私が高価なエサ箱を買わなくなって久しくなります。
30代~40代で沖防によく通っていた時期は複数個のカニ桶やフィッシングベルトに着けるエサ箱なども、それなりに値の張るものを使っていました。
カニ桶は経年劣化で周りの金具が外れて、日当たりの良い場所に放置しておくと、いつしかバラバラになってしまったり、安物ですと底が抜けて使い物にならなくなります。
底が抜けたカニ桶など、何の役にも立ちません。(笑)
私が沖防に渡っていた頃によく使っていたエサ箱がこちら。
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![]() ダイワ(Daiwa) エサ箱ベイト 360T 04730149 |
更にこれに似たようなエサ箱も使っていました。
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![]() シマノ 餌箱 サーモベイト SPECIAL CS-033N ブラック |
複雑なエサ箱を使うことで色々な種類のエサを入れることが出来て一見すると便利にも思えますが、実はそうでもないのです。
高価で複雑なエサ箱は、少なくとも私には要らない!という結論に達しました。
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私が安物のエサ箱しか使わなくなった理由
私が安物のエサ箱しか使わなくなった理由は概ね3つ。
1つは、ベルトから外して釣り場に忘れることが多々あるのです。
もう1つは、ベルト通しの部分が折れやすい構造になっていること。
更にもう一つは、洗ったりするときに面倒で、強く洗っていると壊れる。
値段が高い上に、壊れやすく、意図的に再購入を促しているのでは?とすら思うことがしばしばありました。
複雑な構造のエサ箱は、洗いにくいだけです。
これまで何十個もエサ箱を買ってきて辿り着いた結論がシンプルで安物のエサ箱を2~3個持つことだったのです。
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私が釣り場でバッグにエサ箱を2つ付ける理由。
安物のエサ箱はシンプルです。
シンプルだからこそ洗いやすいのが最大のメリットです。
しかも、お値段も200円ぐらいですから釣り場に忘れても腹も立ちません。
安物ですからベルトに掛ける部分もシンプルで壊れにくく、耐久性が高いのです。
私は小さな斜めかけバッグに安物のエサ箱を二つ付けて釣りをすることが多いのです。
バックは、男性雑誌の付録についていたモノで、これがサイズ的にヘチ釣りをするのに最適なんです。(笑)
2つのエサ箱の中はこんな感じです。
一つにはアオムシを50gぐらい入れて、もう一つにはエサに付けたアオムシの残りを入れて、切ったアオムシを混ぜないようにしています。
この利点は2つ。
切ったアオムシを混ぜると、アオムシの弱りが早くなるような気がするので混ぜないようにすること。
もう一つは、アオムシは部分によって使い分けすることができるからです。
アオムシの頭の太い部分は、チヌやスズキに向いており、尻尾の細い部分はクロやメバルやキスを釣るのに向いています。
なので、同じ場所で釣りをしている時でも、狙うタナを随時変えるように、アオムシをエサにしたときは、狙う魚で使う部分を替えているのです。
もちろんですが、夏場は氷が入ったクーラーの中に新聞紙を敷いてエサ箱ごと保存するようにします。
エサの鮮度にも気を配らないと、釣れる魚も釣れません。
また、カニエサなどの時もカニをエサ箱に数匹入れれば、紐が付いたカニ桶などぶら提げて回る必要がありません。
カニ桶はいかにもチヌ釣り師みたいな風情がありますが、持って廻るのに面倒なだけです。
こげなこと書いていると釣り具メーカーから嫌われるかもしれませんが、50年以上釣りをしている私のエサ箱に対する考え方がお役に立てば幸いです。
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