西戸崎在住の若き正統派黒鯛師のK君から10月22日の火曜日に東浜で1メートルオーバーのシーバスが釣れているのを目撃したとの連絡がありました。
何でも、メタルバイブの高速レトリーブで、とのこと。
その方はその時すでに80センチオーバーのシーバスも釣っていたらしく、御笠川の実力を垣間見たようだったとのこと。
残念ながら、私自身これまで「1メートルを超えるシーバス」は釣ったことはありません。
(これは弟が釣ったもの)
弟はメートル超えを釣ったことがあるみたいですが、まあ、バケモンみたいなサイズです。
狙って釣れる個体ではないはずですが、それをハリに掛けてからナントカ釣り上げることが出来る用意周到さと運と実力がないと、まあ釣れるサイズではないはず。
K君もあまりのデカさに驚いたようでした。^^;
それはともかく、こういう「釣り場情報」は、釣具店の情報にはほとんど上がりません。
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秘匿性がある「釣り情報」ほど隠蔽される??
よく釣れる釣り場を他人に公表したい釣り人はあまりいないはずです。
釣り情報を流せば、翌日以降は釣り場には釣り人がたくさんいる可能性が高いからです。
人気が高い釣りや人気が高い対象魚などの情報はなおさらです。
「自分の秘密の釣り場」が瞬時でなくなります。
それを公表するのは、公表しても他の釣り人が自分と同じようには釣ることが出来ないという凄い自信家か、後日同じように釣れるとも思っていないかのどちらかではないでしょうか?(苦笑)
なので、貴重な釣り情報ほど隠蔽というか封印されがちです。
釣具店の釣り情報には絶対に上がらない情報のほうが有益であると私は若い頃から考え続けています。
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博多湾奥の若き正統派黒鯛師K君の直近の釣果
ここ1週間以内に私のスマホに送られてきたK君からの画像をご紹介。
これらはカモメ広場でカニエサで釣ったもの。
これらは中央埠頭だったかな?
これらは中央埠頭のオーバーハングで、カラス貝のスライダー釣法で釣ったもの。
いろいろな魚たちが偏在する博多湾の湾奥
私は何度かK君と釣り場で一緒に竿を出したことがあるので、「腕の確かさ」は良く知っていますし、今年はお世辞にもメイタ~チヌが多い年ではありません。
そのような中、コンスタントにメイタ~チヌを釣るK君は、沖防に渡らずして湾奥で一番チヌを釣ることが出来る最右翼の釣り人の一人であることを過日書きました。
だが、残念なのはあまりに立ち入り禁止区域が多く、私が経験したメイタ~チヌがビシバシ釣れる状況とは程遠いからです。
考えても見てください。
箱崎埠頭も、東浜埠頭(ガスタンク付近は除く)も、中央埠頭も、博多埠頭も、須崎埠頭も、基本立ち入り禁止などなくて、夜釣りで各埠頭の左右の先端の角地に竿を出せるなど当たり前のことだったんです。
箱崎バナナのところも柵などなくて、終日どこからでも竿が出せていたんです。
昔話がタブーなことを承知で書けば、メイタ~チヌは、調子が良いときは一晩で50枚ぐらい釣ったこともありますし、セイゴ~スズキも置き竿釣法で同様に50枚ぐらい釣ったことがあります。
魚がハリに掛かって左手で持って右手でハリを外すために、左手の手の平と指がふやけるほどのペースでガンガン…釣れていたんです。
「昔と比べるとは魚が少なくなった!」という言葉は、カレイやアイナメに関しては当てはまるでしょうが、他の魚種に関しては立ち入り禁止区域に魚が付いていると考える方が妥当のような気がします。
メイタ~チヌに限らず多くの魚は、人が頻繁に竿を出す場所よりもほとんど竿を出さないような場所に驚くほど集結していることが多いのです。
そのことは、かれこれ25年以上も前に姪浜漁港の出入り口にある「切れ波止」に渡って幾度となくいろいろな魚の入れ食いを経験したことから確信できるのです。
今現在博多湾の湾奥で竿を出す我々は、「立ち入り禁止に集結している魚たちのおこぼれ」を狙うしかできません。(涙)
話を振り出しに戻しますと、シーバスも人がなかなか竿を出さない釣り場のヘチには凄く多いのです。
ベイトフィッシュを追い駆ける魚なのであまり同じ場所にはいないようにも思えますが、「居付き」といわれるシーバスがいることからも、それ程ウロウロしない個体もいると思われます。
東浜でルアーマンのメタルバイブに飛びついた1メートルオーバーのシーバスは、今まで、どこで何年ぐらい、何を食って生きていたのかを考えるのは釣り人であれば興味深いことではないでしょうか?
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