今年は全般的に博多湾やその周辺部の魚の食いが渋い!!という方もいますが、しっかり、ちゃっかり釣果を上げている方もおられます。
私は27歳で東京湾でヘチ・落とし込み釣りに出会うまでは、ちょい投げ釣り、サビキ釣り、ウキ釣り、渓流竿での脈釣りなどをして海釣りを楽しんでいました。
で、私が若い頃は、10月10日の体育の日前後の時期は、たいてい爆釣が期待できる嬉しい時期でもあったのです。
今では幻となったアイナメやカレイはもちろん、セイゴ、メイタ、キス、ハゼなどがほぼ入れ食い状態で釣れていたからです。
投げ竿2本でも、忙しいぐらい竿先に付けたスズが鳴って、とても3本出す気にはなれないほど、ちょい投げ釣りは退屈しない釣り方でもあったのです。
夏の魚と冬の魚が混合するまさに百花繚乱の釣りが楽しめ、100グラムのアオムシで中型クーラー満タンぐらいの釣果があり、私も自ら包丁を持って、いろいろな魚を捌いては、いろいろな料理法をして楽しんでいました。
カレイやヒラメの5枚卸やウナギやアナゴなどの長物も、何度も捌いたことがあるんです。
釣り魚料理の本を何冊も買い込んで、いろいろな料理をしては台所を散らかすので、妻にいつも怒られていました。(涙)
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魚種にこだわらなければサビキ釣りやちょい投げ釣りが鉄板!
ちょい投げ釣りをすると、ポイント次第ですがいろいろな魚が次々に釣れます。
ヘチ・落とし込み釣りではこれからの時期よく釣れる25センチぐらいのキビレ。
このサイズは塩焼きが美味しいものです。
湾奥でもよく釣れるのがハゼですが、通好みの方しか狙わない対象魚になりつつあります。
ハゼの卵巣の塩辛は知る人ぞ知る逸品です。
秋晴れの下で、ちょい投げ釣りを楽しむのは、気分も爽快になります。
湾奥ではまず釣れない魚の一つがメゴチ。
あまり歓迎されませんが、私はメゴチの刺身と天ぷらと一夜干しが大好きなので、今の福間の海浜公園ができる前の福間漁港にメゴチばかりを50匹以上釣りに行って、いろいろな料理法を楽しんだことがあります。
メゴチは江戸前ではてんぷらが当たり前ですが、実は刺身がうまい魚でもあるのです。
難点は、あのヌメヌメの粘液とエラ近くにある左右のトゲです。
これがために、多くの釣り人はメゴチを嫌います。
トンマことヒイラギも美味しい魚ですが、ヌメヌメの粘液があるため歓迎されてはいません。
キスが一般的に好まれるのは、姿かたちが良いことと、粘液がないことが大きな要因だと思われます。
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秋のサビキ釣りはまさに収穫の時期
夏休みの頃に豆アジだったアジゴが、博多湾の湾奥でも18センチぐらいになるのが秋の時期です。
この時期は、15センチから25センチぐらいのサバゴもサビキ釣りでよく釣れる時期です。
サバゴは、生で食べるのは厳禁ですし、美味しくありません。
空揚げや竜田揚げなど揚げ物にすると、美味しく食べれます。
カマスもサビキで釣れます。
30センチを超えるカマスは食べても美味しいですし、釣りの対象魚としても魅力がある魚の一つです。
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博多湾では10月と云えばタチウオやサゴシも釣れ始める時期です!
実は過日あたしの後輩のH君が博多湾某所で指4本のタチウオを釣ったそうです。
ただし、それを聞いて同じ場所でタチウオテンヤをしたS君はダメだったとのこと。
H君も朝の3時から竿出ししてもサゴシのライズが見られず、タチウオのアタリもなかったとのこと。
今年の博多湾の湾奥で、はサゴシが良く釣れているとの情報は、まだ聞いておりません。
サゴシが釣れ始めて、そのうちにタチウオに代わるというイメージが私にはあります。
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ヘチ釣りも秋はいろいろな魚が狙えます!
小郡市在住のKさんは、過日こちらのシーバスを釣りました。
カニをエサにしたヘチ釣りでです。
今の時期のこのサイズのシーバスは、実に釣り甲斐があるスリリングな引きをしてくれます。
Kさんは行くたびに、これぐらいのチヌは難なく釣ります。
カニエサを使うと、魚種は限られますが釣れる魚のサイズがUPします。
アオムシを夜のヘチ・落とし込み釣りで使うと、こんな感じの釣果となります。
ヘチ・落とし込み釣りの常連さんが次々に釣れます。
数も型も狙える時期ですので、自己記録更新を狙っている方は今の時期がチャンスです!!
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