この記事をご覧のあなたは、「福岡市近郊の釣り情報」をどこで入手されているでしょうか?
インターネットが発達した今日では、「リアルタイムな釣り情報」を自宅に居ながらすぐに知ることができるのが当たり前の時代となりました。
ほんと、便利な時代になりました。
では、インターネットが発達していなかった時代は、どのようにして釣り情報を入手していたのかと申しますと、
・個人釣具店の店主が釣り客から聞いた情報
・量販店の釣り客が釣った魚を持って行って報告した情報の店頭告知による情報
・釣り仲間同士の情報
・釣り雑誌や釣りニュース、スポーツ新聞の釣り欄などからの釣り情報
・渡船の船長に電話をかけての近況報告
・・・によるところが主な情報源でした。^^;
もうひとつ一番の重要かつ確実な情報源が、「釣り場のパトロール&視察」というもの。(笑)
実際に、次の休みの日に自分が竿を出そうと思っている釣り場を数日前ぐらいから見て回って、釣れている方の仕掛けやタックル、釣り方のコツなどを聞いて回ることなのです。
実に古典的でアナログな釣り情報の入手法だとも言えますが、今現在でも使える最も確かで間違いのない鉄板の釣り情報の入手の仕方ではないか?と思っています。
ですが、実際に今度の休みの日に自分が釣りに行こうと思っている場所の下見を兼ねて「釣り場のパトロール&視察」をする釣り人は、ほぼほぼいません。
時間と労力とガソリン代もかかりますから・・・ね。
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福岡市近郊の釣り情報の入手法
時間と労力を惜しまないという方であれば、下見を兼ねての「釣り場のパトロール&視察」が最もいろいろな情報収集ができるのですが、そんな暇はないし、そこまでしたくないよ~!と云うのが実情です。
最近は、インターネットで見られる釣り具店の釣果情報以外にも釣りアプリ等々でスマホでもいろいろな釣り場が見れますし、SNS等々でもいろいろな釣り情報を入手することができる時代です。
私自身パソコンのサイドバーに「お気に入り」としてよく見る釣り情報関係のサイトも10近くあります。^^;
情報は多いほど精度が高まるというのは、釣り情報においても当てはまることなんですが、釣り情報では秘匿性もあり、すべてが分かるわけではないのが真実の事実ではないでしょうか?
釣り情報の秘匿性
ベテランの釣り師ほど季節に応じ、魚種に応じたマル秘ポイントをよくご存知なはずです。
出来れば、他の釣り人に知られることなく自分一人で釣りを楽しみたいマル秘ポイントをお持ちの方は、釣具店にも報告などしませんし、ネットに投稿することなど100%致しません。
したら最後、マル秘ポイントが釣り人だらけで自分が竿を出せなくなる可能性が大となることが目に見えていますから・・。^^;
また、釣具店の釣果情報なども意図的にファジーに記載されているのがお分かりでしょうか?
例えば、つい最近のある釣具店の釣果情報での「多々良川河口 チヌ51センチ」との記載であなたは何をイメージしますか?
4月下旬ということを勘案すると、
・湾内に入ってきた乗っ込みチヌだから、マキエを撒いたウキ釣りかな~?
・アオムシの一匹掛けによる夜釣りかな~?
・カニエサやカラス貝を使った落とし込み釣り?
・岩虫をエサにしたぶっ込み釣りか?
・まさか、シーバス狙いのプラグに大型のチヌが飛びついた??
・ブリームゲームで海底を専用ルアーで狙った?
・・・等々のことをイメージされるかもしれません。
エサも釣り方もピンポイントの場所もあえて伏せた書き方をしているのがお分かりでしょうか?
エサがオキアミと書いただけで、マキエを撒いたウキ釣りであることがほぼほぼ分かりますからね。
せっかく釣り情報を提供してくださった方に根掘り葉掘り聞いて、逐一その詳細を記載したりするのは信義則に反するとも思えますしね。
あえてアバウトに、こんなところで、こんな魚が釣れてるよ~!!程度にしか記載できないことも勘案するべきだと思います。
「1・5キロのアオリイカ 福岡市東区」などという記事でイメージできることは、
・奈多漁港?それとも志賀島??
・エギング?泳がせ?ヤエン?
・・・・と、何もかもが不透明なのです。(笑)
不透明極まりない福岡市近郊の釣り情報の活用法
釣り場情報を見て、実際にその釣り場に行ってボウズを食らって「あんなのはアテにならない!」と憤慨する方も少なからずおられます。
そもそも海自体が生き物のようなもので、昨日と同じコンデションということはまずありえませんし、テスターのような腕利きの方が釣ったからとて、誰でもが釣れるとも限らないものです。
基本的に釣り情報は、今現在どこでどのような魚が釣れているのかを参考にして、自分で釣り場を決定する判断材料とするべきなんだろうと思うのです。
人が釣れたから自分も釣れると思い込むのは勝手ですが、私はそんな自信家ではないので、類似性をイメージして、多々良の河口でチヌが釣れたんだったら、御笠川の河口や那珂川の河口でも釣れるかもしれないと考えて、人が竿を出しそうにない釣り場をイメージします。
俗にいう類推解釈なんですが、これが大当たりすることもあれば、完膚なきまでボウズを食らうことも多々あります。^^;
大当たりして爆釣すれば嬉しいのですが、ボウズを食らっても全く凹んだり、悔しがったりもしないのです。
なぜだかお分かりでしょうか?
それは、自分で釣り場を考えて決めたからなんです。
釣り情報を鵜呑みにするのではなく、いろいろなフィルターをかけて最終判断をしたのは自分だからなんです。
人が云ったことを真に受けて「須崎埠頭 コウイカスタート」などと言う文言を信じて行っても、釣り人はたくさんいるものの、誰も釣れていないし、波止に墨跡すらないというのが実際のところではないでしょうか?
まとめ
私は「釣りは仮説と検証のシュミレーションゲーム」であると思っています。
だから、地図を広げてここで釣れるんだったら、あそこでも釣れるかもしれないとイメージするのが大好きです。^^;
釣りでは「・・・かも?」とイメージするのが、一番楽しいのではないでしょうか?
釣り場だけではなく、釣り方なんかもそうですよね?
糸島や志賀島では釣ったアジゴをエサにぶっ込み釣りをすると、かなりの高確率でヒラメが釣れるので、それをイメージしながらアジゴをエサに須崎埠頭や箱崎埠頭からぶっ込み釣りをすると、モンスター級のシーバスやザブトン級のヒラメが来るかも?などとイメージしたりするんです。
結果は、とんでもないアカエイばっかりが掛かるだけで、シーバスもヒラメも釣れたためしはないんですが、「・・・かも?」とイメージするだけで楽しめるんです。(苦笑)
釣り情報を見たら、あなたなりにいろいろな仮説を立てて「・・・かも?」というイメージを描いてみてください。
自分で仮説やイメージを描くと、釣りが更に面白くなること請け合いです。
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