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シーバスの落とし込み釣りに久々にハマるワケとは?

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3日前に、久しぶりに60センチオーバーのシーバスを落とし込み釣りで釣った私は、久々にチヌでは味わえないシーバス独特の引きと手応えを思い出しました。
 
ルアーシーバス用のタックルとルアーでこのサイズを釣ってもたいした手応えもなく、それほど遊べませんが、先っぽが細くてペランぺランの落とし込み釣りの竿で釣ると、ルアータックルで釣るのとは違って、まるで異次元のシーバスの引きが味わえます。
 
同じ60センチオーバーのシーバスを釣るのであれば、細い竿を極限状態にしならせる落とし込み釣りのほうが格段と釣趣が味わえるものなのです。
 
前回の釣行では、得体の知れぬ魚の強い引きでハリスを上の方から飛ばされたことも気になっていました。
 
ハリスをぶった切って行ったヤツはいったい何の魚なんだろう?と、釣り歴が長い私ですら分からない魚なのです。
 
そんな思いをすると、しばらく同じ釣り場に通うのが釣り人の習性というか釣り人の性というものなのではないでしょうか?
 
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ランカー級のシーバスにも立ち向かえるように太いハリスとデカいハリを使った!

 
ハリスを切って逃げた得体の知れぬ魚がきてもいいように、フロロの3・5号をハリスに使い、チヌバリの5号を用意しました。
ランカー級のシーバスがハリに掛かってもこれだったらどうにか戦えます。
 
仕掛けを作った場所は、落とし込み釣りのシーバスを狙うポイントとは数百メートル離れたメバル・チヌのポイント
 
薄暗くても海面に私の影を映したくないために、あえて竿を出すポイント以外の場所で仕掛けを作り、暗くなるまで待つこととしたのです。
 
今日は結構いつになく本気モードです。^^;
 
ですが、ただ待つだけではつまらないので、面白半分に太めのアオムシを半分に切って、下の細いほうをチヌバリ5号に刺してヘチを探りますと、意外にもアタリが!!
 
引き具合からすぐにチヌと分かる引き方でした。
 

今年初の落とし込みチヌなんですが、真剣に狙って釣ったわけでもないのに、なぜか釣れました。
 
狙っている時には釣れなくて、何ら期待感もないヒマつぶしをしている時に掛かるのもチヌの不思議です。
 
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私にこの釣り場を教えてくださった「落とし駒」さんと久しぶりの再会

 

私は紺色のとばりが降りる頃の時間帯に海辺にいることが大好きなのです。
 
人間の世界では動から静へと切り替わる時間帯ですが、夜釣りで狙うシーバスやチヌやメバルなどにとっては逆に静から動に切り替わる時間帯でもあるからです。
 
なので、この時間帯の海辺に立っていますと否応なしに何らかの期待感が高まるのは、半夜釣り専門の安近短釣り師を久しくやってきた私独特の感覚かもしれません。^^;
 
釣れたほうが良いに決まっているんですが、この夕マズメ時の風景は四季を通じていろいろな変化があり、心を和ませても癒してもくれるので、釣れなくても特に気にならないのです。
 
前回シーバスが釣れた場所にエサの付いたハリを落としましたが、前回とは違って生命反応がまるでありません。
 
徒に時間が過ぎていくのですが、魚がいないんじゃ~どうにもなりませんので、1メートル間隔ぐらいに刻みながら仕掛けを落とし込んでいきますと、出発地点から50メートル以上離れた場所でシーバスらしきアタリがあり、慎重に送り込んで合わせますと、素晴らしい引き具合です。
 
沖に20メートルぐらい走るかと思いきや、一気に海底目がけて猛スピードで沈む引きは、間違いなくシーバスです。
 
なかなか寄って来ないシーバスをじわりじわりと寄せて20メートル以上出たミチイトを両軸リールで回収していきます。
 
チヌと違い、取り込みに時間がかかるのがシーバスの特徴でもあるのですが、タモに入れた瞬間緊張感がほぐれて、ほっとするときたまりません。

62センチのシーバスですが、取り込みに3分ぐらいかかりましたが、なんとか手中に収めることが出来ました。
 
更にしばらくアタリもないままにヘチを探っていると、私にこの釣り場のことをよく教えてくださった「落とし駒」さんが現れ半年ぶりぐらいに再会いたしました。
 
ご丁寧に「あそこ辺りが一番よく釣れるポイントなんですね~!」と一級ポイントまで教えてくださいました。
 

そうこうしているうちに「落とし駒」さんにアタリがあり、シーバスらしき素晴らしい引きに竿が弓なりに曲がっていまして、許可を得て写真を撮らせていただきました。

「魚が掛かり竿が曲がっている時の実際の画像」は、なかなか撮れるものではありませんので、貴重な画像を撮らさせていただきました。
 

「落とし駒」さんはまだタモをセットしていなかったので、私が肩から提げていたタモで掬いました。

丁度先ほど私が釣ったのと同じぐらいの60センチぐらいのシーバスです。
 
この60センチ前後のサイズが、今この釣り場でのレギュラーサイズのシーバスです。
 
それからしばらく時間が経ち、私にも待望のアタリがありやはり60センチぐらいのシーバスを釣り上げることが出来ました。
 

落とし込み釣りで狙うシーバスの面白さ

 
落とし込み釣りで狙うシーバスの面白さは、何と言ってもスピード感のある引きとなかなか弱らないシーバスのタフネスさにあります。
 
チヌはたとえ大物でも、海面に上げて空気を吸わせますと死んだようにおとなしくなりますが、シーバスにはこの手は全くもって通用しません。
 
ヘタに海面に誘導すると、得意の「エラ洗い」を何度も繰り出すので、釣れるシーバスも釣れなくなる危険性をはらんでいます。^^;
 
要は、シーバスの強い引きに耐えながらジンワリ、ジンワリ・・・と、イトを出しては巻き、巻いてはイトを出すことを繰り返しながら弱らせて間隔を詰めるのが一番の正攻法なのだと思います。
 
注意するのは両軸リールを使っていると、途中でバックラッシュを起こしていてミチイトがそれ以上出なくなることが多々ありますが、こういう状況で大物が掛かると取れるシーバスも取れなくなります。
 
なので、釣りを開始するときはミチイトを予め引っ張ってみて、バックラッシュを起こしてミチイトが出なくなっている部分がないかどうかを十分確認する必要があります。
 
まとめ
 

今回の釣行では今年の初チヌが予期しない状態で釣れましたが、狙ったシーバスが何とか2本釣れました。
 
チヌはちょうど40センチぐらいでしたが、60センチ前後のシーバスと比べますと、その引きは比べるべきでもないほどシーバスは素晴らしい引きをしてくれます。
 
このポイントでは今のところ私が釣った最高のサイズは64センチですが、「落とし駒」さんは過日74センチのシーバスを釣っています。
 
時期や潮による釣果は今のところデーターがないので何とも申せませんが、80センチを超えるシーバスをここで落とし込み釣りで釣り上げたいと思ってもいます。
 
このポイントでも、キビレを主体にチヌも釣れますので、落とし込み釣りでシーバスを釣ったことがない方は、夕涼みがてら竿を出して、落とし込みシーバス釣りの楽しさと引きの強さを味わってくれれば!!と思います。
 
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