私は、これまでたくさんのスピニングリールを購入してまいりました。
(これはその一部で、この倍ぐらいのスピニングリールがあります)^^;
これでも、随分と友人や知人や後輩などにプレゼントしたのですけど!!
価格で言えば5000円以下のスピニングリールがほとんどですが、いろいろな釣りに活躍してくれたと思っています。
なぜこんなに多いのかと言いますと、ソーラス条約による立ち入り禁止区域が解放されていた時期の平日に、カレイ・アイナメ狙いの投げ釣りでたくさんの竿を出していたことや、スズキの置き竿釣法でスピニングリールを結構買い足した結果がこうなったのです。
須崎埠頭や箱崎埠頭の港湾部からの投げ釣りや置き竿での釣りは、実際のところリールなど何でも構わなかったのです。
(このスピニングリールは30年ほど前に、ルアーシーバスをするために15000円ぐらいで購入したダイワのウィスカートーナメントのリールですが、今は後輩にプレゼントして手元には既にありません。)
私が学んだのは、30年前に15000円も出して購入したスピニングリールと、糸付きの2000円程度のリールとでは、「釣れ方の差は全く関係ない!」ということなんです。
「高価なスピニングリールが好釣果を保証する」などと言うことは、1%たりともあり得ません。(キッパリ!!)
そんなことは百も承知していながら、ついつい目新しいリールを見ると欲しくなってしまうのも「釣りバカの性」というやつなんです。
ところで、最近のスピニングリールの値段の高さは、尋常ではありません。
シマノのステラやダイワのイグジストなどの値段はどうなんだ?!とも思ってしまうのです。
何故に、こんなにリールの値段が上がってしまったのでしようか?
スポンサードリンク
リールの値段が上がってしまったとことんつまらない理由とは?
リールの値段が上がってしまったとことんつまらない理由の一番の原因は、バブルがはじけてリーマンショック等々による雇用の不安定さと、ソーラス条約などによる立ち入り禁止区域の増加で、釣り人口が見る見るうちに減少傾向の一途を辿ったからです。
日本の企業は、とにかく前年対比(昨対)を気にする傾向がありますが、釣り具メーカーの多くは、釣り人が減少する中で売り上げを維持するためには個々の商品の販売価格を上げるという安易な発想に出たのです。
30年前にはあり得ないようなロッドのリールの値段ばかりです。^^;
所詮、道楽的な部分を加味すれば、「たとえ1個10万円するリールやロッドでも買う人は買う!」と踏んだのです。
実際にいますし、いたはずです。
リール1個が10万円どころか100万円でも、超少数派ですが買う方は買うと私は思います。
腕時計の世界もそうなんですが、パテックやランゲ&ゾーネの腕時計が一つ数千万しても買う方は買うんです。
そこを突いてきました。^^;
ただ単に値段が高いのでは売れるはずもないので、いろいろな能書きや釣り方の細分化が進み、マニアックなこの釣り方にはこのロッドやこのリールが良いというのを追求するようになり、いろいろな釣りの細分化が進んでいるのです。
そのためにテスターを雇って、いろいろな意見を聞いては、それを商品に反映させることで高価なリールやロッドが次々に生まれてきているのです。
そのことに関する是非を云々するつもりは毛頭ございませんし、むしろ新たな釣りの分野を開拓してくれる頼もしいテスターの連中が存在する!と思っています。
ですが、「この釣りには、このスピニングリールが良いなどと言うのはどうなのか?」とも思うのです。
私は、カレイやアイナメの投げ釣りに使ったスピニングリールをそのまま、スズキの置き竿釣法にも使いましたし、クロのウキ釣りやチヌのウキ釣り、はたまたルアーシーバスやルアーでのフラットフィッシュ狙いに使ってきまして、それらを釣り上げましたが、別に違和感を感じることもなく、不平不満を言うわけでもなく、使ってきました。
レバーブレーキのない安物のスピニングリールでも、平戸で40センチオーバーのクロはかなり釣り上げましたし、3000円程度のスピニングリールで80センチクラスのシーバスなどは数えきれないほど釣ってきました。^^;
道具は値段ではない!!ということを体験から身に沁み込ませて理解しているつもりです。
要りもしない忌々しい機構などをいくら能書き付けたところで、スピニングリールはイトが巻けてドラッグ調整が出来れば、それ以上細かな部分は、取るに足らない部分なのではないでしょうか?
あえて要りもしないようなワケの分からない機構を付けてリールを複雑にするよりも、シンプルかつ堅牢性を重要視してメンテナンスが楽に行えるリールのほうが便利だと思うのですが、それでは買い替え需要がなくなるからあえて複雑にするという本末転倒な風潮すら感じるのです。
基本性能を備えたコスパに優れたスピニングリールとは?
リールに求められる要素はたくさんあるのかもしれませんが、私が重要視するポイントはたったの3つです。
2 ドラッグのつまみを回せば、大物に対処できること
3 多少手荒く使っても耐久性が優れていること
どれもが当たり前のことばかりです。
そのような中でおすすめできるのスピニングリールが2つあります。
ひとつは、ダイワのレブロス3000。
ダイワ(Daiwa) スピニングリール 15 レブロス 3000 |
||||
|
私が求める基本性能を満たしてくれるコスパに優れたスピニングリールです。
もう一つはABUのカーディナルSX3000。
アブガルシア(Abu Garcia) スピニングリール Cardinal SX3000 BOX |
||||
|
お値段の割に、替えスプールまで付いていて申し分ありません。
このABUのカーディナルSX3000の使い道は、いろいろとあると思います。
替えスプールまで付いて、このお値段は、正直あり得ない価格ではないでしょうか?
まとめ
探せばどのメーカーもコスパに優れたスピニングリールはあるものです。
高けりゃ釣れる!というものではないので、なるべくであれば、コスパに優れたスピニングリールを探すべきです。
それが私の場合、
・ABUのカーディナル
だっただけのことです。
他のブランドでも秀逸なモノがあるはずです。
ちなみに知人から「シマノのセドナもコスパ抜群だぜ!」と聞いたことがあります。
シマノ リール 15 セドナ C3000 |
||||
|
ですが、自分で購入して使ったことがない以上、なんとも言えません。
シマノであれば、期待はできるとは思いますが、使ったことがない以上は、セドナに関しては私の口からはノーコメントです。
スポンサードリンク