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台風9号が通り過ぎた博多湾の湾奥で今季最高の53・5センチのチヌを釣った博多の釣りバカ

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8月8日の日曜日。

東京オリンピックの最終日でした。

夕方から釣りに行くつもりで、妻からお米5キロやノンアルビール6個×3ケース、玉ねぎ、牛乳、ジャガイモ・・・と云った重たいものを買って来るように頼まれました。

メモを見ながら手際よく買い物が出来るようになりましたが、カゴいっぱいの商品をカートに乗せて待っているお客がズラリと並んでいると、ただでさえ気が短いのに…いやになります。

ですが、皆さん文句も言わずに順番待ちしているのですから、一人で大声を出すような「暴走老人」になるわけにはいきません。

待っている通路にレイアウトされているお菓子などを眺めながら、涼しい顔して自分の番が来るのを待つしか仕方ありません。

で、大きなレジ袋3つを持って自宅の駐車場からエレベーターまで行くのが難儀です。

あまりの重さに手の平にレジ袋が食い込んで、痛いのなんの・・・。

買った品物をキッチン近くまで運び込むのが「私の休みの日課」となっています。

一つ年上の妻が上から目線で「よろしい! 夕方からどうぞ自由に釣りに行ってもいいけんね~!」と、ありがたい言葉を賜りました。

ところが、台風9号が近づいてきているせいで、夕方になり風が強くなり、雨も強くなり、さすがに釣りを断念せざるを得なくなりました。

妻も「この雨風やったら、さすがに行かんちゃね~!?」と苦笑いしていました。

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台風9号は温帯低気圧に変わり午後から完全に晴れ間が見えてきました!

8月9日の祝日。

午前中は風もあり、雨も降っていましたが、午後から晴れ間が見え始めました。

夕方5時過ぎに自宅を出て、東浜の森山環境サポートの自販機で飲料水を購入するのが私の掟です。(笑)

見慣れない100円のドリンクを購入して、東浜の西側でかなり前にPEラインを巻いたスピニングリールのスプール調整のために、15号のオモリを付けて何度か投げて、スプールの糸巻き具合を調整しました。

PEラインにオモリを付けて投げては巻くだけですと、マジで本当のバカですから、これまた随分以前に買ったダイソーのメタルバイブを投げてみました。

フックがダブルの変わったフックです。

飛距離も出ますし、適度に震えながら巻き取れますし、100円だったら上出来です。

何度か投げましたが、ここでメタルバイブでシーバスを釣ろうなどと云う気は毛頭ありませんので、すぐに片づけて砂山に移動することにしました。

あくまでPEラインを巻いたスピニングリールのスプール調整のためでした。

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レイアウトが変わった東浜の砂山でたまにお会いする方が使っていた竿

東浜の砂山に移動しますと、またしても作業場のレイアウトが変わっていました。

船の横にあったブロックの建物が移動しています。

ですが、相変らず停泊している船はずっと同じ位置で、釣りづらい位置なんです。

今日は、闇夜の大潮の最終日で満潮が22時56分ですから、丁度良いタイミングでの上げ潮狙いです。

東浜の船だまりは、海水がコーヒー牛乳のような色をしていましたが、砂山付近はいくらかマシですが、かなり濁っています。

この濁りだと、メイタ~チヌが登場するかも?と思いつつ、まだまだ明るいので、ゆっくりと仕掛けを作っていると、たまにお会いする方がクルマで来られました。

変わった竿を使われているので、尋ねてみますと、黒鯛工房の中通しのヘチ竿とのことです。

「この竿だと、カラス貝のダンゴをバリバリ・・食べている感触が伝わるんですよね~!」と、目を細めておられました。

カラス貝をエサにドンドン釣り歩いて行き、いつしか視界から消えてしまいました。

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明るいうちからアラカブが2匹釣れた!

明るいうちからカラス貝をエサに釣り進む方を見ていますと、私も竿を出してみることにしました。

アオムシが前回同様に、冷蔵庫の出し入れでぐったりしています。

1~2ヒロはさすがに全くアタリがないので、海面から6メートルぐらいの深さを探ることにしました。

竿を握ったままじっとしていますと、竿先がグイグイと曲がるアタリが!

