沖防の赤灯台付近に衝突したパナマ船籍の大型貨物船レディーローズマリー号が撤去され、香椎浜のパークポートに停泊し、博多湾に広かったオイルが博多湾や漁業関係者に与える影響が気になっていました。
もちろんですが、博多湾で竿を出す釣り人にとっても気がかりなところです。
そのことに関しましては、福岡市漁協が底引き網の試験操業を行って、県の水産海洋技術センターが調査したところ、能古島や玄界島の付近で獲ったヒラメやエビなどには油の付着や臭いはなかったとのことで、福岡県は今回の博多湾の衝突事故によるオイル流出は魚など海産物への影響はないと発表しました。
漁業に従事されている方も、これから稼ぎ時ですので、大事に至らなくて良かったです。
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久しぶりに箱崎バナナでヒイカを狙ってみることにしました!
今年は、メイタ~チヌも主だった場所から9月以降姿を消し、シーバスも言うほど数が釣れなく、11月半ば過ぎに頼みのメバルもほとんど入って来ずに、なぜか6~7センチの小さなメバルが東浜の砂山や箱崎バナナで掛かる有様。
夕方からの散歩がてらとはいえ、クソ寒い中、防寒着を着込んで6~7センチのメバルを釣って遊ぶのもどうかと思い、超久しぶりに箱崎バナナでヒイカを狙ってみることとしました。
使い古した安物のアジングロットとメバリングロッドのうち、アジングロッドでヒイカを狙うこととしました。
ヒイカ用の1・8号のヤマシタのエギがクローゼットを探しても見つからず、とりあえず随分昔に買った小さなエギセットを使ってみることとしました。
PEライン1号が巻いてあるスピニングリールを使い、リーダーはフロロカーボンの0・8号。
暗くなる前に箱崎バナナに着きまして、釣り場を眺めました。
ファミリーフィッシングで、サビキ釣りにアジゴとトンマが散発的に釣れていました。
釣り人のおこぼれを貰おうと思って、過日私の水汲みバケツからメバルを盗み食いしたネコがウロウロしています。(笑)
話しかけると、やたらとニャ~ニャ~鳴いてうるさいぐらい。
恐らく腹をすかしているのでしょうが、おこぼれが頂戴出来るほど釣れてもいません。
野良猫がこんな場所をテリトリーとしても、暖かく眠れそうな場所もないし、エサも滅多にありつけませんし、他の場所に移動したほうが良さそうなのに…と思ったりもします。
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潮井浜橋の下でヒイカ釣り開始
箱崎バナナでヒイカを釣るというよりも、潮井浜橋の下でヒイカを釣ると言ったほうが分かりやすいと思います。
この場所と釣り方を私に教えて下さったのは、他界された「鬼ころしのおっちゃん」ことKさんでした。
初めて竿を出したときに、末広がりの8杯ぐらい釣れたと記憶しています。
小さいながら、なかなかマニアックな面白さと難しさがあるのがヒイカ釣りの特徴です。
どんな釣りもそうですが、その釣りのエキスパートのような方がおられます。
今回私は、運よくそのような方の釣り座の隣に入ることが出来ました。
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ヒイカ釣りのエキスパートにいろいろと教わりました!
私が以前ヒイカを釣っていた時の、潮井浜橋の下のポイントを思い出しました。
そうだった、そうだったと・・・過去の記憶が蘇り、小さなエギを投げて着底したら、イトふけを取り竿先を小刻みに動かして海底に置かれてある小さなエギにアクションを加えるというやり方です。
その時はKさんに言われたとおりにやっただけで、次々にヒイカがエギに掛かりましたので、同じようにしましたが、全く感覚が思い出せません。
と云うより、さっぱり・・・・釣れないのです。
私とほぼ同じぐらいの時間に来られた方が、ライトを海中見向けて照らしながらヒイカを釣り始めました。
すぐに2杯のヒイカが釣れてビックリ!
エギはピンク系よりオレンジ系が今日はいいみたいですよ~!と云って下さったので、その通りにしました。
私も近くでマネをしながら釣りますと、ヒイカが釣れまして、小型の手長ダコも釣れました。
すぐ近くでライトをつけて釣っている方とお話をしながら一緒に釣りましたが、「今日は激渋で食いが悪いです・・!」とのこと。
「タイミングが良いときは、100匹(パイ)ぐらいすぐに釣れることもあるんですよ~!」とも、言われていました。
8時過ぎまでやった結果、隣で竿を出していた方がヒイカを9杯。
私は、小型の手長ダコが5匹とヒイカ1杯。
ヒイカ釣りの上手な方が云うには、潮が澄んでいて波がなく穏やかな上げ潮の時が活性が上がるような気がするとのことで、絶対ではないので、何度かしていると、ナイスタイミングに出会うと入れ食いになります!とのこと。
ヒイカの入れ食いを体験したいものです。
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