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釣りと単身赴任と博チョン族

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幸いと云うべきか不幸と云うべきか私は単身赴任の経験がないままに、もうすぐ会社員生活を終えようとしています。
 
かっては単身赴任で博多で暮らしていた「博チョン族」という言葉があったが、今は周囲ではあまり聞かない。
 

 
支店経済と言われる福岡市には、かって博多に単身赴任で来る「博チョン族」が結構いた気がします。
 
博多は周知のとおり、秋田美人・京美人・博多美人との日本三大美人の地と呼ばれていますし、東京や大阪に比べ物価が安い上に、食いものが旨いとされているので、大企業の会社員の方はアバンチュールを求めて、競って博多に単身赴任をしたがる方も多かったそうなんです。
 
そういえば、博多湾で釣り糸を垂れている単身赴任の中高年の方とはこれまで、お会いしたことがない!!(笑)
 
魚なんぞ釣っているよりも、博多美人と遊ぶことを期待して単身赴任する方も少なくなかったはずなので、博多湾で釣り糸を垂れるようなことはせずに、週に何度か中洲に通っていた方も多いはず。
 

 
バブル時代は、会社の単身赴任手当も手厚く、交際費などがかなり使えていたらしいので、俗にいう「遊び金」はかなり潤沢だったはず。
 
リーマンショック以降、多くの企業は経費をドンドン絞るようになり、博チョン族などというボキャブラリーも死語となり、単身赴任者が赴任先で夜な夜な遊んで回れるようなことは今となっては、夢物語かもしれません。
 
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そもそも単身赴任があるのは先進国で日本ぐらいだそうです!

 
会社のために家族を残して別生活を余儀なくされる単身赴任は先進国の中でも日本独特の因習らしい。
 
因習かどうかは、手当や使えるお金の額にもよるが、たいていは二重生活で赤字が出るはず。
 
それ以前に、欧米では「家族や自分のために稼ぐために働くのに、家族がバラバラになるのではそこに勤める意味も意義もない!」との思考がオーソドックスなのに対し、日本では業務命令の一環として当然とされている。
 
それを断ることは、業務命令違反として解雇の処分の対象になるが、ホントにそれが正しいのだろうか?と思うことがある。
 
「単身赴任なんか、誰がするか~!」というのがある意味当たり前ではないでしょうか?
 
更に、日本は先進国の中でとりわけ「生産性が低い国」とされている。
 
上司が帰らないためのシブシブの残業や有名無実の有給休暇、名ばかり管理職のサービス残業や公休出勤などが恒常化している企業は実に多いはず。
 
とりわけ中小企業の「名ばかり管理職」は悲惨である。
 
その真実の実態がタイムカードでは把握できないのである。
 
タイムカードを打刻せずに働いたり、タイムカード打刻後にもかなり残って働いているケースも多い。
 
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中小企業の単身赴任ではなかなか釣りはできない

 
単身赴任をすると足が出るとよく言われるが、限られた薄給の中から二重の生活をすれば、悲しいことにお小遣いが自由に使えるアルバイター以下の生活を余儀なくされることも多々ある。^^;
 
ストイックにならざるを得ないのが本当のところだろう。
 
電気・ガス・水道代を節約し、食費も節約せざるを得ない中、釣りエサ代もバカにならない。
 

 
安近短の釣りが楽しめる海が近くにあればまだしも、山間部に単身赴任すれば、川釣りなどを余儀なくされるはず。
 
そういえば、大手スーパーに宮崎から単身赴任で来ていた知人も、ヤマメを釣りに行くのにミミズを自分で掘って行っていた記憶があります。
 
海釣りのエサ代は総じて安くはなく、ウキフカセをすればエサ代だけで自分の1日の食費よりも高くつく。
 
それ以前に、単身赴任者が釣りをしなくなる理由も他にある。
 
釣って帰った魚を捌いても、喜んで一緒に食べてくれる家族がいないと、だんだんつまらなくなり、竿を出す機会がだんだん減って、終いには釣りをしなくなるようになるかもしれません。
 
「働き方改革」を政府はスローガンのひとつに掲げているものの、単身赴任や家族での転勤が業務命令で片付けられてしまうこと自体が問題ありだと思う。
 
姑息な経営者ほど業務命令をパワハラまがいに使って、従業員の足元を見るようなことを平気でする。
 
報復人事ともとれる業務命令はパワハラそのものなのだが、それを口にして逆らえば解雇になるようでは、働き方改革なんて死語でしかない。
 
姑息な経営者ほど、自分勝手でご都合主義な私的自治に則り会社のルールを決めるケースも多く、これまた「姑息な働かせ改革」を練っていることが多い。
 
昇給は毎年あるのかないのか分からないほど微々たるものなのに、社員区分を細分化して弱い立場の従業員に大幅な減給や降格をちらつかせること自体が人としてどうなんだろう?と思うことがある。
 
卑劣な経営者ほど二枚舌や三枚舌を使い分けて、役所の人間には上手く取り繕うとすることばかり考えていて、常に「俺はそんなこと言っていない!」という無関係な立場を取ろうとする。
 
私には、愚劣な上に実に卑しく映る。
 
世の中には私よりも随分年が上でも、先陣を切って海外まで自ら陣頭指揮を執って進出する●の源ホールディングスの●原成美さんのような素晴らしい創業者の企業のオーナーもいれば、「美味しいとこ取り」しか考えていない二代目、三代目のオーナーもいる。
 
男として、ヒトとしてあなたはどちらのオーナーが好きですか?
 
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