過日メバルの棘に刺されて出血した弟からのメールの内容では、
「鐘崎漁港の先端まで行く途中に、18センチぐらいのメバルにエラ周りだか背びれだか分かりませんが、関節の神経突きさされて、激痛とかなりの出血に半泣きして釣りをやめました。」
との内容が送られてきて、私は「メバルの背びれには毒があるから気を付けたほうがいいよ~!」との返事を致しました。
すると、弟から、「うっそ~!!」との返事がありました。^^;
多くの方は知らないかもしれませんが、ここ10年で確実に4桁(1000匹以上)のメバルを釣っている私の間違いない意見なのです。
もっともっと・・・釣っていると思います。^^;
釣りの基本書だとか、海の危険な生物などと云う内容の本には確かにメバルの背びれに毒があるなどとは、一言も書かれていません。
ですが、背びれに毒を持つメバルがいるんです。
いや、正確に言うならば、個体差により毒があるメバルがいるんです。
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まさかメバルの背びれに毒があると思ってもみなかった私!
今年は、博多湾のメバルが非常に少なく、たいした釣果は望めませんでしたが、春先や晩秋に行けば、1回の釣行で、たいていは10匹~20匹釣れるのがメバルです。
竿を出した場所にいれば基本的に釣れる魚ですから、釣るのは決して難しい魚ではありません。
そのような中、なぜか左手がズキズキ…と痛むことが多々ありました。
私は右利きですので、竿を右手で持って、釣れたメバルを左手でキャッチし、竿を置いて右手でハリを外し、ビニールバケツやバッカンあるいはクーラーの中に釣れたメバルを入れます。
フィッシュ・グリップなどはメバルの数釣りには無用のモノと、使ったこともありませんでした。^^;
ですが、左手でエサのアオムシを掴んで右手でハリを刺すときに、ズキン…ズキン…と左手が痛むことが多かったんです。
日によっては、全く痛まないときもあるので、まさかメバルの背びれに毒があるなんて…、私自身も知る由もありませんし、釣りの本などにも書かれていませんから、なんでこんなに痛いんだろう???ぐらいにか思っていなかったんです。
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あるメバルを釣ってから、メバルの背びれに毒があると確信した私
今はこれほど釣れることはなくなりましたが、数年前まではたったの2~3時間でこれぐらいの数のメバルが釣れるのは当たり前でした。
釣ったメバルをデジカメで写すときに左手で持って右手でシャッターを切るのですが、なぜか左手が痛むんです。
この時以来、メバルの背びれには毒があることを確信したんです。
もちろん、知人や釣り仲間にそのことを言いませんでしたし、しばらく伏せておいたのです。
ですが、周囲の釣り仲間がメバルに触れるとチクチク…するとの声を聴くと、やっぱり!!と思うようになったんです。
個体差があるメバルの背びれの毒の対処法
全てのメバルの背びれに、毒があるわけではないことは断言致します。
では、どんなメバルの背びれに毒があるの?と言われたら、返答のしようもありません。^^;
外見では今のところ分かりません。
なので、釣れたメバルを持つときやハリを外すときは、背びれに触れないように目の上を親指と人差し指の腹で挟むようにして持つようにしました。
そうすることで、痛い思いをすることがなくなりました。
くれぐれも、メバルの背びれには触らないようにすることがポイントです。
50年ほど前に、ヘビのヤマカガシは図鑑などでは無毒とされていましたが、今ではマムシよりも猛毒を持つヘビとされています。
そのうち、メバルの背びれにも毒があると研究者が発表して、スタンダードになると思います。^^;
私ごとき釣りバカがほざいても相手にしてくれませんが、大学教授などが正式に研究して発表すると、それがスタンダードになると思われます。
必ず、メバルの背びれには毒を持つものがいることは改めてここで断言しておきます。
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