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福岡市近郊の海釣り 釣りの豆知識

僅かなエサでも楽しめる安近短の釣り

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金曜日は30センチぐらいのセイゴが6~7匹で、土曜日は1匹のみでしたので、日曜日にはまだまだエサが余っていました。

 

 

長浜はバチだらけで食いが渋く、須崎埠頭は後輩のH君親子がかなりの量のシーバスを釣り上げて行く気がしないので、あえて福岡造船のノラ猫ポイントと類似した東浜の船だまりに行くことにしました。

 

このポイントは、今からの時期の夜の満ち込みの際に40センチオーバーのキビレが散発的に釣れるポイントとして、昔からチョクチョク行くポイントです。

 

ゆめタウン博多の裏に位置するこのポイントは、竿を出す方も少なく、小物がコンスタントに釣れるために、「退屈しないポイント」でもあるのです。

 

ですが、今日はなぜかしらクラゲだらけで、バチが大量に泳いでいるよりもタチが悪いような気も致します。^^;

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今年の常連さんの魚ばかりの東浜の船だまり

エサの付いたハリを落としますと、なぜか水深50センチのところでハリに掛かったのがこちら。

東浜の船だまり名物?のウロハゼくんです。

 

でも、本来海底にいるはずのウロハゼが壁際にへばりついているみたいなのです。

 

その次に釣れたのがこちら。

ここでも計ったように20センチぐらいのタケノコメバルです。

 

更に、小気味良いアタリで釣れたのがこちら。

アイランドシティのコンテナエリアで釣れるアベレージサイズよりも、かなり小さなメバルです。

 

それからというもの、このサイズのタケノコメバルとメバルが交互に入れ食い!!

 

何も釣れないよりはマシですが、このサイズばかりがたくさん釣れても、エサと時間の浪費みたいな感じがしました。

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シーバスも極小サイズばかり!

 

入れ食いするタケノコメバルとメバルをかわしながら、この近辺では比較的大物のシーバスがヒットするポイントに向かいました。

東浜の船だまりで何度も竿を出しているのであれば、このポイントがすぐにお分かりいただけるはずです。

 

救急車が出入りするところの近くです。

 

このポイントは先端からの浮き桟橋への宙層前打ちで、50センチ前後のフッコが案外掛かるポイントです。

 

で、宙層前打ちをしてみますと、残念なことに釣れるのはこのサイズ。

ここは長浜と違い、バチが全く泳いでいません。

 

すぐそばは御笠川の河口だと云うのに、それなりのサイズのシーバスが徘徊していないというのが、逆に不思議なくらいです。

 

ここでもチーバスに混ざるのは小型のタケノコメバルやメバルです。

キビレはまだ付いていませんでした!

残念なことにキビレはまだ付いていませんでした。

 

私のこれまでの経験では、6月~7月の夜の満ち込みで40センチオーバーのキビレを何度も釣っていて、秋が深まるにつれて、数が釣れますが、だんだん小さくなるというパターンです。

 

 

ちなみにキビレは、生粋のタイ科の魚で、タイという名前がつくもののまるでタイ科の魚ではない、イシダイやイシガキダイ、コロダイ、コショウダイ、タカノハダイ…などとは違う正当なタイの仲間です。

 

ところが不思議なことに、他のタイ科の魚とは違い、夏が産卵期の魚なのです。

 

マダイもチヌも産卵期(乗っ込み)は桜の花が咲く頃ですけど…。

 

余談ですが、キビレはエラ洗いをする魚です。

 

エラ洗いする魚と言えばシーバスやヒラススズキを思い浮かべる方は多いはずですが、浅いタナで掛けたキビレは、間違いなくエラ洗いをします。

 

しかも、キビレのエラの付近についている棘はシーバスよりも危険で、私は左手の手のひらをザックリと切られた経験があります。

 

同じ汽水区域が好きなシーバスと、習性や武器までが似てくることに驚かされました。

 

同じ40センチですと、黒鯛よりもパワーがありますし、逃げるスピードはスピード違反なほどに早いのがキビレの特徴です。

 

40センチを超えるキビレを釣ったことがない方は、これからの時期長浜界隈と須崎埠頭の長浜市場側と東浜の船溜まりが狙い目です。

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