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臭いと言われる夏に釣れるメジナ(クロ)はどんな料理をすれば旨いのか?

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東浜の砂山のポイントは、全域にわたり壁に横穴が空いているために、メバル・アラカブ・タケノコメバルと云ったロックフィッシュが棲みつき、梅雨ぐらいからクロが棲みつくのです。

博多でクロと云うのは、言うまでもなくメジナのことで、関西ではグレと云います。

博多湾の湾奥でも、夜にアオムシを餌にしたヘチ釣りで、25センチ~30センチぐらいのクロが釣れるポイントは案外多いものです。

特にオーバーハングになっているような場所や、大きなカラス貝の層の下、横穴が空いているような場所などには間違いなくいると言っても差支えがないほどいるものです。

ヘチ釣りや落とし込み釣りで釣れるクロは、ウキ釣りに比べると、全く面白さに欠けて、30センチ近いクロが釣れても、ちっとも嬉しくもなんともないというのが本音です。

マキエを使う釣り方自体は好きではないですが、クロはやはりウキ釣りで釣ったほうが楽しい魚の最たるものではないか?と思うのです。

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夏に釣れるメジナの美味しい食べ方とは?

クロ釣りが好きな後輩に、磯臭いと言われる夏場のクロをどうやって食べるのかを聞いてみると、案外月並みな答えが返ってくるので驚かされます。

まずは刺身。

そしてお煮つけ。

更に塩焼き。

どの魚にも通じるありきたりな食べ方ですが、魚の美味しさが如実に分かる食べ方ばかりです。

どんな魚でも美味しく食べようと思えば、空揚げにして食べると、たいていは美味しく食べれますし、最近はスーパーなどにも置いてあるバジルオイルソースだとか、レモンペッパーオイルソースに魚の切り身を浸して、フライパンで焼けば、これまた美味しく食べれるものです。

ただ、空揚げやオイルソースを使った魚料理は、たいていの魚が美味しく食べれる代償として、魚本来の旨味は分からないものです。

クロが美味しいかどうかの見分け方

夏場に釣れるクロは磯臭いというのが通説ですが、最近はマキエで磯臭くないクロもいるようです。

実際に、クロを捌くときに、内臓の周りに白っぽい脂が付いているものは美味しいとされます。

こういう脂がのったクロは刺身にしても美味しく、脂がのっていないクロは塩焼きや煮つけにするとよいそうで、塩焼きは鱗を付けたまま焼いても美味しいとのことです。

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夏のアオリイカを夜に釣りに行く後輩

四季を通じて美味しいのが博多でミズイカと呼ぶアオリイカ。

前の職場の後輩が奈多漁港に行ってミズイカを2杯ゲット。

どんな料理にしても、鮮度が良いミズイカは美味しいことは間違いなさそうです。

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弟から来た画像

北九州在住の弟から送られてきた写真がこちら。

タイワンガザミのオスです。

メスは色が全く違うのですぐに判別できます。

博多ではタイワンガザミのことをコウヤガニと呼びます。

タイワンガザミに限らず、今の時期のワタリガニはオスが美味しく、晩秋から春先にかけては美味しい内子を持ったメスが格別に美味しいと言われています。

但し、ワタリガニに限らず、カニは月夜のカニは身がすっからかんと云われています。

私は小学校に上がるか上がらないかの年齢で、母方の祖父に「月夜のカニは刺したらいけん!」と言われたことを今でも覚えています。

祖父は「カニがお月さんに驚いて食べるものを食べられないから痩せる」と言っていましたが、理屈はともかく、カニは闇夜に捕るのが正解だと祖父から教わりました。

それはともかく、今年は、身がギッシリと詰まった夏のオスのワタリガニ、晩秋のメスのワタリガニを食べてみたいと思います。

おりしも、弟からワタリガニの写真が送られてきたのは、同じ血が流れているからのような気がします。

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