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博多湾湾奥の11月初旬の5目釣りならぬ8目釣り

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いよいよ11月に突入し、今日から巷は、土日月の3連休です。

この時期になると、博多湾のどこで何を狙うのかに迷うことが多くなります。

下手をすれば、ボウズを食らう釣り場にノコノコと行くこともあるからです。

私の場合、「短時間で退屈をしないこと」と、出来れば「20センチオーバーのメバルが狙える釣り場」をオーバーラップして勘案すると、釣り場は自ずと限られてきます。

昨日西戸崎在住のK君が夜釣りで中央埠頭の御笠川沿いのポイントに向かったら、今までいなかったところに海上保安庁の船が停泊して竿が出せなかったとのことで、ここをパスしました。

となれば、東浜か、箱崎バナナか、ポートオブハカタか、貯木場か、アイランドシティの5つぐらいが候補になります。

今日は、チヌとシーバスを狙うK君とメバルを狙いたい私のどちらにも可能性がある釣り場を考えるて、ポートオブハカタにしたのです。

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私がポートオブハカタに着いたときにK君はチヌの取り込み中でした

ポートオブハカタに着いたときにK君のクルマがあるのですが、姿が見えずにクルマの中からキョロキョロして探したところ、K君の竿に何かがかかってやり取りしています。^^;

入れ食い号のエンジンを付けたままK君のそばに向かうと、「沖さん、クルマの後ろのタモ・・・、お願いします!」との言葉が!

丁度K君がチヌをかけて、引き味を楽しんでいる最中でした。

着いた早々、めでたく海面でひらを打っているチヌを掬い上げたK君とご対面。

名島の馬場釣具でモエビを買ってきたらしく、大きさ的にはほど良いサイズのモエビがブクに入っていました。

K君が釣ったチヌは丁度40センチぐらいで、綺麗な姿をしたチヌでした。

私は、チヌを掬ったK君とだべりながら、今日は海底付近のメバルで狙うために、胴付き仕掛けをセットしました。

私がこの場所で必ずするのは、2本バリ仕掛けの一番下のスナップサルカンのところからも1本枝バリを出すことです。

こうすることで、多くの魚が一番下のハリに掛かることが多いからです。

但し、この底バリの枝バリを1本多めに出すことで、魚の釣れ具合は倍増しますが、根掛かりの頻度も倍増するという痛し痒しの釣り方でもあるのです。

特にこのポートオブハカタは、不法投棄物が多いのか根掛かり多発地帯でもあるのです。

胴付き釣り開始で次々と釣れる小魚たち

タックルはABUの振出式シーバス用ロッドとリールは同じくABUの替えスプール付きのスピニングリールで胴付き釣りを開始しました。

底オモリは3号で、着底後すぐに竿をあおって魚を誘いながら根をかわします。

するとすぐにアタリがあり、一番上のハリに10センチぐらいのウミタナゴがぶら下がっていました。(写真を撮り忘れました)

更に小さなアタリがあり、アワセますと釣れたのがこちら。

10センチもないグチです。^^;

それから強烈なアタリがあり、アワセを入れると案外よく引く魚がハリに掛かり、犯人はこの方。

毎年9月以降は大発生するのに今年は少ない18センチぐらいのチャーリーです。

次はこれまでにないガツガツとしたアタリがあり、本命の20センチオーバーのメバルかも??と期待しましたが、ブリ上げてガッカリ。

丸々とした23センチぐらいのタケノコメバル。

そうこうしているうちに、もうすぐ出港するであろうフェリーの近くでK君の竿が曲がって、再び私に呼び声が!

モエビが大好きなK君がまたしても先ほどと同じくらいの40センチぐらいのチヌをかけました。

これもきれいなチヌです。

二人でチヌを見ながらワイワイしていると、通りがかりの港湾関係者のクルマの中かから私よりも年上の方が降りて来られ、釣りをしない方の決まり文句がさく裂!!

「へぇ~、こげなところで、こげん立派な魚が釣れるとですね~!」と!

その後に、「この魚はイシダイですか?」と。

K君と私は瞬間沈黙。・・・・・・・・・・・!!??

「これはチヌ、つまりクロダイです」というと、うつろな目をされていました。^^;

で、その方に「これで刺身でもされますか?」と尋ねると、クルマの中から急いで大きなレジ袋を持参され、生きたチヌを入れて喜んでどこかへと消え去りました。

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K君が22センチのメバルを釣った!

クルマをたくさん積み込むフェリーが離岸していくと、そこに2人で車を移動させて、立ち入り禁止の金網の手前からK君は探りを入れています。

私は相変わらずの胴付き仕掛けでの底狙い。

この辺りが底付近で20センチオーバーのメバルが釣れる実績が高い場所です。

そうこうしているうちに、K君が浅いタナでモエビをエサに良型の22センチのメバルをゲット。

私の仕掛けには、メバルはかからずにこれらがかかりました。


頭でっかちの20センチぐらいのライオンハゼ。

こんな小さなサイズは初めて釣ったボールペンぐらいの太さの30センチぐらいのマアナゴ。

鉛筆(ペンシル)サイズのカマスやサヨリは、これまで何度か釣りましたが、こんなに小さくてひょろ長いマアナゴを釣るのも見るのも初めてです。^^;

ここで根掛かりがして仕掛けを取られ、いつもの落とし込み用の仕掛けを作りました。

ところが、K君にも私にもアタリの「ア」の字もなくなりました。

この場所を諦めてアイランドシティで竿を出すようにしました。

相変わらずフグの地雷原に変わりないアイランドシティの防波堤

今年はいつのもひょろ長い防波堤では、チヌもセイゴもクロも、昨年に比べるとイマイチどころかイマサンぐらいの釣れ方でした。

それと比例してか、チイチイフグも昨年と比べると数が少ない気がします。

でも、やはり「フグの地雷原」であることには変わりなく、太めの良いエサをハリに刺して、ここぞ!という時に限って、マシンガンのようなアタリが竿先にあったり、アタリはないけど何かがエサを食べている気配がして仕掛けを上げるとやはり…エサが付いていないという悲しい状況は相変わらずです。

そのような「フグの地雷原」の間髪をくぐって釣れるのがこちらぐらいのメバル。


(15~18センチぐらいのメバルです。)

途中でフグにエサを採られながらもK君と二人で釣ったメバルがこの程度。

8時半ぐらいに納竿し、9時ぐらいまで駐車場でだべっていると、これからの釣り人も来ていました。

3連休の初日とあって、帰りは箱崎埠頭の東洋水産の前、ビートル発着場の前を通って帰りましたが、多くの釣り人が暗闇の中竿を出して、思い思いの釣りをされていました。

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