実は、前回の記事は勤務先の後輩S君がアイランドシティに行ってクロもチヌも釣れなかったことに対するある意味不満を書き綴ったことでもありました。
「あの場所でクロが1匹も釣れないなんてありえん!!」と思って、「探るタナの重要性」を説いたつもりだったのです。
驚いたことに、後輩S君が私の書いた記事を記事を読んでくれていて、「クロ釣りのご教授ありがとうございます。確かに1ヒロよりも下ばかり狙っていました。早速、今夜行ってみます!」との書き込みを読んで、彼に釣り方のポイントを更に少し小姑みたいに電話で連絡しました。^^;
と言っても、たいした内容でもないのですけど!
夜の9時まで仕事をしていた私は、帰宅途中のクルマの中から、信号待ちの時に車の中から大きく揺れている木立を眺めながら、台風19号と台風20号が接近している中、後輩S君は釣りを断念したものだとばかり思っていました。^^;
恐らく、釣り場に行く途中で釣りを断念したものだとばかり、思っていました。
ダブルで台風が接近中の中、こんな時に釣りに行くヤツは、博多の釣りバカの域を完全に超えている常軌を逸した大バカ野郎だとも思っていたんです。(笑)
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S君の釣果に自分が釣るよりも嬉しかった博多の釣りバカ
19号と20号のダブルの台風が近づき、博多湾と言えども荒れているのが予想できる中、S君が強風のために釣りを諦めたものと思っていた私が何気なくスマホを見て唖然!
●●さんのアドバイスのおかげで、ビックリするほど釣れました!との文言と共に送られてきていたのがこちらの画像。
既に、お腹を割いて捌いていますが、チヌ2匹とクロ4匹とメバル1匹!
チヌの間に1匹だけ釣れたメバルが19センチだというので、他の魚のサイズは推して知るべしです。
この釣果自体が凄いのかどうかは別として、これだけ日照り続きが続く中、たいした釣果が得られない釣り人も多いと考えられる状況下でのこの釣果は、かなり素晴らしいのではないかと思います。
今現在の博多湾では、仕事帰りの短時間勝負でこれぐらいの釣果を上げることは簡単ではないと思います。
どれも、浅いタナで釣れたようです。
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当歳スズキばかりが跋扈する博多湾内でのS君の釣果は称賛に値する!
今現在博多湾の湾奥のヘチは、チーバスだらけです。
どのポイントでもすぐにアオムシに飛びつくのが当歳スズキです。(涙)
そのような状況下の今現在で、たった1~2時間でのこの釣果は称賛に値するのではとも思います。
しかも、S君の落とし込み釣り歴はまだ1年以下のはず。^^;
もう少し回数を重ねれば、私以上の釣果を上げることは時間の問題だと思います。^^;
読者の方に知っていただきたいのが、これからの時期から12月の初旬ぐらいまで、夜釣りでは凄い浅いタナで魚が釣れることなのです。
昔話と自慢話をすると嫌われますが、随分昔秋口に半夜釣りで沖防に渡っていた頃の私は、1回の釣行で30センチから年なしのチヌを含めて毎回30枚程度を釣るのが当たり前でした。毎回です。
釣れるたびに、反対側にリリースし、ストリンガーも使わなくなりましたし、ビクにも一切入れたりしませんでした。
なので、迎えに来た帰りの「あさひ丸」ではストリンガーに40センチクラスのチヌを3~4匹釣り上げてドヤ顔をしている釣り人の中、私はいつも手ぶらだったので、伊藤船長から「残念な釣り人」だと思われていました。(苦笑)
全て浅いタナの決め打ちで、「チヌの拾い釣り」が楽しめた時代だったんです。
今となってはあの頃にタイムスリップすることはできませんが、「浅ダナ狙いの拾い釣り」は健在です。
この釣り方を覚えますと、海のコンデションが良くて、魚の活性が高いときは、信じられないような入れ食いに遭遇することがたまにあります。
「浅ダナ狙いの拾い釣り」を読者の方も是非ともマスターしてください。
それは、チヌを釣ることがハゼを釣ることと同じレベルに思えるほど「危険な領域」に踏み込むようにもなるはずです。
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