一呼吸おいてアワセを入れますと、なかなかの引き具合の果てに釣れ上がったのがこちらです。

24センチぐらいのアラカブですが、まだ明るい夕方の7時前に釣れることは珍しいので、少しビックリ!

ですが、この砂山ポイントの釣れ方を暗示するのが「アラカブが釣れること」なのです。

昨年からの私の経験則では、アラカブが釣れるときは他にもポツリポツリ・・・アタリがあることが多いのです。

幸先いいぞ~!などとブツブツ言いながらすぐ近くで今度は水深5メートルでのアタリがありました。

先ほどより少し小さい22センチぐらいのアラカブです。

まだ暗くならない時間帯にアラカブが2匹釣れたことで、一気に期待感が膨らみましたが、それ以降は1時間以上全くアタリすらありません。

途中夕陽が沈むのを眺めながら竿を出すのは、いつものことです。

カメラだろうとスマホだろうと、本当に見える風景をそのまま映すことは不可能です。

釣り場からみる夕陽や夕焼けは、画像とは比べ物にならぬほど綺麗で、癒されます。

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最後の最後で釣れた今年最高の53・5センチの年なしのチヌ

アラカブが明るいうちから2匹釣れたのに、その後はさっぱり。

クロも釣れなければ、メバルもいません。

最近常連さんの手の平+尻尾のサイズのキビレすら釣れません。

そうしていると、カラス貝でチヌを狙っていた方が、クルマに乗って帰りの挨拶をしてくださいました。

「今日は濁りがあるから良さそう気がしたんですが、アタリもありませんでした!」と苦笑いしながら帰って行かれました。

8時半ぐらいでしたので、エサのアオムシも余っているので、真っ暗になった一番最初に竿を出したポイントに戻って、エサを付け替えて探りました。

すると、1ヒロのタナでアタリがあり、ゆっくり待ってアワセを入れますと、明らかにチヌらしき魚が釣れています。

何度か竿を絞り込むファイトをしてくれましたが、先月釣った5キロぐらいのアカエイの記憶や残像が体に残っているので、余裕でタモを出そうとしました。

ところが、タモ網がベルトの金具に絡まって、ジョイントを起こそうにもジョイントが起きません。

仕方ないので、左手でチヌが付いたままの竿を持って、時折引くときはイトを出しながら、タモ網に絡んだ金具を外してタモを伸ばして、なんとかチヌを網の中に掬い入れました。

タモの柄を縮めながら掬ったチヌを海中から引き揚げるときの重さにビックリ!

明らかに2キロは、ゆうにある重さ!!!

50センチ径のタモ枠から尻尾がはみ出す大きさと顔(頭)の大きさに、今年一番の大きさのチヌであることがすぐに分かりました。

これほど大きいとは思っていませんでした!

ところが、こんな時に限ってサビたメジャーがなく、サイズが測れません。

とりあえず、ストリンガーで活かしておいて、どうにかしてサイズを測ることにしました。

24センチと22センチのアラカブが凄く小さく見えます。

がまかつのプラスチックの30センチのメジャーとストリンガーのロープの長さでチヌを測りました。

やっぱりというか、今年最高の53・5センチ

別にチヌを専門に狙っているわけではないのですが、今年4枚目の年なしのチヌです。

顔がデカく、白っぽくなった私みたいな爺のチヌです。(笑)

撮影後、タモ入れて暫く海水に馴らして逃がすと、元気よく泳いで逃げ去りました。

7月に砂山ポイントで52・0センチと50センチジャストの年なしのチヌを2枚釣り、8月に入り53・5センチのチヌが釣れました。

タックルも仕掛けもエサも、掛かったタナの深さもみんな同じです。

昨年は砂山ポイントでは1枚も年なしのチヌを釣っていませんが、今年は数が釣れませんが掛かるとデカいチヌばかりです。

本当はデカいメバルだと、マジで嬉しいのですが、どちらも狙って釣れるわけではありません。

台風9号が過ぎて濁った博多湾の湾奥で、年なしのチヌに出会えただけでも「感謝」です。

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