今年の6月に竹下駅前のお堂に住む福ネコのことを記事に致しました。
本日、久しぶりに竹下駅前のお堂に行ってみると、「トラ吉」なる例の福猫が先月の19日に車にはねられて他界したことを知りました。(涙)
と同時に10月の6日、つまり今日の朝9時30分に西日本新聞の取材があったようです。
夏の暑いときは、横にある駐車場の車の下から、トラ吉の尻尾だとか、足がちらりと見えて、心を和ませてくれました。
スポンサードリンク
トラ吉の死を知るまで
私自身そういえば8月と9月は竹下方面にあまり用事もなかったので、お盆明けに妻と竹下駅前の居酒屋「てんざん」のチャンポンを食べに行った帰りに西鉄ストアで買い物をし、チーカマを持ってお堂に寄って、挨拶しましたのが最後だったと思います。
基本的に竹下駅方面に用事があるときに、寄り道をしてトラ吉にチーカマを持って行ったり、魚肉ソーセージを持って、会いに行っていました。
私の場合は那珂八幡宮か駅前の飲食店に用事があるとき以外は、竹下駅方面に行くことがあまりありません。
今日はたまたま妻からドラモリでの「お遣い」を頼まれて、その前に釣具を洗うべく、近くのキャステンングに寄り道しました。
マンションのベランダが修繕工事をしているために使えないので、近くのキャステンングさんを利用させてもらいました。
釣具をマメに手入れをすることも滅多にありませんが、たまには洗って拭き上げてやらんと釣り竿も可愛そうな気がしただけです。^^;
で、その後にドラモリで妻から頼まれたモノを買ったついでに、チーカマを買って久しぶりに「チャッピー」に逢いに行ったのです。
スポンサードリンク
「トラ吉」こと私が「チャッピー」と呼んでいた福ネコとの出会い
私は昨年、定年まで勤務していた会社の女性からお堂に可愛い「チャッピー」という猫が住み着いていると聞かされました。
お恥ずかしながら、このお堂の前の道を車で通るときに、ここにお堂があることなど認識すらしていませんでした。
ましてやこの小さなお堂に猫が住み着いているなどと言うことを聞かされても、たまたまいただけでは?と最初は思ったんです。
で、一人で行ってみると、彼女が言う「チャッピー」がいました。
発泡スチロールの中に毛布を敷き詰めた寝床を作ってもらって、そこに「チャッピー」が寝ていたのです。
最初見たときは、ビックリ!でした。
更に、お堂に祀られている仏像がかなり豪華なことにも驚かされました。
何となく場違いすぎるほど豪華な金ピカの仏像があるのです!
妻からもその猫の名前が「本当にチャッピーち・・ゆ~と???」などと冷やかされましたが、人によってそれぞれ呼び名が違ったみたいです。
トラ吉の冥福を祈るため
私がチャッピーと呼んでいたトラ吉には、かなりの数のファンもいたようです。
生前の写真が飾られていました。
トラ吉の死を惜しむ声が聞こえてきます。
トラ吉の遺品の後片付けをあえて暫くしたくないとの内容の文に心が痛みました。
トラ吉がこれまで多くの方に愛されて可愛がられてきたことがこの文章からも分かります。
お別れの挨拶もできませんでしたが、冥福を祈りながら幸せな猫だと思いました。
人が亡くなっても、建前とか社交辞令で葬儀やお通夜に行くことがほとんどの中、お堂に住み着いたノラ猫がこれほど多くの方に愛されていたことを知ると何となく考えさせられました。
スポンサードリンク