福岡市内在住の方が久留米市を訪れる機会は案外少ないのではないでしょうか?
久留米市の方が天神周辺部や博多駅界隈を訪れることはあっても、出身が筑後地方でもない限り福岡在住の方が久留米に足を運ぶ機会はそれほど多くないのではないでしょうか。
私自身もこれまで久留米市を訪れたことは、それほど多くはありません。
でも、久留米市内を走っていると白くて大きな観音様が見えた記憶がありませんか?
今回はこの白くて大きな観音様がある久留米成田山分院の見どころを書きます。
幸いなことに、久留米市には知人もいて国道3号線から見える真っ白で大きな慈母大観音がある成田山久留米分院を案内していただきました。
久留米成田山分院に行って慈母大観音を見たことがない方、そもそも久留米成田山分院に行ったことがない方は参考にして頂ければ幸いです。
スポンサードリンク
そもそも成田山とは何か?
慈母大観音がある久留米成田山分院なんですが、分院というからには本院があるんだろうと調べてみました。
成田山とは、千葉県の成田市にある真言宗智山派の大本山のことで、成田山新勝寺の山号のことを意味します。
日本各地にある別院、分院、末寺、末教会のことも地元では成田山と呼ぶことが多いですよね。
福岡県では久留米成田山分院の他に、みやま市にも山門分院の金剛寺があります。
成田山久留米分院の見どころ
成田山久留米分院の最大の見どころは、何と言っても高さが63メートルもある日本最大級の慈母大観音です。
慈母大観音の額には、直径30センチの純金の板に3カラットのダイヤモンドが18個もついた白毫(びゃくごう)が飾られています。
観音様の胸にあるネックレスのようなものを瓔珞(ようらく)と呼び、慈母大観音の瓔珞(ようらく)には直径10センチ・2000カラットの水晶とその周囲には56個のヒスイが散りばめられているのです。
中は螺旋階段があり、肩の高さまで登れますし、ところどころに小さな小窓があり外の景色を眺めることができます。
慈母大観音の入り口には不思議な光景が見られまして、こちらの反対側は撮影禁止になっていますので、是非とも見に行ってみてください。
更に高さが38メートルもある日本唯一のインド村・平和大仏塔極楽殿も見もののひとつです。
インドのブッダガヤ仏塔と同型のもので世界で2基目、日本唯一の仏塔なのです。
中にはお釈迦様の遺骨が納められた仏舎利があり、靴を脱いで中を拝観することができます。
仏塔にはインドのブッダガヤ近郊の石を用いて現地で彫刻された300体釈尊像があり、異国情緒を感じるはず。
ステンドグラスの屋根がきれいな平和の鐘を打つのも忘れないように!!
慈母大観音の周囲には驚くほどの羅漢像があり、その表情が違うことに驚くはずです。
慈母大観音だけではない久留米成田山の見どころ
駐車場から階段を上りますと、右側に不思議な空間があります。
また、本殿の下にはろうそくに火をともして手を合わせる不思議なスポットもあります。
さらに、これだけではなく、地獄館があり、基本的に撮影禁止なのですが、撮影を特別に許させた動画がありましたので、こちらをご覧いただければ内容がお分かりいただけるかと思います。
まとめ
細かいところを見ればたくさん見どころがあるのが成田山久留米分院です。
慈母大観音の肩の位置まで螺旋階段を上るのは少々疲れますが、それも良い思い出になるはずです。
帰りは、豚骨ラーメン発祥の地久留米の美味しい久留米ラーメンを食べるのがおすすめです。
友人から連れて行ってもらった久留米ラーメンのお店「龍の家上津店」のラーメンはとても美味しかったですよ~!!
久留米ラーメンは評判のお店がたくさんありますので、ラーメン好きには嬉しい限りです。
久留米ラーメン巡りツアーと言うのもあり!です。
福岡からでも、一度は行ってみていただきたいのが久留米成田山分院です。
色々な商業施設が溢れる福岡市内も素敵ですが、物欲を離れて手を合わせるこういう場所も大切ではないでしょうか?
スポンサードリンク