7月1日の今日は、昨日からの大雨の後で、大きな河口付近は釣りにならないだろうと予想しました。
適度な雨は、上流からエサが流れてくることを本能的に知っている魚たちも、大雨の場合は川の流れに影響しないところに一時避難するはずです。
潮見表を見ると、大潮で満潮が夜の9時付近。
夕方から竿を出すことがほとんどの私にとっては、悪くない潮回りです。
2週間前の大潮の時に採った岩ガニは、数が少ないのもあってか、かなり元気にしています。
欲張ってたくさん飼わないのが、上手に飼う秘訣なのかもしれません。
ひとつのバケツにいる岩ガニ10匹と太目のアオイソメ50グラムを持って、夕方6時ちょい前に自宅を出て、長浜に向かうこととしました。
大雨で、魚が博多湾の湾奥の影響が少ないところに避難しているのでは?との単なる勘と思い付きで長浜に行くこととしたんです。
通常の雨ならば、川から河口付近にエサが流されて、魚が集まりやすくなるのですが、大雨ですとエサを待つどころか魚も避難せざるを得ません。
その避難先の一つが、博多湾の湾奥の船溜まりではないか?と思ったのです。
これと云ったエビデンスはないのですが、単なる釣り人の勘です。
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長浜で雨が降る中、1投目から43センチのチヌがカニで釣れた!
長浜に向かう時に、1091号のフロントガラスに小さな雨粒がシトシト・・・。
そのうち止むだろう!とばかり、全く気にせずに長浜に向かいました。
最近よく使う黒鯛工房のズームの落とし込み竿を伸ばして、15個のガイドに糸を通して、仕掛けを作っているときも、雨がシトシト…降っていました。
仕掛けを作り終わって、小指の爪の大きさぐらいの甲羅の岩ガニにハリを刺して、勝手知ったるポイントにカニを落とし込んでいきますと、いきなり竿が大きく曲がり竿先が海面に吸い込まれていくので、アワセを入れました。
間違いなくチヌかキビレが掛かっているのが分かりましたが、引き具合からたいしたサイズでないことがすぐに分かりました。
全くリールからミチイトを出さずに、魚の引きを竿の弾力でこらえながら魚を浮かせて、タモで掬いました。
43センチのチヌでした。
1投目から魚が釣れるというのは、大体・・・活性が高い証拠でもあります。
今日は、期待できるかも?と、思いました。
で、雨はいつの間にか止んでいました。
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たった10匹の岩ガニが大活躍してなくなってしまった!
43センチのチヌが釣れた後も、岩ガニをエサにしていますと、アタリがあるのにカニだけ盗られるというパターンが続きました。
どうやら、小型のメイタやキビレたちがいるみたいです。
底に落とさずに、中層を狙っていますと25センチぐらいのキビレがカニエサで釣れました。
そうこうしていると、今度は底で鮮明なアタリがあり、アワセを入れますと、沖に疾走する魚がハリに掛かりました。
38センチのキビレです。
その後もカニエサで中層で25センチぐらいのキビレが釣れました。
何度かカニエサがなくなったりしましたが、カニエサで1匹のチヌと3匹のキビレが釣れました。
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アオイソメでいくらでも釣れそうな中、納竿した博多の釣りバカ
暗くなりつつある夕方の7時半になり、エサを岩ガニからアオイソメに替えました。
浅いタナを狙っていますと、明らかにシーバスのアタリと分かるアタリがあり、アワセを入れて釣れたのがこちら。
32センチぐらいのシーバスです。
その後も、25センチ以上30センチ未満のシーバスやキビレやメイタが釣れました。
結構いいアタリがあった魚にアワセを入れますと、丁度40センチのキビレが釣れました。
迂闊なことに、40センチのキビレのハリを外して、ストリンガーのフックに刺そうとしたときに、素手でキビレを触って、右手の親指の爪の横辺りがキビレのトゲでザックリと切れてしまいました。
暫くすると、右手の親指が血だらけとなる有様。
・・・!
血がなかなか止まらず、釣りを中断せざるを得ませんでした。
海水で傷口を洗い、濡れティッシュで親指を巻いて輪ゴムで留めて、再び竿を出しました。
その後も28センチぐらいのキビレがアオイソメで釣れました。
セイゴや30センチ未満のメイタ・キビレを入れれば、つ抜け達成!
エサはかなり余っていまして、その気で釣れば、まだまだキビレやチヌが釣れそうですが、20時45分で納竿としました。
珍しく、釣りバカの勘が当たり、博多湾の湾奥の長浜は、いつになく活性がハイテンションでした。
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