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福岡市近郊の海釣り

ベトナム人の釣りとカニ獲りが好きな青年と箱崎漁港で釣り談義

更新日:

久しぶりに箱崎漁港に行ってみました。
 

 

 
沖防渡しで知られる「はやと丸」が2隻あるのをご存知でした?
 
箱崎漁港は、田淵船長が沖防に連れて行って下さる「はやと丸」の停泊場所でもあるのです。
 
箱崎漁港の先端の部分で竿を出しました。

 
この釣り場でメイタ~チヌを釣るには、過去に大型を何度も釣ったことがあるのは橋脚側です。
 
その場所以外は、ウキ釣りでしか大型のチヌが釣れることはほぼありません。(キッパリ!)
 
なので、真っ先に過去にチヌが釣れた実績があるところに、エサの付いたハリを落としました。
 
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箱崎漁港もチーバスパラダイスだった!(涙)

 
アオムシがハリに刺してある仕掛けが海底に着くや否や強烈なアタリがあるけど、引きば全くなく釣れ上がったのがこちらです。

 
これからの時期は一番悩まされるマダイの幼魚のチャーリー(博多ではチャリコと呼びます)です。(涙)
 
すぐにリリースして、そのすぐ後に釣れたのがこちらの15センチぐらいの2歳魚よりも小さく当歳魚よりも大きいという微妙なキビレメイタ。

 
その後も2歳魚と思しきキビレメイタが爆釣するのですが、ハリを飲み込んだりするので、ちっとも嬉しくもありません。
 
今日は今年の博多湾の湾奥のどこにでもいるチーバスがいないので、ほっ!としていたら、甘かったのです!!
 

 
角地から筥崎宮に向かって伸びている波止の際では、いやになるほどのチーバスの入れ食い
 
先端部分では、どこに竿を出しても、やはり2歳魚のキビレばっかり!!

 
次から次に同じような2歳魚のキビレばかりが釣れるので、ウンザリしていると、自転車に乗って颯爽とやってきた青年がいました。
 

青年は自転車から降りるや否やヘッドライトを点けて、海中を覗き込んでいます。
 
この時点で、メイタ~チヌ狙いは断念しました。^^;
 
青年が私の方にトコトコと歩いて来て、「何が釣れる???」と、明らかに日本人ではないイントネーションと発音でニコニコと話しかけてきました。
 
「小さい魚バッカリ!!」と私が言いますと、彼は「8月に入って小さい魚しか釣れなくなった!」と妙に頷いているのです。
 

 
「7月はここじゃなくて、あそこで大きな魚が釣れた!!」と、対岸のかねふくの工場の裏を指さしていました。
 
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ベトナムから出稼ぎに来た青年は人懐こい良い性格の方でした!!

 
私がヘチを狙っているのに、お構いなしでヘッドライトでヘチを照らしている青年は、7月のかねふくの工場裏での釣果写真をドヤ顔でスマホで見せてくれました。^^;

 
私に見せつけたスマホには、60センチぐらいのスズキと40センチぐらいのキビレと、30センチぐらいのセイゴが2本写っていました。
 
「お~、凄いね~!!」と私がいますと、ドヤ顔でかねふくの工場前を指さして、あそこには大きいのがいる!と、力説していました。
 
更には、手に持っているカニ獲り用の網を竿に見立てて、エアーフィッシングで、スズキが釣れた時とキビレが釣れた時の様子を再現してくれました。
 
「でも、チヌの大物に逃げられた!」と、彼がするジェスチャーは1メートルぐらいの大きさ!!(爆)
 
この時点で、「そんなチヌ…おるか!!」と私がサラリと言ってしまえば、話は台無しになります。
 
「そりゃ~、悔しかったやろう?」と私が言いますと、青年は首を何度も前に垂れて「悔しい!」と言っていました。
 
年齢やどこの国から来たのかを彼に尋ねますと、ベトナムからやって来て、途中帰国はするものの5年が経ち、現在25歳とのこと。
 
釣りを断念した私は、彼にいろいろなことを尋ねました。
 
何時から何時まで働いているのか?だとか、
給料はいくら?だとか、
結婚はしているの?だとか・・・。
 
驚いたことに、いろいろと差し引かれた後に残る給料が12万円ぐらいで、そのうち10万円を毎月ベトナムの実家に送金しているとのこと。
 
毎月2万円ぐらいでやりくりしているようなんです。
 
「カニ・・獲って美味しい?」と、私が尋ねますと、「とても美味しい!」と屈託のない笑顔を見せてくれましたし、「チヌよりもスズキのほうが美味しい!」とも云っていました。
 

このベトナムの25歳の青年は、根っから魚釣りが好きなんだろうな~?などと、思いつつ、彼がカニを探す一部始終を眺めていました。
 
しばらくして、私がクルマにタックルを積み込み、帰り支度をしていると「また会おうね!」と、手を振りながらハイテンションで言ってくれました。(苦笑)
 
日本人の青年にはあり得ない「人懐こさ」です!!
 
帰り際に私が、「カニ…いっぱい獲れよ!!」と、言うと満面の笑みで頷いていた彼が実に印象的でした。
 
こういう青年ばかりだと、行政書士の入管業務もやり甲斐ありかも?と思いつつ、帰りのハンドルを握りながら考えていました。
 
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