今日は凄く寒くて、午前中より雨がパラパラ・・・・していました。
朝方は、「夕方になったら晴れるやろう?!」と余裕をかましていましたが、15時過ぎぐらいから雨がパラつき、「釣りを断念せざるを得ないかも?」などと思っていましたが、今にも雨が降りそうな6時前に帰宅して、急いで釣りに行くこととしました。
妻が呆れた顔して、「今日は、行かん…と思いよったっちゃけど・・・」と。
「雨降るかもよ~!」「寒いのに、ズブ濡れになるよ~!」などと、心配そうな顔をしていましたが、「言い出したら、きかんもんね!」と釣りの洋服を揃えてくれました。
前回は、釣ったメバルをバター焼きにしてもらって食べたのですが、これが実に旨かった。
その前は、ピリッと甘辛く味付けしたメバルのお煮つけを食べたんですが、それも旨かった。
妻の影響で私もメバルを食べるのが好きになり、今日も20センチオーバーのメバルを求めて、箱崎埠頭のポートオブハカタに行きました。
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メバルバカの私がポートオブハカタを選んだ理由
博多湾の湾奥を鳥瞰したときに、20センチオーバーのメバルがコンスタントに釣れる釣り場を残念ながら私は知りません。
20センチオーバーのメバルは狙ってもなかなか釣れる存在でもないのです。
糸島や志賀島や奈多漁港や新宮漁港に行けば釣れると思ったら大間違い。
むしろヘチ釣りやウキ釣りでは、私の経験上10センチ以下ばかり釣れることが多い。
労多くして功少なしではありませんが、遠くの釣り場に出向いて、10センチにも満たないようなメバルが入れ食いして、心が折れる思いを何度もしました。
今年のGWの最終日にアイランドシティのコンテナエリアで26センチのメバルを釣りましたが、それ以降アイランドシティでは20センチオーバーのメバルを1枚も釣っていません。
長浜界隈もよろしくなく、須崎埠頭界隈は論外、中央埠頭は17センチぐらいの型が条件が揃えば入れ食い、東浜の砂山界隈は足元が砂まみれでクルマの室内が汚れるワリにたいした釣果は望めない…などと言うことを勘案すると、釣果のデータもありますが、クルマ横付けで釣りやすいなどということを考慮するとポートオブハカタが今時点で、メバルフェチの私からすると、最有力ポイントになります。
それに、サーチライトが照らしていて、老眼でも仕掛けを作りやすいというメリットがあるということでは、やはりポートオブハカタが他の釣り場よりも頭一つ二つ抜きんでています。
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まるで読めないポートオブハカタの釣れ方
今日は、長潮で18時15分が満潮でした。
丁度私が竿を出した頃は、既に満潮から下げに入ったばかりぐらいです。
先週の土曜日に折ったダイソーで買ったケミカルライトが、ありがたいことにまだ使えます。
エサを付けたハリを落とすと、すぐにかかったのがこちら。
30センチちょいぐらいのセイゴですが、このセイゴを皮切りに予想に反してメバルとシーバスが退屈しない程度に釣れるのです。
・・・・・・・(中略)・・・・・・・
ある程度、メバルとシーバスを交互に釣り歩いていると、アワセを入れても動かない大物がハリに掛かりました。(汗!)
しかし、メバルを専門に狙いに来た私はタモもセットしていなく、入れ食い号から60メートル以上も離れた場所で大物が掛かったのです。^^;
万事休す???と思いきや、私は至って冷静でした。
73センチのシーバスをタモに入れるまで15分以上も掛かった!
1ヒロチョイのタナでハリに掛かった大物は、即座に70センチはあるであろうシーバスだと感覚的に分かりました。
1・5号のフロロカーボンのハリスは既にザラついて白くなりかけていて、いつ飛ばされてもおかしくないような状態でしたので、飛ばされることを前提にやり取りしました。
ハリをかけた場所から、強引ではなくシーバスを散歩させるように入れ食い号のところまで60メートルぐらい誘導。
途中、シーバスがミチイトをガンガン引っ張り出して深く潜るシーンもありましたが、すべては想定内です。
このようなタモが遠くのクルマの中にあり、まだ組んでもいない状態のようなことは、過去に数十回とやってきましたので、まるで慌てずにバレても惜しくもなんともないという気持ちで入れ食い号のとことまで引っ張ってきました。
さて、60メートル離れたところから入れ食い号の近くまでシーバスを引っ張ってくるまでがおよそ7分ぐらいです。
それから、ドラッグなしのリールを装着した竿を股座に挟んで、クルマの中にあるタモをセットしました。
タモのセットが終わって、いよいよ戦闘開始ですが、リールを巻いて海面近くに浮かせると、ターゲットのシーバスはいきなり海底目がけて突っ込みます。
イトを出しては巻き取ることを何度かし、エラ洗いも2度したときに海面近くに浮いているシーバスをタモで掬おうとすると、頭から入れないと横方は50センチ径のタモ枠では掬いにくいのです。
2回目のタモ入れで、どうにかターゲットのシーバスを網に入れました。
タモ入れまでにハリに掛けてから15分近くやり取りしました。
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タモ入れしたシーバスは丸々と太った産卵前の73センチのナイスバディでした!
やっとタモに入れると、竿を再び股座に挟んで、掬ったタモの柄を縮めていくのですが、シーバスがズッシリ…重たいのです。
4キロぐらいはあると思います。^^;
ほぼ使うことのないフィッシュグリップでシーバスの唇を掴みました。
ハリが、上顎の口から5センチぐらいのところにザックリ…と入り込んでいます。
動いて暴れるシーバスを計測すると、73センチありました。
ゲンコツが一つ二つゆっくり入りそうな口をしています。
撮影を速やかに済ませて、ポートオブハカタの岸壁から海にリリース。
久々にペランぺランの落とし込み竿と1・5号のハリスで、なんとか70センチオーバーのシーバスを運良く釣り上げることが出来ました。
このクラスのシーバスを落とし込み釣りで釣るのは、実にスリリングです。
年なしのチヌなどよりも、数倍手ごわい相手です。
海面に浮いて空気を吸わせたら、死んだようにおとなしくなるチヌとは比べ物にならぬほど弱らないのがシーバスです。
やっと浮いたと思ったら、一気にミチイトを引っ張り出すところは、油断大敵。
今年は長浜でもこのサイズのシーバスが釣れなかったのですが、12月に入り予想だにしていなかったポートオブハカタで食ってきました。
大物が釣れない私に見かねて、釣りの神様が最後にシーバスをプレゼントしてくれましたが、そのおかげでメバルを釣る時間が少なくなりました。^^;
私にとっては、サイズに拘わらずリリースするしかないシーバスやチヌとあまり遊びたくもないのです。
メバルが暑さで姿を消す7,8,9月ぐらいにチヌやシーバスが遊んでくれればよいぐらいで、メバルが本命の私にとっては、シーバスもチヌも嬉しくない外道です。
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