2017年の年末から今現在まで福岡市内とその周辺部では実に50件以上ものひったくり事件が起きています。
ほとんどの手口が似ており、バイクに乗った男が夜道を歩く女性のバッグをひったくって逃げ去るという手口です。
これほどひったくりが多発しているにもかかわらず、おさまる様子も感じられません。
過日は男性も被害にあっていますし、このままですと「治安が悪い福岡市」のイメージがついてしまいそうです。
福岡県警は、こんな卑劣なひったくり犯をいつまで野放しにするのでしょうか?
不祥事が多い割に、こんな古典的なバイクに乗ったひったくり犯を逮捕できない福岡県警に市民の不信感が募っています。
スポンサードリンク
ひったくり犯の手口と被害は?
卑劣なひったくり犯の手口は、一人あるいは二人乗りのバイクに乗った男が、夜道を歩く女性がもっぱら肩から下げているバッグをひったくってそのまま逃げ去るという手口です。
被害にあうのは女性が多く、ご年配の女性が多いのですが、若い20代の女性も被害にあっています。
被害金額などの詳しいことは分かりませんが、バッグごと盗まれるとお金以外にもスマホやクレジットカードや自宅のカギなどが入っていると、被害は甚大なのです。
過去にひったくりに遭ったことがある女性の被害
私の職場にも、数年前に中央区の警固でバイクに乗った男からひったくり被害に遭った50代の女性がいます。
勤務が終わって帰宅途中にいきなりバッグを奪い去られ、現金以外に部屋の鍵がバッグに入っていて派出所に被害届を出したものの、自宅にも戻ることが出来なくて困り果てたそうです。
結局、勤務先に戻り、知り合いからお金を借りてホテルに泊まっ翌朝出勤したそうです。
財布の中には、クレジットカードやキャッシュカードや健康保険証も入っており、盗まれた金額はたいしたことはなかったようですが、「クレジットカードやキャッシュカードの使用停止手続きや健康保険証の再発行などが実に煩わしかった」と言われていました。
で、犯人は捕まらないままなのだそうです。
たまりませんよね~!!
ひったくりに遭わないための対策とは?
ひったくりの被害は、夕方の6時ぐらいから夜中の12時ぐらいの時間帯が多いということを知っておくべきです。
被害に遭うのは60代以上の女性の方と20代の女性も多いようです。
(最近は男性も狙われています)
狙われないようにするためには、
車道の近くを歩かないようにして、バッグは車道側に掛けないようにする。
※なるべく壁際を歩きバッグは壁際のほうに掛ける。
それだけではなく、以下のことも注意せねばなりません。
・歩きながらスマホをしていたり、イヤホンで音楽を聴いている方も要注意!
・酔っ払って千鳥足の方も要注意!
ひったくりをする悪いヤツは、どういう状態の人が狙いやすいかを考えていますし、監視しているはずです。
バッグにしても、ひったくり犯が狙いにくいバッグ(トートバッグやショルダーバッグ以外のもの)を夜に出かけるときは持ったほうが良いかもしれません。
まとめ
福岡市とその周辺部では、ひったくり事件が多発しています。
パトカーが抑止のためにウロチョロしても、犯人は他の場所を変えてひったくりを繰り返すだけでしょうから、ひったくりに遭わないように自己防衛するしかありません。
ニュースなどでは、黒いスクーターに黒のフルフェイスのヘルメットをかぶった男性による被害が報告されていました。
犯行に使うバイクは、ナンバープレートをはずすなり、折り曲げるなりしているでしょうから、こういうスクーターに乗って黒いフルフェイスのヘルメットに乗った男性が近隣にいたら派出所に連絡するべきです。
特にナンバープレートがないバイクやスクーターはそれ自体違法ですし、どうしてナンバープレートをはずしているのかを警官に職務質問してもらうべきです。
わが国では自救行為は認められておりませんので、俺が犯人を捕まえて懲らしめてやろう!だとか、ナンバープレートがないバイクやスクーターに乗っている男を見かけても警察に通報せずに俺が確かめてやろう!などという行為は危険ですので、絶対にしないことです。
個人的には、いち早く福岡県警がひったくり犯を逮捕してくださることを切に望みます。
こういう状況が続けば、夜もオチオチ歩けませんし、「治安が悪い福岡市」との風評被害も拡大しますし、真似をする連中が増えるかもしれません。
スポンサードリンク