今年の博多湾は、悲しいことに私の大好きなメバルが今のところ絶不調です。(涙)
勤務先の後輩たちが、糸島方面のいろいろな漁港に夜釣りに行っても、釣れるのはチビメバルばかりとの報告がありました。
また、この時期私は、福岡市の海釣り公園の「最近の釣果」というのをよく参考にするのですが、今年は海釣り公園の夕方からのメバル狙いですら数も型もイマイチどころかイマサンぐらいの釣果ばかりです。
去年は、数は少ないものの型の良い20センチオーバーのメバルが、どこかしこで散発的に釣れましたが、今年は去年よりも数が少ない上にチビメバルばっかりで、メバルらしい小気味よいアタリと引き味をまるで堪能することができないでいます。
私は、博多湾が絶不調な時に、「仕切り直し」の意味も兼ねて、能古島に釣りに行くようにしています。
能古島に釣りに行きますと、ほとんどボウズはありませんし、「予想外の魚」が釣れたりすることが多々あるのです。
今日はあいにく北西の風がかなり強く、海上は白波が立っていましたが、ひるむことなく釣行致しました。
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北西の風が強い能古島の波止で仕方なく竿出しをした博多の釣りバカ
能古島行きの渡船場からも海上は白波が立っていて、北西の風が強いのがはっきり分かりましたが、せっかく姪浜までやってきて引き返すわけにもいきません。
問答無用で「能古島行きの往復切符」を自販機で買いました。
箱崎埠頭や須崎埠頭などで竿を出すよりはマシだろうとの浅薄な考えからです。^^;
渡船に乗りますと、かなり強い北西の風が吹いています。
もはや引き返すことはできません。
能古島に着いてお気に入りのロックフィッシュポイントを探りましたが、大潮の上げ2分程度の潮位では、どこのポイントも釣りにならないありさまでした。
波止の際には海藻が茂っています。
海藻がまだ生えている時に良い釣果だった記憶がほとんどないのです。^^;
この時点で既に暗雲の兆し!!
潮位は低く、水深もないために、どこを探ってもアタリなしです。(涙)
至らぬところばかりを探って、根掛かりをしては、仕掛けを作り直すこと3回。
竿を防波堤の上に置きっぱなしにして、時合と暗くなるのを待ちました。
暗くなったら、本当に釣れるのかどうかは分かりませんし、いつが時合なのかすら分からりません。確たる自信もこの状況下ではありませんが、竿をほったらかして暗くなるのを待ちました。
先端の水銀灯に灯りが灯ってもしばらく待って、おもむろにハリにアオムシを刺して船道目がけて前打ちをしますと、竿先に重苦しい鈍いアタリが!!!
竿先を送り込んで少しずらしてアワセを入れますと、海底を這うような重苦しい引き具合の魚が掛かっています。^^;
メイタではなく、アイナメでもなく、何だろうと?と思いリールを巻きますと、正体はこちらのタケノコメバルでした。
薄暗い中、アコウか?と思いましたがタケノコメバルだったのでガッカリ!!^^;
でも、30センチはありそうな、なかなかの大きさのタケノコメバルです。
次ぎを狙っていろいろなポイントを探りましたが、まるでアタリなし。
この場所を諦めて、渡船場付近を探りました。
ですが、釣れるのはチビメバルと20センチぐらいのアラカブだけ!
チビメバルは50センチぐらいのタナでも食ってきました。
この時点で8時半となり、8時45分の姪浜行きの渡船で戻れるように仕掛けを切って、釣り具をまとめました。
結局釣れたのはこれだけ。
尺はありそうなタケノコメバル、20センチ程度のアラカブ2匹、15センチ程度のメバル4匹。
市営渡船で能古島に渡る価値があるかどうかが、微妙な釣果でした。
2018年の4月の能古島釣行の結果
北西の風が強すぎて、主だったポイントは潮位が低すぎて釣りになりませんでした。
大潮の切り返しで、上げの1~2分から釣り始めましたが、ロックフィッシュにはそもそも大潮は向いていません。
結局、お目当ての型の良いメバルは釣れませんでした。
今年はどこのポイントでも型の良いメバルが釣れません。
型の良いメバルを浅いタナで釣るのがこの時期のメバル釣りの楽しみ方だというのに!!
釣れた魚や、ハリが付いたエサを触っても、海水温はまだまだ冷たいようです。
姪浜に向かう渡船に乗っていても、まだまだ夜は寒いくらいです。
4月の半ばだというのに、今年の「博多湾の春の訪れ」は、もう少し時間がかかりそうです。
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