2月と言えば冬の寒さもまだ厳しく、行楽と言ってもなかなか外に遊びに行く気がしないという方も多いかと思います。
そんな時期にひっそりと花をめでたいのが梅の花。
桜の花は多くの方が見に行きますが、梅の花をひっそりと見に行くのが大人の流儀であり、粋な博多の流儀のような気もします。
なぜならば、梅は福岡県の県花ですからね。
福岡県の県花でもある梅を見れる名所は県内には随分とありますが、福岡市内及び近郊の安近短で行ける梅のスポットを選びました。
スポンサードリンク
福岡市内及び近郊の安近短で行ける梅のスポット
福岡市内にも安近短で行ける梅の名所が点在します。
福岡市民にとってはやはり安近短で行ける近場の梅の名所が心身ともに良いと思います。
交通費もバカになりませんし、入場料がいるところもあります。
できれば、近場でお金がかからないところに行くのが理に適っていると思います。
福岡市内の梅の名所を知りたい方は是非とも参考にして頂ければ幸いです。
福岡城跡(舞鶴公園)
桜の花の名所して知られる福岡城跡(舞鶴公園)は、知る人ぞ知る梅の花の名所でもあるのです。
天神からぶらぶら歩いても行ける場所なので、市内で梅の花を見るには鉄板のポイントです。
350本の梅の花が春の訪れを感じさせてくれます。
平尾山荘跡
幕末の女流歌人である、野村望東尼が晩年を過ごしたのが平尾山荘で、およそ100本の梅の花がひっそりと咲き乱れる風情ある大人のスポットです。
花畑園芸公園
「提供:福岡市」
福岡市南区にお住まいの方にはお馴染みの花と果物で知られる花畑園芸公園。
50本の梅以外にもたくさんの季節の花を見ることができます。
油山市民の森
「提供:福岡市」
アウトドアが大好きな福岡市民にはお馴染みの油山の中にある油山市民の森には凡そ300本の梅林があります。
野鳥や野草や昆虫の宝庫としても知られる油山ですが、広葉樹林の葉が落ちている時の梅林を見ると心が和みます。
福岡市動植物園
「提供:福岡市」
動物園と植物園を一緒に見ることができるとってもお得感がある福岡市民の憩いの場所が福岡市動植物園。
春から秋にかけてはお子さん連れが多いのですが、まだ肌寒い梅の花が咲くころはゆっくりと動物園や植物園を散策することができます。
凡そ100本の梅の花をご覧になったら、コツメカワウソやレッサーパンダなどの動物を見ることもできます。
福岡市内近郊の安近短で行ける外せない梅の名所2か所
福岡市内にも梅の花を見ることができるスポットはありますが、福岡市内近郊で絶対に外せない梅の名所が2か所あります。
ひとつは太宰府天満宮で、もう一つは糸島市にある小富士梅林です。
太宰府天満宮
学問の神様菅原道真公をまつった合格祈願で有名な太宰府天満宮は梅の名所としても超有名です。
境内にある樹齢1000年を超えると言われる飛梅には畏敬の念すら感じてしまいます。
学生時代に古文で習った「東風(こち)吹かば にほいおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」の句がありましたよね。
菅原道真公が京の都から左遷された折に、京都から彼を慕って飛んできてこの地に咲いたという逸話があるのが飛梅でもあるのです。
太宰府天満宮には圧巻のおよそ6000本もの梅が花を咲かせます。
高校受験や大学受験の合格祈願に行かれる時期に梅の花が咲き乱れるのも太宰府天満宮の魅力のひとつです。
受験生がおられるご家族は合格祈願のついでに是非とも大宰府の梅をご覧になるといいものです。
小富士梅林
小富士梅林と聞いて、すぐに場所が頭に浮かぶ方はかなりの梅が好きな方なはずだと思います。
糸島の志摩にそびえる可也山の南側にある梅林で、イオン志摩ショッピングセンターの近くにあります。
3000本の梅は圧巻で、そのうち1000本の梅は江戸時代に飢饉を乗り越えるために植えられたそうですが、梅がどうして飢饉を乗り越える手助けになるのかはイマイチよく分かりません。
梅干しでも作ったのでしょうか?
それはともかく小富士梅林はこちらの画像をご覧ください。
行ってみたくなりませんか?
まとめ
福岡市内にも梅が咲き乱れるスポットが結構あるんです。
桜の花での花見は多くの方がしますが、梅の花の花見は風流なわび・さびが分かった大人の花見と言う感じがいたします。
花を咲かせる樹木が少ない時期に花を咲かせる梅の魅力を再度発見されてみてはいかがでしょうか?
私のイチオシは福岡市の動植物園です。
梅の開花時期は見学客も少ないので、動物も植物もじっくり、ゆっくりと見学することができます。
梅の花も見れて、珍しくてかわいい動物が見れたら一粒で二度美味しい気がいたします。
まだまだ、寒いので梅の花見の時期は防寒対策に気を付けてくださいね!
スポンサードリンク