いよいよ今年も、あと残り僅かとなりました。
年末は、結構寒いらしいとのニュースを聞いただけで意気消沈してしまいそうです。
本日妻から、「今年は、夕方から結構釣りに行きよ~ワリには、な~んもお土産がなかね~!」と、心にグサリとくる言葉を浴びました。(苦笑)
(※61歳で白髪が全くない、モンスター妻の写真です)^^;
しかも、「最近・・・全然・・美味しいメバル・・・いっちょん・・・釣ってこんね~!」と、これまた気にしている言葉をストレートに浴びせられました。
「小さいのしか、おらんちゃんね~!」と私が言いますと、
妻は、「下手やけん、・・・釣れんとよ~!」と、笑いながら一刀両断!!!(涙)
返す言葉が、まるでありません。^^;
チビメバルしかいない博多湾の状況を妻に説明するのも面倒ですし、やはり言い訳っぽくしかなりませんからね~!
揚げ句の果てに、妻は、「アイナメの刺身が久しぶりに食べたいちゃけどね~!!」だって。^^;
もはや、この言葉は立派な「釣りハラスメント」ではないでしょうか?
箱崎埠頭から荒津オイルセンターぐらいまでの博多湾の湾奥で、「アイナメ釣ってこい!」と云うのは、「1億円当たる宝くじを買ってこい!」というのと同じぐらい無理難題ですよね?
刺身にできるアイナメ??
そう言えば、魚屋さんでも刺身にできるようなアイナメをここ数年見かけたことがありません。
「今日は、何としても、お土産を釣らねば!!」との気持ちで、バカなりに考えた結果が、これまたイチかバチかの博多湾での20センチオーバーのアラカブ釣り。
博多湾の湾奥では、狙って釣ろうとしても、釣ることが出来ないアラカブですが、いろいろと過去の引き出しを勘案して釣り場を決めてアラカブ狙いに行きました。
スポンサードリンク
博多湾の湾奥でアラカブを狙うべきポイントの選定
博多湾の湾奥でアラカブを狙うべきポイントの選定なんですが、正直なところここなら20センチオーバーのアラカブが絶対釣れるというポイントは、存在いたしませんというか、私は知りません。
なので、自分の思い込みと「勘」に頼るだけです。^^;
私が選んだのは荒津オイルセンターです。
いつもの排水溝の場所には、ルアーマンと家族連れの方たちが釣りを楽しいでいました。
温排水が出るので、冬になると海鳥たちが浮かんでます。
でも、ここではもちろん釣りませんよ~!
夏場にここを攻略するために7・2メートルの落とし込み竿を購入したんですが、あまりの重たさに嫌気が差して、ここではまだ竿を出していません。^^;
私が、アラカブを狙うために選んだポイントはこちらです。
知る人ぞ知る、4流ポイントで、ここ数年は、サビキ釣りでアジゴ、投げ釣りでハゼぐらいしか釣れない「救いがたい堤防」です。
この防波堤で竿を出すこと自体が常軌を逸していると言っても過言ではない、本当につまらない堤防です。(マジで!!)
あえて、ここを選んだのは、今の時期に夕方から夜にかけて竿を出す釣り人が全くいないからです。
足元狙いなので、サクラ製の竿に、好きじゃないけどPEラインを巻いた小型スピニングリールで、博多チョキチョキ釣り仕掛けで臨みました。
すぐに釣れたのがこちら。
それから、型の良いハゼとチーバスが釣れました。
6センチぐらいしかない極小のアラカブは、すぐにリリース。
まだ夕マズメなので、真剣には釣りませんでした。
その理由は、次をご覧ください。
スポンサードリンク
あまり知られていない博多湾の湾奥のアラカブの習性
アラカブはテトラの穴釣りや船からの釣りでは、昼間も釣れますが、水深が浅い防波堤ではほぼほぼ夜行性の魚だと思ったほうが良いです。
しかも、夕マズメではダメで、完全に周囲が暗くなってからでないと、アラカブのヤル気が起こらないようです。
しかも、博多湾の湾奥に潜むアラカブは、なぜかしらアタリが小さいのが特徴です。
用心深いのですかね?
真っ暗になってから、モゾ~!とするアタリがあり、竿先をゆっくり曲げていきます。
更に送り込んでアワセを入れると、釣れたのがこちらです。
(23センチぐらいのアラカブです)
それから、12センチ程度のアラカブやタケノコメバルが釣れました。
更に、25センチぐらいのアラカブをもう1匹追加。
今年の博多湾名物のこちらもどうにか釣れました。
エサはありますが、今日は早めの7時で納竿。
キープする魚だけをキープして、その他はリリース。
もう1匹、同じサイズぐらいのアラカブが釣れれば良かったんですが、贅沢を言うのは辞めておきます。
今日のまとめ
今日は、はなからアラカブ狙いでしたので、本命が釣れてお土産がキープできました。
タケノコメバルも、なぜかしら、どこでも小ぶりなヤツラばかりです。
私が、あえての記事でアラカブのポイントを書いたのは、私のマネをしてこののポイントに行っても、次は難しいからです。
アラカブは回遊魚ではないためと、成長スピードが遅いために、釣られると数年間同じサイズのアラカブが釣れにくくなります。
しかも、この時期のアラカブのアタリは、シマハゼみたいな、ちっせ~アタリ方しかしません。
よほど竿先の感度が良いモノでないと、アタリすら分からないようなアタリ方なのです。
しかも、このポイントは独特で、ベタ底で当るわけではありません。
難易度は、決して低くはありません。
(夏場のアンポンタンのチヌより警戒心が強く、なかかな食い込みません!!)
それと、根掛かりは、覚悟せねばなりません。
今日は、4回仕掛けを作り替えました。^^;
煩わしくて、根掛かり多発・・・、普通このようなポイントでは竿を出さないからこそ、アラカブがいたんです。
おすすめは、致しません。
私も例年のように20センチオーバーのメバルが、博多湾の湾奥のどこかで釣れているんでしたら、このポイントでアラカブを狙ったりはしません。
スポンサードリンク