勤務先の釣り同好会のメンバーの後輩たちに9月1日付でことごとく人事異動が下りました。
食欲王でタフガイのG君は、なんと山口市に単身赴任。
正統派釣り師のH君は、北九州市まで通勤。
のんびり屋でちょっぴり野心家のS君は糟屋郡から福岡西区・早良区に通勤。
私のこれまでの経験上、職場が変わればしばらくは否が応でもストレスが溜まる日々が続きます。
前任者のやり方を暫く踏襲しながら、従業員の仕事ぶりを観察をせねばなりませんし、周囲の違う職場の方々にも慣れないといけません。
そんなこともあり、毎月月に初旬にお参りする神社で、先月の私と家族の無病息災と家内安全のお礼参りがてら、彼らが早く新たな環境に慣れるようにお祈りいたしました。
そして今日もまた、別件で2日連続で手を合わせました。
知る人ぞ知る藤棚が有名な上高場の大神宮です。
ゴールデンウィークの頃に咲き乱れた藤棚に入るのも、なかなか風情があります。
セミの鳴き声は既に途絶え、昼間にも拘わらずエンマコオロギとキリギリスの鳴き声がどこからか聞こえてきます。
今日は巷では「夏休み最後の日」で、「過ぎし日の夏の想い出」を思い浮かべつつ夏休みの宿題を慌てて済ませているご家庭も多かったのでは?
私も小学生の頃は夏休み帳を一切開くことなく、8月の25日ぐらいまで遊び呆けて、子供心に深い絶望感を抱きつつ半分泣きながら夏休みの宿題を慌てふためてやった記憶が蘇りました。
「遊び呆けた代償」はひどい苦痛があることを知りつつも、やはり同じことを翌年もしていたような気がします。(爆)
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人事異動で新たな人や釣り場との出会いもある!
私は今の勤務先に33年勤めて20回以上勤務先が変わりました。
27歳で東京に家族で転勤し、世田谷区の経堂で4年間を過ごしました。
その当時の学生アルバイターだったN君とは、何かしらの縁があり、大阪で行われたN君の結婚式にも参加し、今現在もお互いに滅多に連絡はしないものの縁が続いています。
N君と一緒に川崎の登戸駅で降りて、多摩川で鯉釣りを一緒にする機会があり、それから羽田空港近くの城南島やお台場の海浜公園に通うようになり、横浜の山下橋の渡辺釣具が手配する渡船で、横浜の沖の防波堤に行くようになりました。
この時に初めて出会ったのが「落とし込み釣り」ですし、生まれて初めてルアーを投げて一番最初に釣れた魚がタチウオでした。
横浜の沖の防波堤が私にとって落とし込み釣り開眼の釣り場でもあり、ソルトルアー開眼の釣り場でもあったのです。
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N君と現在まで縁があるきっかけ
それは寒い寒いクリスマスイブの12月24日のことだったんですが、N君がぶっきら棒に「今晩は、奥さんやお子さんとクリスマスのお祝いするんですか?」と彼が聞いてきたので、「ああ、ケーキを食べて、すると思うよ~!」と答えた私に、N君は「良かったら、今晩俺と夜釣り一緒に行ってくれませんか?」と切り出しました。
「なんで?」と私が尋ねると、N君は「俺、夏休みに彼女ができるんですが、クリスマスイブまでもったことがないんですよね~!」「今日はフラれたんで、夜釣りに行きたい気分で、たぶん誘えば一緒に行ってくれそうな気がしたんで!!」と言い始めました。
「こんなクソ寒い夜にかよ~!?」と私が言うと、しばらく彼は黙っていました。
でも、「一緒に行こうか~!!」と、いう成り行きになったんです。
妻には、「今晩N君と夜釣りに行って、その後うちで一緒にケーキ食って、ご飯食べるけん、用意しとってくれんか?」と切り出すと、「いいよ~!」と言ってくれました。
羽田空港の近くの城南島に2人で原チャリに乗って釣りに行き、たいした釣果に恵まれず帰宅し、N君と一緒にケーキを食べ、妻が作った味噌仕込みのもつ鍋にN君が「これ、メチャ…旨いですね!!」と言いながら食べていた記憶が蘇ります。
私は、この時に「こいつ、本当に正直者でいいヤツやなぁ~!!」と彼のことが好きになったんです。
人の縁なんて、本当に不思議です。
彼は今現在、某保険代理店を営み、大阪の●●市の警察署で剣道の師範として子供たちに剣道を教えています。
自身の3人のお子さんたちに剣道を教えようとしたら、みんな脱走したそうです。(笑)
私がいる釣り同好会のゆくえ
私が勤務先の後輩たちが作った釣り同好会のLINEに参加したのは今年からです。
釣り同好会と言っても、規約も規則もないところが良いところです。
ただ単に、釣りに行った状況を気が向いたらLINEに画像付きでUPするぐらいのもので、一緒に行くなどと云うこともほとんどありません。
私はこれが気に入っているんです。^^;
釣りの基本は単独釣行だと思っています。
好きな時に出かけ、好きな時に始めて、好きな時に止めることができますし、好き勝手に移動もできます。
誰に気兼ねする必要性もありません。
男たるもの、一人が良いときのほうが多いはずです。
だから、いい加減が良い加減なのでは?と思います。
私はこんないい加減な同好会が結構気に入っています。(苦笑)
後輩たちの人事異動があっても、それはそれ!です。
たまの書き込みもまた、それはそれ!だと思います。
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