朝から雨が降って路面が濡れていた1月16日の日曜日、妻から頼まれたお遣いの前に、自宅近くにあるキャスティングに寄りました。
これと云って欲しいモノなんて特にないのですが、寄ってしまうのが釣具店や中古釣具店です。
変わり映えしない博多湾の釣り情報を横目に、店内にフラリ…と吸い寄せられるように入っていきました。
モエビが販売されている水槽の中のフナを見ながら、中古品のコーナーに行きますと、長年私が探し求めていた竿に近い竿が見つかり即買いしました。
こういうモノは即買いしないと、今度来た時にはない!!というのがこれまでのパターン。
後部座席に買った竿を置いて、イオン系のBIGとドラモリで買い物を済ませて、重たいモノやかさばるモノを一度部屋に持って上がってから、後部座席に置いておいた竿を取りに行きました。
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私が長年欲しかった竿とは
私が長年欲しかった竿は、リールシートからグリップの部分が布袋竹でできている長さが3・3~3・6メートルのUガイドではないミニクロガイドが付いた竿だったのです。
残念ながら、こういう竿は、ダイワもシマノもがまかつも宇崎日新もサクラもリーョビなどでも一切販売されていませんでした。
ニーズがないから作られなかったのかは別として、私は長年こういう竿を求めていました。
こんな感じです。
握り(グリップ)部分が竹製ですから、木駒リールの方が似合うのかもしてませんが、私が持っている木駒リールはイマイチ似合っていません。
だからと言って、ヤフオクやメルカリで販売されている精巧に作られた木ゴマリールを買う気もサラサラありません。
よほど酷い道具を使っていない限り、竿やリールが替わったからと云って釣果がグンとアップするなど考えられません。
最終的には、好みの問題です。
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ベランダで繋いだ竿を振って調子を確かめた博多の釣りバカ
今回購入した竿は、全部で4本継ぎの長さが3・6メートルの妙な竿です。(笑)
トップ40センチぐらいはソリッドが使用されています。
惜しいのは、このソリッド部分が赤ではなく白だったらさらに良かったことです。
オレンジならまだ理解できますが、先端が赤というのは、まったくもって意味不明です。
短い竿ならリールシートから竿尻の距離が短い方がアワセが効きますが、この3・6メートルの竿ですと、これぐらいの竿尻の長さは正解だと思います。
ベランダで竿を振ってみました。
30年近く前に、三潴郡出身の私の釣り仲間が、ヘラ竿にミニクロガイドを付けた竿の調子とよく似ています。
30~40センチのメイタや40~50センチぐらいのシーバスを釣り上げるには、魚の引きが堪能できて面白い竿ですが、取り込みに時間が掛かりすぎて他の魚を散らしてしまう可能性を秘めていそうです。
1匹1匹を慎重に掛けて、釣趣を楽しむタイプの竿ではないか?と思います。
40センチオーバーから年なしのチヌをビシバシ掛けて、ハリを外して反対側に投げてリリースするというような沖防の局地戦には向いていない竿だと思います。
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珍しい竿は冬場には面倒で使いたくない竿
本日買った竿は、しばらく使うつもりはありません。
なぜならば、冬の手がかじかんでいるときに、チマチマと4本継ぎの竿をつないだり、釣りが終わって片付けるのをイメージしただけで使いたくありません。
冬場は安近短の釣りの局地戦みたいに、すぐに竿を伸ばしてスタンバイOK!であり、すぐに竿を縮めて納竿!というのが私なりの理想的な釣りです。
なので、こちらの竿をしばらく使います。
この手のコンパクトな竿には、渓流釣りやハヤ釣り用の仕掛け巻きをグリップに取り付けて、釣り場ですぐにハリにエサさえ付ければ釣りが開始できるようにしておくと便利です。
ヘチリールがクルクル…回転しないようにヘアバンドで留めていますが、ここまでしておくと、どこに行こうと、ハリにエサさえ付ければすぐにへチ釣りができますし、釣れないときはすぐに納竿できます。
マキエなど一切使わないのがへち・落とし込み釣りですから、すぐに竿を出して、すぐに撤収可能です。
これからの季節は、ボウズを何度食らっても心が折れないように、期待しないことと金をかけないことが大切です。
美味しく食べれる魚が欲しけりゃ、船釣りをするか、魚を買うことをおすすめします。
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