台風19号が関東方面で猛威を振るっています。
台風の影響は、かなり離れている博多はたいしたことがないだろうとばかり、大潮の干潮なので、御笠川の河口に岩ガニを採りに行きました。
ところが、だんだん風が強くなりカニを採りに行くのさえ危ないのでは?と思ったりもしながら現地に行きますと、既に岩ガニを採りに来られている先人がおられました。^^;
岩ガニ採取用の軍手を忘れたので、タオルを石に被せて手を牡蠣殻などで切らないように注意しながらひっくり返して、15分ぐらいで40匹ぐらいの岩ガニを採りました。
風がだんだん強くなってきているな気がしますが、とりあえず岩ガニ採りは影響がありませんでしたし、ルアーでシーバスを狙っている方も二人ほど見かけました。
波がうねっているせいか、ほとんどのアングラーは竿を出してすぐにいなくなります。^^;
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岩ガニ持参で長浜界隈に向かった私
岩ガニを採った私は、最も風の影響が少ないと思われる長浜界隈に向かいました。
ところが、長浜は須崎埠頭方面からの北東の風がメチャ強く、台風19号がそれたとはいえ、今年一番の強い風では?と思えるほどの強い風が吹き荒れていました。
付近を見渡しますと、西戸崎在住のK君のクルマがありますが、姿が見当たりません。
こんな悪天候の日にここに来るとは!と、私と似たようなことを考える弱冠23歳のK君にニンマリしてしまいました。(笑)
遠くを眺めますと、九州製氷からかもめ広場に通じる護岸にK君の姿が見えたので、トランシーバー代わりにスマホでK君に連絡。
フットワークが軽いK君はすぐに私がいるところにやってきました。
もの凄い風が吹く中、釣りの状況などの話をしていると、私たち以外にファミリーフィッシングを楽しんでいるボクちゃんの竿が大きく曲がっていて、小さなお子さんがワイワイ・ガヤガヤ。
春先に猫ちゃんポイントで、ルアーでシーバスを釣っていてお会いしたお父さんと思しき男性がタモを伸ばして魚を掬おうとしています。
子供にサビキ釣りをさせて、ハリに掛かって竿が大きく曲がる魚と言えば、誰しもがボラをイメージするはずですが、そうではありませんでした!
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小学生の持つサビキ釣り仕掛けに45センチオーバーのチヌが!
お子さんがサビキ仕掛けで釣っている時に掛かった魚がこちらです。
お父さんがタモで掬いますと、45センチ以上はあるチヌです。
釣ったボクちゃんはもちろん、弟さんや妹さんたちもビックリ!
サビキ釣りで、手の平ぐらいのメイタは私も釣ったことがありますが、さすがにサビキ釣りでこのサイズのチヌを釣ったことはありません。
こんなチヌがサビキに掛かるとは!
このチヌを釣ったボクちゃんの生涯の想い出になるかもしれません。
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K君と長浜コースを探った!
サビキでチヌを釣っていたボクちゃんたちに眼を細めながら、私とK君は長浜界隈のめぼしきポイントに竿を出して回りました。
途中、塗装会社の壁画に驚きつつピンポイントにエサのカニの付いたハリを落とし込んでいくのですが、アタリが全く、全然、さっぱり・・ないんです。
九州製氷沿いの護岸は北東の風が直撃して、こんなこともあろうかと短い竿を使ったのですが、カニの付いたハリをヘチに落としていくことすら風が邪魔をします。
カモメ広場の前ぐらいは、さすがに風が落ち着いています。
写真の船が止まっている少し先で本日唯一の竿先が曲がるアタリがありましたが、それっきり。(涙!)
チヌがカニを飲み込んでくれなかったようで、甲羅が潰されていました!
K君と二人でホテルの前付近まで竿を出しながら移動しましたが、長浜界隈では今日も魚の姿を見ることはできませんでした。
最後に
遠く離れた台風19号の影響は北部九州でも風速30メートルの強い風でしたが、関東では風速60メートルだったそうです。
ちなみに風速30メートルって聞いてどれぐらいの強さかがすぐに分かる方は、かなりのもの知りです。
風速=秒速なので、風速10メートルは時速36キロとなります。
なので風速30メートルというのは時速108キロのスピードということです。
ということは風速60キロの風というのは時速218キロの猛スピードだということです。
風速10メートルは時速36キロと覚えておけば、今後台風情報や天気予報の風の強さを聞いても理解しやすいので、覚えておくと良いと思います。
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