今年もやってきましたクマゼミの大合唱。
笑っちゃいけないのですが、笑えるのが、私が住んでいる分譲マンションの妻が寝ている部屋のすぐ近くで、マンションの壁に止まったクマゼミが今朝も朝の5時半ぐらいから鳴き始めて、妻が怒り心頭でした。(爆)
私は約10年以上前ぐらいから、どうして福岡市内はこんなにクマゼミが多いのだろう?と、他のブログに書き続けてきましたし、今もそう思っていますし、20年以上も前からそう思っていました。
20年以上も前は、勤務先が天神でしたので、天神のパルコ(旧岩田屋)の前の街路樹やみずほ信託銀行(旧安田信託銀行)がある天神ビルの前の街路樹に朝方止まって鳴くクマゼミの大群を見て、本当にフリーズしていました。^^;
マジで1本の街路樹に100匹近い、いやそれ以上のクマゼミが止まって、オスが体を震わせながら鳴いている光景は、ある意味アンビリーバブルでした。
クマゼミのことを私はワシワシと呼びますが、「なんで、こげんワシワシばっかり・・・、おるとや~??」と思いました。
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クマゼミは、かってこどもたちの憧れのセミでもあった!
およそ50年前の話で恐縮なのですが、クマゼミ(ワシワシ)は小学生のセミ採りの憧れの対象でもあったんです。
アブラゼミやニイニイゼミ、ツクツクボウシやヒグラシと云ったセミの仲間の中では大きさと見てくれがNO1のセミの王様的存在で、クマゼミ(ワシワシ)を何匹採ったかが自慢のネタでもあったのです。
子どもたちの間では、アブラゼミやニイニイゼミは、誰でも採れる「つまらないセミ」みたいな感覚がありました。
虫かごの中にアブラゼミやニイニイゼミをたくさん入れていても、誰もが凄いとも思わなかったんです。
むしろアブラゼミやニイニイゼミを虫かごに入れているのは、クワガタやカブトムシを採りに行って、カナブンやシロテンハナムグリなどを虫かごに入れているようなもので、その当時の子供たちの間でも全くもって「虫採りのエキスパート」ではないとの認識があったんです。^^;
海釣りで言えば、チヌを狙いに行って、クーラーの中にベラや20センチぐらいのセイゴをたくさん入れている感じみたいなものです。
アブラゼミやニイニイゼミを虫かごに入れているのは、クマゼミが採れないから、仕方なく他のセミで我慢したみたいな、どちらかと云うと敗北に近いセミの採り方の様にも思えたのです。
それほどクマゼミは採りにくく、子供にとっては憧れのセミでもあったのです。
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福岡市内でクマゼミが増えた理由
子どもの頃に憧れだったクマゼミがイヤというほど増えたワケは、はっきりと分からないものの3つの説があります。
2 野鳥の捕食説
3 樹木の移動説
それぞれを解説します。
1 地球温暖化説
気温が上がってクマゼミが増えたとする説ですが、どうして気温が上がったらクマゼミが増えるのかについては説明できません。
2 野鳥の捕食説
野鳥からするとクマゼミは捕食しにくく、他のアブラゼミやニイニイゼミは捕食しやすいとする説ですが、大きさによるものなのかどうかの説明はできません。
3 樹木の移動説
樹木を移植する際にクマゼミの幼虫が木の根っこについているという説ですが、これもなんとも疑わしいとしか思えません。
つまりは、福岡市内にクマゼミが殖え続ける理由は、はっきりとした理由は分かっていないのです。
それを税金まで使って調べるのもどうなんだろう?とも思います。
アブラゼミやニイニイゼミが少なくなった理由
アブラゼミやニイニイゼミが少なくなった理由は、都市化が進み至る所で木が伐採されたことと、地面がアスファルトに覆われてしまったこと、更には野鳥が都市部まで進出して、小型のニイニイゼミやアブラゼミを捕食する機会だ増えたという説があります。
特に西日本では環境順応性が高いクマゼミがどんどん勢力を伸ばし、小型のアブラゼミやニイニイゼミが少なくなっているようです。
まとめ
福岡市内でクマゼミが増え続け、アブラゼミやニイニイゼミが少ないワケは今のところ行政からも大学の研究者からも発表がありません。
はっきりしたことが分かったとしても、「だから、何なの?」と言ってしまえばそれまでみたいな問題かもしれません。^^;
私自身は個人的に興味があるのですが、ツクツクボウシとヒグラシの区別もつかない方からすれば、「そんなこと、どうでもいいよ~!」と片付けられる問題でもあるような気がします。
でも、やはり気になることは、気になるものです。^^;
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