開花宣言も終わり、博多の街中はもとより、郊外でも桜が咲いている姿が目に付くようになりました。
桜の花が咲く頃になりますと、川の水もぬるんで、いろいろな魚や甲羅干ししているカメたちが至る所で見られるようになります。
桜の花びらが落ちて流れてゆく川面には、コイだのボラだのが御笠川にはたくさんいます。
桜の花の開花は、海にもいよいよ「春の訪れ」を宣言する様なキーワードでもあるんです。
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箱崎埠頭のポートオブハカタで20センチオーバーのメバルを狙った!!
私の場合で恐縮ですが、今年の博多湾で20センチオーバーのメバルが釣れる確率は、つい最近記事に書いたとおりに1%未満です。
今年の今現在では、12~15センチのメバルを100匹釣っても、1匹も20センチオーバーのメバルが釣れないというぐらいの確率でしかありません。
しかも、私のこのブログをご覧になって下さっている方ならお分かりの通り、私自身今年に入りまだ20センチオーバーのメバルは2匹しか釣れていません。
今のこの桜が咲く時期の博多湾の湾奥では、海藻が生えるところと生えないところがあり、海藻が生えるところでは基本的にヘチ釣りはしないほうが得策です。
その点箱崎埠頭のポートオブハカタは、海藻が生えていなくて釣りやすいポイントでもあるのです。
日がだんだん長くなりますから、3月初旬は6時半ぐらいからメバルが食い始めていましたが、最近では7時ぐらいからしかメバルが本格的に釣れ始めません。
で、早速その時間になって釣れたのが、いつもの14センチ程度のサイズのメバルです。
でも周囲がまだ明るいために、メバルの当りがほとんどない中、竿先をグイっ!と持ち込んで、ゴンゴンゴン・・・・と、手元まで感じるアタリがありました。
数少ないチャンスなので、慎重に竿先を送り込んで、タイミングを見計らってアワセを入れますと、魚が壁伝いに逃げます。
タケノコメバルにしては妙な引き方だなぁ~?などと思いつつ引きを堪能して海面まで浮かすと、何とアイナメです。
しかもそこそこのサイズです。
ハリスはフロロの1・5号を使っていたので、ミチイトを持って抜き上げました。
後でメジャーで計りますと、博多湾の湾奥では、絶対に狙えない奇跡的にレアなジャスト30センチのアイナメです。
アイナメと言えば投げ釣りだとか、海底で釣れることが多いはずですが、なぜか水深8~9メートルあるポートオブハカタの壁面3メートルぐらいのタナで釣れました。
その後はいろいろなタナを探り、今年の標準サイズのタケノコメバルやメバルを釣りました。
あるタナに合わせますと、今年の標準サイズのメバルはいくらでも釣れるような状況の中、20センチオーバーのメバルが釣れるやや深いタナばかりを探りました。
すると、竿先を抑え込んでゆっくりと曲げていく重苦しいアタリがあり、これも慎重にアワセを入れますと、カスタムメイドの竿がグイグイとお辞儀をして、魚は海底目がけて逃げようとします。
引きを楽しんで、既に暗くなった中魚を抜き上げますと、明らかに20センチは優にあるメバルが釣れました。
プリプリと太っているナイスバディのメバルです。
釣りを初めて1時間ぐらいでアイナメも釣れたし、20センチオーバーのメバルも釣れたので、これから1時間ぐらいは、あえて小さなメバルたちが釣れない深いタナを攻めましたが、2匹目の20センチオーバーのメバルを釣ることはできませんでした。
釣りを開始してちょうど2時間が経った8時半ぐらいに納竿。
(今年3匹目の20センチオーバーのメバル)
(博多湾の湾奥では狙っても釣れる魚ではなくなった30センチのアイナメ)
今日、ポートオブハカタで竿を出したのが運が良かった!!
同じ博多湾の湾奥でも、サクラの花が咲く頃に海藻が生える所とそうでない場所があります。
海藻が生える場所での釣りは厄介です。
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博多湾の湾奥で海藻が生える所とそうでない場所
博多湾の湾奥で、海藻が生える所とそうでない場所があります。
・アイランドシティの波止・・・海藻だらけで釣りにならない
・箱崎埠頭 貯木場・・・部分的に海藻が生えているところもある
・箱崎漁港 東洋水産前・・・部分的に海藻が生えているところもある
・箱崎漁港 ポートオブハカタ・・・ほとんど海藻は生えていない
・箱崎バナナ・・・部分的に海藻が生えているところがある
・箱崎漁港・・・部分的に海藻が生えているところがある
・東浜船だまり付近・・・ほとんど海藻は生えていない
・中央埠頭御笠川沿い・・・ほとんど海藻は生えていない
・中央埠頭マリンメッセ横・・・部分的に海藻が生えているところがある
・須崎埠頭・・・部分的に海藻が生えているところがある
・長浜界隈・・・ほとんど海藻は生えていない
・荒津オイルセンター・・・部分的に海藻が生えているところがある
・姪浜漁港・・・部分的に海藻が生えているところがある
・姪浜渡船場の波止・・・部分的に海藻が生えているところがある
海藻が生えている所でのヘチ釣りは厄介ですし、魚をハリに掛けてからもバラすことが多く仕掛けを頻繁に失うので、無理に釣る必要がないと思います。
海藻が生えている埠頭などの攻略法
埠頭の堤防の壁際に海藻がたくさん生えている釣り場でのヘチ釣りは難を極めます。
それがたとえ部分的に海藻が生えている場合であっても、ハリが海藻に引っ掛かって釣りづらさはピカイチなんです。
よしんば大物らしき魚がハリに掛かっても海藻にハリスが絡まり魚を抜き上げることが出来なかったりします。
ただ、海藻が生えている所の下を狙いたいときは、少し重めのガン玉を付けて際から1メートルぐらい離れた場所にエサの付いたハリを任意のタナまで落とし込んで手前に寄せるようにして壁際に寄せて行きます。
アタリがあった時はアワセを入れて、いつものように竿で引きを愉しんでいますと、ほぼほぼ魚が海藻の間に逃げ込んで釣り上げることが出来ません。
なので、海藻が生えている釣り場では速攻でミチイトを手に取って、魚をいち早く抜き上げるようにしないといけません。
そのためには、ハリスはできうる限り太めのモノを使うことが得策です。
最後に
今日は、数年ぶりに博多湾の湾奥ではレアなレアな30センチオーバーのアイナメが釣れました。
随分以前に釣れたアイナメを触って以来の独特の手触りです。
可愛い口元と小さな鱗のザラザラした肌触りで、ヌメリはほとんどないアイナメの手触りが懐かしい。
久しぶりに妻に持って帰れるお土産が釣れました。
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