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イオン原店の閉店に思うこと

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イオン原店が、昨日40年以上の歴史に幕を閉じました。

私が当時大学生だった時に原のダイエーとして発足したんですが、シースルーのエレベーターは、当時としてはとてもお洒落な存在だった記憶があります。

丁度この原のイオンの裏の木造アパートに学生時代住んでいたことがあるんです。40年以上も前ですけど・・・。

ダイエーとして一度は閉店し、原サティとして再出発してから後に原イオンとなったことは周知のとおりです。

西新の商店街の中にあったトポスからイオンになった西新イオンも数年前に閉店し、福重のイオンも昨年の9月末に閉店したばかり。

旧ダイエーの店舗は、現在の消防法に適していないとのことを聞いたことがあります。

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イオン福重やイオン原の閉店で一番恩恵を受けるショッピングセンター

旧ダイエー時代の負の遺産を背負うイオンにとっては、店舗の老朽化も問題となる中、今後の日本経済の見通しや人口減少等々を考えると、スクラップの次にビルドをためらっていることがよく理解できます。

新たな商業施設を作っても、集客はもとより、そこで働く人材確保にも悩むはずです。

年中無休で、朝の9時ぐらいから夜の10時まで営業する様な企業に、少子化が進む中、勤めたい方は今後ますます減少するはず。

その中に入るテナント企業もしかりです。

ビジネスモデルとしては、再考どころか、何度も練り直す必要がある業種・業態だと私は思うのです。

ダラダラと長時間営業をするわりに、生産性があまりに悪すぎる。

それに、うさん臭い「顧客第一主義」などと云うのは、その弊害が蓄積されていてお分かりの通りだし、そのような御旗を掲げる経営者には従業員は付いてこない時代になっている。

こういうお店の店主のほうが、正直でよろしい!!

ところで、この周囲のイオンが次々に閉店する中、一番恩恵を受けているのが西区橋本にある「木の葉モール」だと思う。

昨年末にできた「MARK IS 福岡ももち」よりは、日配品を買うのであれば、「木の葉モール」のほうが有利だと思えます。

それに、橋本周辺にもいろいろなお店がありますしね。

「MARK IS 福岡ももち」は、周辺部の人は分かりませんが、市内・市外・県外の方にとっては、デートコースなどで一度訪れれば良い程度の認識しかないのではないでしょうか?

私は、ホークスタウンの時代にあまりに法外な駐車場のバカ高さから、ホークスタウンには絶対に行かないようにしていました。^^;

それに、そこでしか買えないようなものも皆無でしたから、いく理由もなかったのです。

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イオン原の閉店後の予定

イオン原店の現在の所有権は、大和ハウス工業の子会社であるダイワロイヤルが2016年に37億円で買い取ったとのこと。

イオン原の3キロ以内の商圏人口は30万人とも云われており、気になるのは、イオン原の閉店後のことですが、イオン九州とダイワロイヤルは今後のことを協議しているはずですが、老朽化した建物はもちろん壊して、新たな箱モノを作り、イオンが核テナントととなる商業施設ができるとのことです。

西新イオンや福重イオンの跡地のことは、いまだに公表はされておりません。

福岡市も、今現在は人口が増え続けていますが、2030年をめどに人口が減るとの長期予想の中、既にオーバーフロアー気味の商業面積も、今後はかなり見直されるはずです。

3人に1人が65歳以上となる社会で、本当に求められるモノは何か?

インバウンドが減少に転じるその先も含めた長期的なビジョンがないと、大規模な商業施設は運営自体が難しくなりそうです。

それ以前に、再度申しますが、そこで働く人材の確保のほうが難しくなります。

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