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博多湾の記憶にも記録にも残る魚~47センチのアイナメ

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釣り人にはそれぞれ「記憶に残る魚」だとか、「記録に残る魚」がおありかと思います。

特にある程度釣り歴が長い方ほど、そのストックが多いはずです。

多くは想定外の大物が釣れたことで、「記憶にも記録にも残る魚」となるケースが多いと思います。

私は釣り歴が長い分、「記憶に残る魚」だとか、「記録に残る魚」がかなりいます。

勘違いしないでいただきたいのが、「記録に残る魚」とはあくまで個人としての私の記録であり、世間一般のナントカダービーなどと言うものの記録魚でもないということです。

で、前置きが長くなりましたが、箱崎埠頭のポートオブ博多で初めて顔を合わせた方が2週間前に旧貯木場のソロバンで47センチのアイナメを釣ったとのことで写真を見せていただきました。

この写真を見た私は、異常なまでに興奮いたしました。

なぜならば、私が知る限り九州・中国地区で、このサイズのアイナメの記憶というのがないからなんです。

近年福岡近郊や関門あたりでも激減していると言われるアイナメですが、少なくとも私は、九州でこれまで47センチのアイナメが釣れたことなど聞いたことがありません。

私も釣ったことがある42センチぐらいまでですと、数年に一度ぐらいは釣具店の釣り情報に載ったりしますが、47センチはこれまで聞いたことがないサイズです。

妻も私も、食べることに関しても好きな魚ですから九州とりわけ福岡近郊での「アイナメの47センチの希少性」が良く良く分かるんです。

チヌで言えばロクマルを軽く超えていると思えますし、シーバスで言えば110センチオーバーぐらいの価値があるサイズではないかと思います。

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47センチのアイナメを釣った釣り歴2年目のY氏

私にとって記憶にも記録にも残る47センチのアイナメを釣ったY氏は、自分自身が釣ったアイナメの凄さをあまり認識されていなかったみたいです。^^;

昨年から釣りを始められたとのことでした。

同行していた釣り仲間から釣りに誘われて、昨年は貯木場でかなりチヌを釣ったみたいです。

ですが、カニをエサにした早春の旧貯木場で、このサイズのアイナメが釣れることなどご本人も、同行者も想定外だったと思います。

こういうことを言うと失礼ですが、この先この方が博多湾で竿を出して年なしのチヌを3桁あるいは4桁釣ろうとも、このアイナメに匹敵する個ほどの価値があるチヌは、おそらく生涯釣れないかも?と、思ったりします。

私が記憶する上では博多湾レコードのチヌは58センチ半ばですが、それ以下のチヌは何十枚釣ったところで記録にはならないということです。(ご本人の自己記録にはなりますけど)

東北や北海道では、2キロを超える50センチオーバーのランカー級のアイナメが、かなり釣れるみたいですけど、西日本ではそんなアイナメの情報はほとんどありません。

少なくとも、九州では「ランカー級のアイナメ」などと言う言葉が通用しません。

所が変われば、同じ魚でも価値が違います。

九州では、特に船からの釣りでは、10キロを超えるヒラマサやカンパチなど全く珍しくもありませんが、北海道などでは釣れないのではないでしょうか?

ちなみにカンパチの日本記録は呼子沖で釣れた70キロを超えるモンスター級です。

所違えば、同じ魚でもその価値がまるで違ってきます。

北海道では50センチオーバーのアイナメなど珍しくもないはずですが、九州特に博多湾では見たことも聞いたこともありません。

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記憶に残る魚

私は釣りを50年以上もしているがために、思い出のある魚つまり「記憶に残る魚」がたくさんいます。

それは必ずしも大物だとか、記録魚ではありません。

30年以上も前に、東京の京浜運河で釣った20センチぐらいのコトヒキという魚のことを今でも覚えています。


ウィキペディア(Wikipedia)より

話が長くなるので、コトヒキに関する話題は割愛させていただきますが、個々人には想い出のある魚がそれぞれあると思います。

落とし込み釣りを始めたばかりの横浜の沖堤で、一番最初に釣れた25センチぐらいのサンバソウも私にとっては記憶に残る魚です。

釣り人にとって記憶の残る魚とは?

釣り人にとって記憶の残る魚を考えてみますと、人それぞれでしょう。

私の場合は数年前に能古島で釣れたこの魚も記憶に残る魚でした。

また、一昨年の夏に釣れた42センチのイシガキダイも強烈に記憶に残っています。

イシガキダイと云うと、こんな感じとお思いでしょうが、釣れた時はこのような色をしていました。

博多湾の湾奥でイシガキダイが釣れるとも思っていないだけに、釣れたことが凄く記憶に残っています。

まだまだたくさんありますが、それを逐一書くのも野暮というものです。

で、釣り歴2年目のY氏が釣った47センチのアイナメを風化させないために、あえてご本人の了承のもとで今回の記事を書かさせていただきました。

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