若者の釣り離れが深刻であるとのことを耳にしたことがあります。
だが、本当に若者の釣り離れがひどいのかどうかは、釣り歴50年以上になる私でもよく分からないのです。
昔は20代の若者が釣り場にたくさんいたのか?というと、バブル真っ只中の時も、バブルがはじけたときも、リーマンショックのせいで長引く不況の時も、一貫してそれほど釣りをする若者が多かったとも思えないのです。
若者の定義が良く分からないのですが、小学生から20代ぐらいの年齢を指すとすれば、やはり10代後半から20代にかけては、魚を釣ることよりも異性に目が行くのが普通だろうとも思う。(笑)
年なしのチヌやランカー級のシーバスなんかよりも、才色兼備なグラマラスな女性のほうが1000倍、いや10000倍以上興味もあるし、魅力的だと思うのが普通だし当然だろうと思う。
私も大学生の頃は、たまに百道の海岸からキス釣りをする程度で、魚のキスなどより女性とのキスのほうが100%興味がありましたよ~!!^^;
ところが、好きで惚れた女性と結婚して子供が生まれたりすると、妻は子供に興味がいって夫である私への興味や関心が薄れるにつけ、本格的に釣りにはまるようになったんです。
もちろん妻以外の女性、とりわけ美人に興味や関心がないわけではないのですが、あまり親しくなりすぎると、倫理的にも法律的にもややこしいこととなります。^^;
結末は、想像するにあまりにたやすい。
妻も他の女性に射幸心を持たれるよりは、お魚さんたちに興味を持ってもらったほうが安心とばかり、かなりやんちゃで無鉄砲な釣りをしても、著しい経済的な負担がない限りは、ある程度は許してくれる時代だったのです。
女性にモテるのは困るけど、お魚さんたちにモテるのは許してくれるのが、世の妻たちではないでしょうか?
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以前から若者の釣り人口は、それほど多くなかった!
1990年代の後半は、潜在的な釣り人をも含めますと、釣り人口2000万人とも言われていた時代がありました。
ですが、この頃は若者の数も多いにもかかわらず、今同様に20代の若者で釣りをする方など、そんなに多くはいなかったような気がします。
少子化が進むと、更に釣り場で若者を見ることが少なくなりました。
釣り場にいるのはおっさんや年金暮らしのお爺さんたちというのが、ありふれた光景でもあったのです。
今は、お爺さんたちの姿も見かけなくなりました。
若者が少ない上に、老人までもが少ないというのが釣り場の昨今の現状なのです。^^;
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若者釣り離れよりも老人の釣り離れのほうが心配!!
以前から若者は釣りなんぞよりも女性のほうが好きですし、興味も関心もあったはずなので、若者の釣り離れなどは深刻な問題でも何でもなと思います。
むしろ、年金をもらって毎日釣り三昧できるはずの老人が釣り場に来ないほうが心配なのです。
その背景を感げますと、
・地球温暖化の影響で季節ごとに釣れるはずの魚が釣れなくなった
・魚そのものが減った
・経済的な理由で、年金だけでは生活できない老人が増え、釣りなんかしている場合ではなくなった
・・・などと言う理由が挙げられます。
以前は、どこの釣り場にもベテランの釣り翁がいたのですが、近年そのベテランの釣り翁をあまり見かけないのです。
趣味や嗜好の多様化と言えばそれまでですが、それにしても釣りをする老人が激減したような気がします。
若者の●●離れの背景にあるもの
若者の●●離れという言葉を聞いて久しいのですが、私が頭に浮かぶ代表的なものを挙げますと、
・若者のクルマ離れ
・若者の居酒屋離れ
・若者のテレビ離れ
・若者の結婚離れ
・若者の新聞離れ
・若者の読書離れ
・若者の海外旅行離れ
・・・などなど。
バブルを若い頃に経験し、バブル崩壊やリーマンショックによる長引く不況をも経験してきた我々の世代と違って、今の若者は生まれたときから不況の中で育ってきたために、基本的に節約志向だし堅実な方が多い。
クルマひとつを例にしても、我々が若かりし頃は女性とドライブデートするためのマストアイテム的な要素もあったが、昨今の若者は維持費がかさむクルマを持たない合理主義者が多く、クルマをシェアしたりもするそうなんです。
確かにクルマを買えば、毎年税金を納めないといけないし、ガソリン代もいるし、駐車場代もかかるし、自動車保険代もかかる。特に事故を起こしやすい若者の世代の保険料は驚くほど高い。
そんなに金がかかるのに正規雇用で正社員の枠は少なく、非正規雇用の派遣社員などの構成比率が高い。
非正規雇用では年収も少ない上に、不安定な雇用のために将来の設計を描くのは難しい。
多くの若者の●●離れの背景の一番の原因は、非正規雇用による年収の減少が最たるものだろう。
それと同時にいろいろな若者の●●離れを引き起こしたもう一つの要因は、パソコンやスマホによるネット社会の浸透が挙げられる。
気になることや心配ごとなどのキーワードを検索窓にいれてググれば、これでもかと言わんばかりの情報が即座に入手できる時代に、お金を出してまで本や新聞を買う必要性を感じない若者が多いのである。
釣りは女にモテる趣味なのか、女にモテない趣味なのか?
女にモテる趣味というキーワードや女にウケる趣味というキーワードで検索してみると、残念ながら釣りは女にモテる趣味の中にはランクインしていないし、女にウケる趣味の中にもランクインしていない。
では釣りは女に嫌われる趣味なのか?ということなんですが、女にモテない趣味の中にランクインしている記事を見つけることが出来ました。
朝早くから行き、暑くても寒くても釣れるまでじーっと待つという趣味は、女性には耐えられません。
また、日焼けも気にしないといけないため、一緒に釣りデートに行くというのはよほど釣り好きな女性でない限り難しそうです。
SARASより引用
確かに女性から見ればそうなのかもしれません。^^;
私が懸念するのが、女性にモテない趣味だから釣りをやめるだとか、釣りをやっろうと思ったけどやめたなどというパターンの男性が増えること。
自分がやりもしないで、印象やイメージ、あるいは口コミなどで趣味って簡単に変えられるのか?ということと、ネットで女にモテる趣味などと言うのを検索して、趣味を決めたりできるのか?ということ。
検索上位にあるたった一人の女性の主観などを真に受けて趣味を決めたりやめたりすることのほうが恐ろしい。
趣味なんてもんは、女にモテようがモテまいが、どうでも良いと思っているのは私だけでしょうか?
自分に自信がない男性ほど女性が書いた記事や口コミなどに惑わされがちなんだろうと思います。
まとめ
釣り場が少なくなったうえに、お金がかからないと言えばウソになるのが趣味としての釣り。
さらにお金をかけても狙った魚がさっぱり釣れないことから、コスパが低すぎる趣味という意見もチラホラ。
若者の釣り離れの要因の一つには、ネットで女にモテない趣味にランクインしていており、かなりマイナスのイメージがあるような気が致します。
恐ろしいのが、女にモテない趣味だとか女にモテる趣味など言うのが簡単に検索出来て、その検索上位にくる記事の内容に合わせた考え方が個々人に刷り込まれることではないでしょうか?
情報は、自分なりにある程度フィルターをかけて取り入れないと、単なる鵜呑みになる恐れがあるということにも留意していただきたい。
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