な情報だったのです。
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常連さんと釣り談義をした私はベイサイドの湾内を探り続けた
他の釣り場に行っても好釣果など望めるはずもなく、常連さんから「あのへんのポイントで我慢して竿ば出してみらんね!?」と言われた場所を探り続けました。
ギターを弾きながらベンチで歌っている青年が近くにいて、夜にウォーキングやジョギングをしている方たちも案外いるのです。
潮位が更に下がり、最悪のコンデションの中ヘチを探り続けますと、50メートルに1度ぐらいの微かなアタリが!
エサが大きいのか、ヤル気がないのかは不明ですが、間違いなく小さなメバルなんですが、竿に乗ってきません。(笑)

常連さんから教えていただいたメバルポイントも潮が下がり過ぎで水深が1ヒロもなく、アタリの「ア」の字すらありません。^^;

そうこうしていると、ナイトクルーズから戻ってきたマリエラが帰港してきて、しばらく船内などを眺めていました。
全く釣れる気がしない中、探り続けた経路を再び探りました。
ド干潮寸前で釣れたたった2匹の魚
探り続けた経路をUターンしていると明らかにセイゴと思われるアタリがあり、慎重に待って竿を送り込んでアワセますと、案の定目の前で全然大きくないセイゴがエラ洗い。

ちょうど30センチ程度のセイゴでした。
撮影用にビニールバケツに入れたものの、すぐにリリース。
それから再び50メートルぐらい何のアタリもないまま探り続けますと、セイゴではないアタリがありました。
凄く慎重且つ臆病にエサを食っているのが分かるのです。
しばらくミチイトのテンションを緩めにして待って、待ってアワセますと、どうにか魚がハリに掛かりました。

正体は15センチほどのリリースサイズのメバルでした。
もちろんハリを外してリリース。
それからしばらく探り続けましたがアタリが皆無なので納竿。
貴重な情報を教えていただいた方にご挨拶して、クルマのほうに向かいました。
ベイサイドプレイス攻略が今年のひとつの目標
近場であるにも関わらず、近づきがたいポイントのひとつがベイサイドプレイスの釣り場なんです。
マリンメッセでコンサートなどがあるときはとてもじゃないけれど、車を止めることもできませんし、帰る時間にもよりますが、周辺部は大渋滞となるのを何度か経験していますので、車横付けで気軽に竿を出せるポイントではないのです。(涙)
だから、このベイサイドプレイスの釣り場は、近隣にお住まいの方が自転車に乗って来て、毎日毎晩竿を出しているというある意味「特異な釣り場」でもあるのです。
四季を通じて通い詰めた常連さんにしか分からない、魚種に応じたマル秘ポイントが点在しています。
これまでここで竿を出す機会も少なかったのですが、今年は機会があればこのベイサイドプレイスの釣り場で竿を出す回数を増やそうと考えています。
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