博多でチヌやメイタと呼ばれるクロダイは、全国的にも非常に人気がある釣魚です。
いろいろな釣り方がありますし、一般的には釣るのが難しい魚だと言われています。
だからこそ虜(とりこ)になる釣り人が多いのだと思います。
しかも「黒鯛工房」と云った基本的に1種類の魚=黒鯛を狙うために作られた会社があるのはある意味驚きです。
黒鯛向けの竿やリールや小物を作って全国展開するわけなので、釣り人の数やファンが多くなければなりません。
周知のように黒鯛工房は、磯竿を販売しておりませんし、チニングの竿やルアーも販売していません。
筏竿、ヘチ竿、落とし込み釣り用の竿やリール、それらに付随する小物などを販売して企業として成り立っているところが「黒鯛人気」を表しているとも言えます。
さらに言及すれば、クロダイよりもキスやアジの方が相対的に人気がありますが、キス工房・アジ工房が企業として成り立つかは疑わしいと思います。
キスやアジはどちらかと云うとビギナーでもお手軽に釣れる魚ですし、ファミリーフィッシングの代表的なちょい投げ釣りやサビキ釣りで釣るのが一般的だからです。
道具にはお金をかけなくても釣れますし、アジゴをサビキ釣りで釣るのに「リールはステラ、竿はがまのインテッサがいいよ~!!」なんて話は聞いたことがありません。
もっとも、本格的にサーフからキスを狙うだとか、アジングでギガアジやテラアジを狙うなどと云うこだわりのある方もおられます。
しかし、一般的ではありません。
日本一のアジングのテスターが来たところで、博多湾の湾奥でギガアジやメガアジなど釣れる可能性があるとは到底思えません。
ところが、クロダイは場所と釣り方とエサと時間を間違えなければ、腕利きでなくても大型のチヌに出会えるチャンスが多々あります。
しかし、これをすべて自己判断で単独釣行で成し遂げるには、経験則がものを言います。
ベテランに連れて行かれて、結構大きなクロダイが釣れて、単独で釣り場でクロダイを狙ったらさっぱり釣れないという経験をした方も多いのではないでしょうか?
たまたま釣れたというのと、狙えばコンスタンに釣れるというのは、雲泥の差と云わないまでもかなりの腕の差があると思います。
それが如実に表れるのがクロダイ釣りだと思います。
スポンサードリンク
54センチのチヌを釣った君の快挙!
過日同じ博多区在住のY君と釣りを共にして、Y君が腕利きの釣り師であることを感じたまざまざと感じた私。
本当にクロダイ釣りの求道師的な雰囲気があるY君。
カニをエサにした釣りで彼に敵う釣り人はいないのではないかと思えるほど、カニエサを多用するのがY君の特徴。
そんなY君が湾奥のあるポイントで釣ったのが、こちらの54センチのチヌ。
過日私が一緒に竿を出したときも、年なしのチヌを2枚釣ったY君。
彼の近況報告では、今年の博多湾の湾奥のクロダイは好調とのこと。
キャスティングのホワイトボードには、メイタ~チヌのことすら書かれていません。
メイタ~チヌ釣りも、釣れる人は釣れるが、釣れない人はさっぱり釣れないという二極分化が進んでいるように感じます。
スポンサードリンク
同じ年のKさんも堅調な釣果
私と同じ年の小郡市在住のkさんも相変わらずコンスタントにメイタ~チヌを釣っています。
土曜日はこちらを筆頭に3枚。
日曜日はこちらを筆頭に4枚。
年なしまであと2センチと云うところ。
だが、問題なのはコンスタントに釣れるということ。
Y君やKさんのように、チヌが釣れる方は、密かにクロダイ釣りを楽しんでいるのです。
スポンサードリンク
タチウオも釣れる人には釣れている!
さて、博多湾の湾奥にも早い時期からタチウオが入ってくることが分かりました。
今年に入りサイズはマチマチですが、6月からでも指4本のタチウオは狙えることが分かりました。
先週も後輩のH君は、タチウオテンヤでご覧のとおり。
同じく後輩のG君も、タチウオテンヤで仕留めています。
釣具店の釣果情報やいろいろなサイトでの釣果報告に載っていなくても、釣っている方は釣っています。
クロダイは、博多湾の湾奥では毎年7月~8月が型も数も狙えます。
最もチヌが釣りやすい時期ですので、ビギナーの方も是非狙ってみてください。
スポンサードリンク