3年ぶりの放生会の露店を少し見て、中洲ジャズのステージを設置しているのを見た私は、地下鉄の空港線で1091号を止めている東比恵に引き返すこととしました。
1091号には、キビナゴの塩漬けが蓄冷材入りの保冷バックに入っていて、スタンバイOKとなっています。
というか、タチウオテンヤでは、テンヤに巻くキビナゴさえあればいいので、お手軽と云えばお手軽ですし、エサ代が安く上がる釣り方です。
夕方5時ぐらいに須崎埠頭に到着しました。
台風14号のせいと云うよりも近頃の須崎埠頭は、サビキ釣りでもたいしてアジゴも釣れているようでもなく、タチウオもほとんど釣れていないため、釣り人が少なくなりました。
この状況下で、タチウオテンヤを投げてタチウオを狙ってもアタリすらなさそうなので、カニエサを買いに名島の香月釣具店に向かうこととしました。
スポンサードリンク
道路は大渋滞で香椎の釣具のポイントまで行く羽目になった!
須崎埠頭のタチウオ狙いを諦めた私は、名島の香月釣具店に向かいました。
ところが道路が大渋滞。
放生会が催されている箱崎周辺が渋滞の要因みたいで、箱崎界隈を通過して3号線に出ますと、名島までスイスイで行けました。
ところが!
香月釣具は閉店しており、すぐ近くのモエビを販売していた馬場釣具はお店そのものがなくなっていました。
釣具の量販店では、ソルトルアーフィッシングに力を入れており、釣り場も減少していく中、個人の小さな釣具店が存続できる条件がことごとく消えつつあります。
それはさておき、ここまで来たら何としてもエサを入手せねば!と、香椎の釣り具のポイントでアオムシを50グラムと、袖型9号のハリを購入しました。
ところが、マリンメッセでは小田和正さんのコンサートがあるらしく、マリンメッセ付近も大渋滞。
帰りが大変になることをある程度覚悟しながら、先週48センチと49センチのチヌを釣った中央埠頭で竿を出すことにしました。
スポンサードリンク
どこを探ってもチーバスと2歳魚のキビレだらけの中央埠頭!
仕掛けを作ったら、薄暗くなり始めて丁度良い時間帯となりました。
明るいうちはすでにクサフグが湧いており、虫エサをハリに刺すとすぐになくなる季節です。
夜になると、クサフグは激減します。
ですが、ハリにエサを刺して落とし込んでもエサが落ちていきません。
犯人はこちら。
15センチぐらいのチーバス(シーバスの当歳魚)が、すぐに虫エサを咥えて逃げ去ろうとします。
嫌になるほど…、ハリに掛かります。
6匹ぐらい連続でチーバスがハリに掛かり、またしてもと思いきや少し色が違う魚が釣れました。
14センチぐらいの博多ではなぜかアカイサキと呼ばれるヨコスジフエダイの幼魚です。
エサを付け替えるたびにチーバスの猛攻を受けながら、少しだけ引いたのがこちら。
25センチあるかないか程度の全くたいしたことがないセイゴです。
実はエサ取りはシーバスだけではなく、時期的にこちらも次々に釣れます。
頭から尻尾までが丁度20センチぐらいの、キビレの2歳魚です。
これまた次々に釣れます。
少しはましなキビレやシーバスやメイタが掛からないかと思いながらハリに虫エサを刺していましたが、やはり釣れるのは似たり寄ったりのサイズのチーバスやキビレの2歳魚ばかり。
8時過ぎとなり時折雨も降っていて、風も多少出てきましたし、50グラムのアオムシもほとんどなくなったので納竿することとしました。
チーバスは20匹以上、キビレの2歳魚は10枚ぐらいで、アオムシをハリに刺すときにアオムシをつまむ左手の親指と人差し指がベトベト…で嫌な感じ。
水汲みバケツで海水を汲んで、いつもより丁寧に手を洗い、仕掛を切り、納竿としました。
スポンサードリンク
予想以上にマリンメッセ付近は大渋滞でした!
道具を片付けてハンドルを握っていつもの帰り道に行くと、案の定マリンメッセの駐車場から次々にクルマが出てきて、周辺部は大渋滞。
それなりに覚悟はしていたんですが、今回は半端ではありません。
マリンメッセだけではなく、近隣の駐車場から出てくる車が多く、全く動かない状態です。
車線変更してサンパレス方面に右折して大博通りを博多駅方面に向かうこととしました。
サンパレス付近も渋滞していましたが、大博通りに出ると通常通り車が流れています。
この時間帯ですと、博多駅からは10分程度で帰宅できました。
今日は、放生会をちょいと見て、中洲川端でラーメンを食べて中洲ジャズのステージを準備しているところをチラ見したうえで、香椎のポイントまでアオムシを買いに行って中央埠頭で2時間ぐらいヘチ釣りをして、帰りは大渋滞に巻き込まれてヘロヘロになりました。
マリンメッセでコンサートがあるときは、中央埠頭に近寄らないか、早く切り上げるか、逆に遅くまで粘るかしないと大渋滞に巻き込まれてしまいますのでご用心です。
スポンサードリンク