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ざんねんないきもの事典と残念すぎる釣り好きの後輩たち

更新日:

「ざんねんないきもの事典」は、もう読まれたでしょうか?
 

 
今現在でもベストセラーの中に入っている本なのですが、続編まで発刊されて大変人気があるようです。
 

 
興味深いのがこれらの本を発刊してい高橋書店というのは、手帳や日記で知られた会社なんです。
 
 
私も高橋の日記を書いていた時期がありますし、手帳はよく使いました。
 
 
自然科学が大好きな私は、この本に書かれてある内容の3分の1ぐらいはどうにか知っていました。
 
 
ですが、残りの3分の2は「へぇ~、そうなん!!??」と、興味深く読まさせていただきました。
 
 
著作権の関係上もちろん内容は書けませんが、そもそも釣りが好きな方は、動植物をはじめとする自然科学が好きな方が多いと推定されますので、読んでも楽しいですし、家族で読んでも楽しめる内容です。
 
 
しかし、残念な生き物に加えていただきたい残念すぎる勤務先の後輩たちがいるんです。(笑)
 
 
「やめとけ!」というのに、釣れない釣り場に釣れない時期に行って、ほぼほぼボウズを食らって肩を落として帰ってくる連中なんですけど・・・。
 
 
 
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残念すぎる釣り好きの後輩たちの傾向

 
「残念すぎる釣り好きの後輩たち」が、よく参考にしているのが某釣具店の釣果情報
 
 
私もちょくちょくその某釣具店の釣り情報に目を通しますが、それを鵜呑みにしてその釣り場に行ったことは、近年では一度たりともありません。
 
 
例えばですが、「志賀島でマコガレイ38・5センチ」などと釣り人とカレイの写真が掲載されたとしても、場所も、エサも、釣り方も、時合も何にも特定できないワケなんです。
 
 
志賀島と言っても、釣り場は無数にありますしね。
 
 
大岳海岸のハンバーガーショップがあるとこらへんのことを志賀島と呼ぶ釣り人もいるんです。
 
 
そんな、ファジー&アバウトな情報を真に受けて釣りに行くほうがどうにかしています。
 
 
もちろん、人によってはいろいろな知識と経験を働かせて、釣り場を推定するのが楽しみという方もいるかもしれませんが、こんな掴みどころのない釣り情報を鵜呑みにして釣りに行くほうがどうにかしているとしか思えないのです。
 
 
それに他人が釣れたから自分も釣れると思うのは早計の極みだとも思うのです。
 
 
以前、糸島半島の海釣り公園の先に位置する唐泊の駐車場からの投げ釣りで、型の良いカレイが釣れるという情報を仕入れて行ったのですが、クソ寒い中ハゼすら釣れなかった苦い経験があります。^^;
 
 

 
後になって分かったことは、超遠投できるタックルで100メートル以上投げないと釣れないということを聞かされました。
 
 
ウソかマコトか、駐車場から投げて100メートルぐらいのところにタコツボが仕掛けられていて、その先にカレイのポイントがあるために、ちょい投げだとか70メートルぐらい投げても全く釣れないという話を聞いたことがあるんです。
 
 
この唐泊の駐車場での釣りの例からも分かるように、釣り場が特定できても、ほとんどの方は100メートル遠投できるようなタックルを持っていませんから、釣れないのです。
 
 
ファジー&アバウトな情報な情報から釣り場を特定することは、探偵業より難しいかもしれません。
 
 
しかも調査費用なんて・・・出ませんから!!(笑)
 
 
だから、釣り情報なんて、参考にはしてもアテにもしなくなったのです。
 
 
こう書いている私も、以前はそれをアテにして辛酸を舐めた経験が多々あるからなんです。^^;
 
 
ガセネタではないとしても、多くの釣り情報がアテにならない理由が他にもあるんです。
 
 

釣り情報がアテにならない理由

 
釣り情報がアテにならない理由は、他にもあります。
 
 
海は、ある人が釣れた日と同じ条件ということは、ほぼありません。
 
 
海自体が生き物のように刻々と変化している中、昨日釣れたから今日も釣れるなんて考えるほうがどうにかしています。
 
 
柳の下の何匹目のドジョウを狙いたいの?と、しか申し上げられません。
 
 
私が釣り情報をほとんどアテにしなくなったのは、ある同じ釣り場に足繁く通うようになって、その釣り場の特徴・特性や季節季節に釣れる魚とその釣り方を地元の達人に教わったり、自分なりにいろいろなことをトライ&エラーを繰り返しながら、そこでの釣り方等々を身に着けてからです。
 
 
間違いなく言えることは、季節季節の釣れる釣り場と釣り方を知っている釣り人は、釣り情報なんて見る必要もないですから見なくなります。
 
 
情報が本当のものであったとしても、アテにしないほうが得策です。
 
 
それに「たまたま」も多いのです。
 
 
私自身2017年の7月に博多湾の湾奥も湾奥の福岡船溜まりの入り口付近で、こんな珍しいイシガキダイを釣り上げました。

 
 
もちろんですが、釣具店に持って行って釣果報告をするような面倒なことはしませんし、このような魚が二度も三度も釣れるとも思いません。
 
 
たまたまであり、偶然なだけなのです。
 
 
なので、他人の釣り情報をアテにして、ノコノコとその釣り場に行くのは「残念な釣り人」でしかありません。
 
 
まとめ
 
ざんねんないきもの事典は読んでも楽しいですが、残念すぎる釣り好きの後輩たちのように釣具店の釣果情報を見て鵜呑みにしているうちは、良い釣果は望めないのがほとんどだと思います。
 
 
腕利き釣り師は、ターゲットの魚ごとのマイポイントを持っていることが多いのです。
 
 
それに場所はなかなか教えてくれません!
 
 
そのマイポイントを探すまでの苦労は、推して知るべしです。
歳月もかかりますし、いやになるほどボウズを食らったりするのが常です。
 
 
そんな貴重な情報を釣具店でペラペラと言うはずもありませんし、釣具店でディテールを公表など致しません。
 
 
ボウズなど当たり前で、フロンティア精神のもと新規開拓してマイポイントを見つける方は良い釣果を出す傾向にあるはずです。
 
 
どうか、私の後輩たちのように「残念な釣り人」にならないよう、自分の頭と足を使って釣り場の新規開拓をしてみてください。
 
 
釣り情報はあくまで、その時期にどこで何が釣れているという参考程度にとどめておくことが大切なのではないかと思います。
 
 
 
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